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登山ザックの選び方|初心者は日帰り20〜30Lから。買い直しを重ねた本音

登山ザック8個を床に並べた俯瞰写真。8個買って、2つだけ残った 登山道具・ギア

⏱ 30秒でわかる結論

日帰りの登山ザックは20〜30L。迷ったら小さめ、そして軽いほうを選んでおけば大きく外しません。

容量は大きいほど良いわけではなくて、大きいと、そのぶん詰め込みます。作りのほうは軽さと剛性がトレードオフ。合う合わないは肩ベルトと腰ベルトで決まるので、最後は店で背負って決めます。6年で日本百名山100座を完登したハイカーが、買っては手放してきた実物で書きました。

  • 容量=日帰りは20〜30L。山小屋に泊まるなら30〜40L
  • 軽さ=正義。ただし軽いほど本体はフニャフニャになる
  • 背負い心地=肩ベルトと腰ベルト。ここだけはネットで分からない
  • 雨蓋・ポケット・背面収納=あると便利。でも後付けでどうにかなる
  • ハイドレーション対応=後付けが効かない。買う前に決めておく

「登山用のザックって、結局どれを買えばいいの?」お店に行くと20Lから70Lまで並んでいて、値段も1万円台から4万円まで幅があります。容量の数字を見ても、その差が自分に何をもたらすのかが分からない。私も最初はそうでした。

この記事では、日帰りの低山から始める人に向けて、カタログのスペックの読み方より、買って、使って、使わなくなった理由のほうを中心に、ザックを選ぶときに私が見るところを書きました。

書いているのは、6年かけて日本百名山100座を完登したハイカーです(運営者プロフィール)。ここに出てくるザックは全部、自分で買って背負ったものです。

この記事でわかること

  • 対象読者:これから最初の登山ザックを買う人・日帰りの低山から始める人
  • 結論:日帰りは20〜30L。軽さを優先して、最後は店で背負って決める
  • 見どころ:買っては手放してきたザックの実物写真と、手放した理由
  • 読む時間:約10分

登山ザックの選び方|初心者が見るのはこの7か所

カタログには細かい数字がたくさん並んでいますが、初めての1つで見るところは、だいたいこの7つに絞れます。ネットで決められるものと、店に行かないと決められないものが混ざっているのもポイントです。

見る場所日帰り低山の目安どこで判断できるか
容量20〜30Lネットで決められる
重さ軽いほど良い。体感では1kg前後が目安ネットで決められる
背面の作り(フレームの有無)荷物が軽いうちはどちらでも可店で背中側を押すと早い
肩ベルト・腰ベルト背負って痛くないこと店でしか分からない
背面長(S/M/Lのサイズ展開)展開があるモデルは自分の背中に合わせる店でしか分からない
雨蓋・ポケット・背面収納あると便利。無くても後付けできるネットで分かる
ハイドレーション対応使う予定があるなら必須後付けが効かない

買い方は、一度お店で自分で背負ってみて、安く買いたいならネットで安いところを探す。この順番が一番失敗が少ないです。

容量は日帰りなら20〜30L 大きいと、そのぶん詰め込む

日帰りなら20リットルから30リットルくらいで足ります。

大きいザックを買うと、最初は心配で何でも詰め込んでしまいます。空いていると、なんとなく入れてしまうんですよね。使うかどうか分からないものまで。そうやって重くなった荷物を担ぐと歩くのが遅くなって、結局バテます。バテて時間がかかると、そのぶん遭難のリスクも上がる。だから容量は、大は小を兼ねません。

参考までに、うちにある一番大きいのがこれです。

OSPREY AETHER PLUS 70 の正面。黒い大型ザック
70リットルのザック。テント泊や連泊向けの大きさで、日帰りで持ち出すことはない

70リットル。日帰りでこれを背負う人はいません。ただ、初めて店に行くと、こういうのも同じ棚に並んでいます。しかも背負ってみると意外と気持ちいい。それで「せっかくだから大きめを」となりがちです。

行き先容量の目安ひとこと
日帰りの低山20〜30L最初の1つはここ。迷ったら小さめで
日帰りでも荷物が増える日(冬・カメラ・共同装備)30〜35L2つ目に検討するサイズ
山小屋に1泊30〜40L着替えと防寒着が増える分
テント泊・連泊50L以上最初に買うものではない

私の場合、最初はモンベルの25リットルくらいのものでした。そこから荷物が増えて30リットル、35リットル・・と買い足していった。これは失敗というより、行く山が変わったのも大きいです。順番としては、間違っていなかったかな。最初から大きいのを買っていたら、たぶん重い荷物のまま低山を歩いていたと思います。

軽さと剛性はトレードオフ ただし例外もある

軽さは正義なのですが、軽くいこうとするとザックがフニャフニャになります。逆にがっつりした造りにすると重くなる。原則として、両立はしません。ポケット類も同じで、多くなればその分だけ生地が増えて、やっぱり重くなる。

いまの日帰りのメインは、ノースフェイスのトレラン用です。トレイルランニングはやりませんけどね。それでもトレラン用を持ち出してしまう理由はやっぱり軽さ重視になっているからです。そしてこのザックの気に入っているのは、サイドにペットボトルが2つ入るところ。

そのかわり、正直に言えばフニャフニャです。背面を見てもらうと分かりやすいです。

THE NORTH FACE のトレラン用ザックの背面。ベスト型のメッシュ構造
ノースのトレラン用の背面。メッシュのベスト型で、軽いが剛性がない(FP18/NM61756・販売終了)

メッシュのベスト型で、板も骨も入っていない。軽いが剛性がない、という作りです。荷物を詰めると形がぐにゃっとなるので、いれるもののバランスも重要になってきます。

ところが、この理屈に当てはまらないのがマムートのほうでした。背面に骨(フレーム)が入っていて、ノースより頑丈。それでいて軽い。そしてザックの形のおかげか、結構物が入ります。宿泊が入る日にこちらを持ち出すのが多いです。

MAMMUT のザックの背面。背面パッド・ショルダーベルト・腰ベルト
マムートの背面。背面に骨が入っていて、ノースより頑丈(Ducan 30/2530-00320)

つまり「軽い=頼りない」と決めつけなくてもいいです。作りと構造しだいで、そこそこ両立しているモデルもあります。だから重さの数字だけで決めずに、実際の作りを見て選んだほうがいいです。

逆の端にあるのが、私の持っているオスプレーです。とにかく丈夫で、腰ベルトでギシッと固めると、背負ったときにしっかり安定して背負っていて実際の重さより軽く感じます。そこは本当に良くできています。ただ、ザック自体が重い。この重さをどう考えるか、というところなんです。私の場合は、山の登り方が軽さ重視になってきたぶん、だんだん家で留守番が多くなりました。

軽く見えるザックにも、フレームが入っていることがある

もうひとつ、うちにある青いノースフェイスもそうでした。生地は薄いのに、背面には細い骨が通っています。

THE NORTH FACE の青いザックの背面。ショルダーハーネスと細いフレーム
青いノースフェイスの背面。薄い作りだけど、側面に細い骨が通っている

この骨あるとないとでは背負ったときの安定感が違う。店で背中側を手で触ってみると、入っているかどうかは分かります。カタログを読むより、実際に触ってみたほうがわかりやすいと思います。

「合わない」の原因は、だいたい肩ベルトと腰ベルト

いろいろ買ってきて「合わない」と感じた原因は、だいたい肩ベルトと腰ベルトでした。ここは本当に個人差があります。

腰でしっかり留めたいと思うと腰ベルトがごついモデルになって、ザック自体が重くなる。その代わり肩はラクになる。軽いザックにすると、今度は肩に負担がくる。結局は好みの問題で、どこで折り合いをつけるかとなってきます。

karrimor ridge 50+ の背面。厚いショルダーベルトと腰ベルト
大きいザックの背面。腰ベルトが分厚いぶん腰で支えられる。そのかわり本体は重い

背面の作りにも好みが出ます。背中との間に空間を作って蒸れを逃がすタイプと、背中にぴったり付けて荷物を体に寄せるタイプ。

OSPREY Kestrel 38 の背面。メッシュの背面パネル
背中側にメッシュのパネルが張ってあるタイプ。背中との間に空気が通る

どちらが良いという話ではなくて、夏に背中の汗が気になる人はメッシュのほうが快適です。汗をかくほうなので、暑い時期はこの手の作りがありがたいです。

それと、ザックにはS・M・Lのようなサイズ展開があるモデルがあります。身長ではなく背中の長さ(背面長)で選ぶもので、ここが合っていないと腰ベルトの位置がずれます。腰で支えるつもりが、全部肩にきてしまう。展開があるモデルなら、店員さんに測ってもらうのが早いです。モデルによっては自分で調整できる物もあります。

そして店で背負うときは、できれば重り(荷物)を入れた状態で背負わせてもらう。空のザックはどれも軽くて、どれも良く感じます。当たりが出るのは重さが乗ってからなので。

女性用は、モデル名そのものが違うことがある

ここは知らないと確実に損をするところです。ザックは背面長で合わせる道具なので、メーカーによっては女性向けの型を別に用意しています。胸の辺りのベルトの作りも違います。ところがモデルの名前が変わってしまうものがあって、男性用の名前で探しているかぎり一生たどり着けません

メーカーよく見かける名前女性向けの名前
オスプレーケストレルカイト
オスプレーイーサーエーリエル
ノースフェイステルス45/35別名なし。背面長のWM/M/Lで合わせる
ミレーサースフェー NX 40+5名前は同じで【ウィメンズ】が別品番(MIS0755)

オスプレーが一番わかりづらい。ケストレルとカイト、イーサーとエーリエルは、名前だけ見ても関係があると分かりません。ミレーは名前こそ同じですが、ウィメンズが別品番になります。ノースフェイスのテルスは少し事情が違って、2022年に女性用モデルをやめ、背面長のサイズ違い(WM・M・L)で合わせる形に変わりました。つまり名前で分かれる場合・品番で分かれる場合・サイズで分かれる場合の三通りがある、ということです。

私自身は男性用しか使っていないので、背負い心地までは書けませんが。ただ「同じシリーズでも別の名前が用意されている」ということだけ知っていれば、店員さんに聞けばわかります。ネットで男性用を買ってしまってから気づくのが、いちばん後悔するパターンです。

雨蓋・ポケット・背面収納 後付けできるものとできないもの

ここからは細かい好みの話です。ただ、使い勝手にいちばん効いてくるのもこのあたりだったりします。

上をパカッと開ける蓋(雨蓋)は、付いている方が個人的には好きです。小物をすぐ取り出せるし、雨が本体の中に入りにくい(気がするだけかもしれませんが)。

OSPREY Kestrel 38 の正面。雨蓋つきの黒いザック
雨蓋つきのタイプ。上のポケットに行動食や地図を放り込んでおける

逆に、雨蓋がないタイプもあります。この青いノースフェイスは、泊まり用のつもりで買ったものですが使う回数が減ってしまいました。

THE NORTH FACE の青いザック(ロールトップ・雨蓋なし)の正面
上をくるくる巻いて閉じるタイプ。雨蓋がない

上を巻いて閉じる形で、雨蓋がない。作り自体は悪くないんだけど、背負ってみると私には使いにくかったです。行動食や手袋の置き場所がなくて、そのたびに本体を開けることになる。結局、出番はぐっと減りました。荷物がとても多くなった日には引っぱり出すこともありますが、今はそれくらいです。

背中側の外にポコッと入れられる収納も、あると便利です。レインウェアとか脱いだ服を後ろに突っ込めて、また必要になったらすぐ取り出せる。脱いだときに、いちいちザックを開けなくていい。

物によっては、ゴムのコードで解いているザックもあります。外側にコードがジグザグに渡してあって、そこに脱いだ服を挟み込む。ポケットのように仕切られていないぶん、かさばるものでも押し込めます。

とはいえ、無ければ無いで後付けもできます。カラビナやコード類を100均で買ってきて工夫すれば、そのへんはどうにでもなる。私のミレーに付いているゴムコードも、後から自分で買って通したものです(少し下の写真)。外付けのポケットも売っています。

私が肩ベルトに付けているのも、100均のペットボトルホルダーです。肩のところにペットボトルを入れたかったので、買ってきて付けました。専用品でなくても、だいたいアイデアと探せば何とかなります。

EXPED Flash Pack Pocket(ザックに後付けする外付けのメッシュポケット)
後付けの外付けポケット。背面に収納がなくても後から足せる
ザックのショルダーベルトに後付けした100均のペットボトルホルダーの接写
ショルダーベルトに後付けした100均のペットボトルホルダー。こういう細かいところは、あとから足せる
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ハイドレーション対応は、後付けが効かない

ただ、その後付けが効きにくいものもあります。給水チューブ(ハイドレーション)を使う予定なら、対応しているザックを買ったほうがいい。水の袋を中に吊るす場所と、チューブを外に出す穴。ここは買ったあとで足すのが難しいところです。

チューブを使う利点は、歩きながら飲めることと、左右に重さが偏らないこと。とはいえ、ノースのようにサイドポケットへペットボトルを挿すやり方でも困りません。どちらが正解という話ではないので、使う予定があるかどうかだけ、買う前に決めておくといいです。

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なお、水の袋(リザーバー)のほうは、ペットボトルにつなぐアダプタもあります。ザックさえ対応していれば、手持ちのペットボトルで始められる、というわけです。

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買って、使わなくなったザックの話

ここからは私が使わなくなった話をしてみようと思います。

これまでに買ってきたのは、モンベル、コロンビア、ミレー、マムート、ノースフェイス、オスプレー、カリマー、それにトレラン系のメーカーのもの。数えたことはないけれど、けっこうな数を買ってきました。ほかに、去年買った雪山専用のがっちりしたものが2つあります。

一番使ったのはミレー ただしポケットが多すぎた

MILLET SAAS FEE 40+5 の正面。雨蓋つきの縦長のザック
ミレーのザック。ポケットが多くて便利だけど、多すぎて分からなくなる

一番よく使ったのはミレーでした。ポケットが多くて便利です。ただ、多すぎてどこに何を入れたか分からなくなる。歩きながら「あれ、どっちに入れたっけ」と探すことになるんですよね。

それと縦長の形なので、登っている最中に後頭部がガツンと当たる。急な登りで上を向くと当たる。あれは地味にイライラします。

いいところもあって、中が2層に分かれています。下の段にアイゼンを入れられるので、雪山でも使えました。今では完全に冬用です。夏や春、秋はほとんど出しません。ポケットが多いのも、冬は使いどころがあるということなんだと思います。大きいザックが要るときに、山友に貸すこともあります。

引っ掛けて破れた

手放した理由であるのが、破れたこと。岩や枝に引っ掛けたのか気がついたら穴が空いていたものもありました。もともと耐久性がそこまで良くなかったのかも。

ただ私の場合、使わなくなった理由でいちばん多いのは重さでした。壊れていなくても、重いものから棚に残っていく。結局最後は軽さ重視で選ぶようになっていきました。

大きいザックも同じです。70リットルのオスプレーは、いま出番が全然ありません。山でみんなで鍋でもやろうか、というときに使うかもしれない。そう思って置いてあります。

カリマーのほうは、少し変わった使い方になりました。遠征のときに、コロコロのスーツケースの代わりに持っていく。荷物を全部この中に入れて、普段使っているザックごと放り込んで新幹線に乗る。登る時はレンタカーでお休みです。山で背負うことは、もうほとんどなくなりました。

karrimor ridge 50+ の正面。オレンジの大型ザック
50リットル級。いまは遠征のとき、スーツケース代わりに使っている

この記事に出てきたザック

ここまでに出てきた5つのザックを並べておきます。どれも自分で買って背負ったものです。ただ、いま主力にしているのは別の2つで、しかも片方は皮肉にも、もう買えません。

私が使ってきたもののうち3つは、同じ物が今は買えません。青いノースフェイス(FP45)は販売終了、ミレーは旧型で現在は後継のNX、カリマーのリッジは50+が廃番になり、現行のリッジは40+が最大です。なので、今買えるものに置き換えて載せています。

ノースだけ2つ並べています。雨蓋がないのが不便だったという人には、雨蓋つきのテルス45軽さとロールトップが良かったという人には、サム45(約940g・ロールトップ)。どちらが正解かは使い方しだいです。

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ここまで買い直してきて言えるのは、最初の1つで正解を引こうとしなくていいということです。行く山が変われば必要な容量も変わるし、背負ってみて初めて分かることのほうが多いのです。安いところから始めて、不満が出たところだけ入れ替えていく。改造していく。そのほうが結果的に安く済みます。

タイプ別のおすすめと、私が今使っている2つ

ここまでを、読む人のタイプ別に整理しておきます。

こういう人にはこう選ぶ
とりあえず近所の低山に行ってみたいまずは手持ちのリュックでも歩ける。買うならば20〜30L
これから続けるつもりがある20〜30Lで、軽いほうを。背負い心地で決める
荷物が多くなりがち・冬も考えている30〜35Lで、背面に骨が入っているタイプ
山小屋泊まで見ている30〜40L。雨蓋つきだと小物の置き場所に困らない
汗をかきやすい背中側がメッシュで、空間があるタイプ
給水チューブを使ってみたいハイドレーション対応のモデルを最初から

予算の話をすると、初心者はモンベルの店に行くのが一番安く済みます。国産で、値段の割に作りと使い勝手がいい。今でもトレッキングポールとダウンはモンベルです。海外メーカーはどうしても目移りするんだけど、最初の1周目はモンベルで揃えて、使いながら不満が出たところだけ入れ替える。そのほうが無駄が少ないです。

軸としては、軽さ重視か、頑丈さ重視か。ここで選ぶものが変わります。日帰りの低山から始めるなら荷物も少ないので、ガチガチのザックじゃなくていい。軽いほうから入るのがおすすめです。

私が今使っているのは2つだけ

これだけ買っておいて、実際によく持ち出しているのは2つです。トレラン用のノースフェイスと、マムート。日帰りはノース、宿泊が入る日はマムート。それ以外は家でお留守番している事が多いです。

いろいろ試した結論として、やっぱり軽さは正義。移動距離が長い日、高低差のある日ほど、そう感じます。ザックが軽いと、その分だけ水や行動食を足せる。安全側にも効いてきます。

よくある質問

Q. 登山用のザックでないとだめですか。普通のリュックでは?
A. 日帰りの低山なら、手持ちのリュックでもとりあえず歩けます。ただ腰ベルトがないと、重さが全部肩にきます。体感ですが、荷物が5kgを超えるあたりから差が出るので、続けるつもりなら20〜30Lの登山用を買ったほうがラクです。

Q. 初心者におすすめのメーカーはどこですか?
A. モンベルです。国産で値段の割に作りと使い勝手がよく、店舗で背負って試せます。ほかにノースフェイスやミレー。がっちりした作りが好みなら、オスプレーやカリマーあたりも候補になります。

Q. 軽いザックは壊れやすいですか?
A. 生地が薄いぶん、岩や枝に引っ掛けると破れやすいです。私も引っ掛けて穴があいた事があります。特にサイドポケット。ただ日帰りの低山で荷物が軽いうちは、軽さのメリットのほうが大きいと思っています。

Q. ザックカバーは必要ですか?
A. 雨蓋つきでも本体は防水ではないので、雨の日には必要です。最初から内蔵されているモデルもあります。中の荷物はジップロック等の袋に分けておくと、カバーと二重で守れます。

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Q. 結局、容量はいくつあれば足りますか?
A. 日帰りの低山なら20〜30L。山小屋に1泊するなら30〜40L、テント泊なら50L以上です。迷ったら小さめを選んでください。大きいと、そのぶん詰め込みます。

まとめ

登山ザックの選び方、私の結論

  • 容量:日帰りは20〜30L。迷ったら小さめ。大きいと、そのぶん詰め込む
  • 軽さ:正義。ただし軽いほど本体は柔らかい。フレーム入りで軽いモデルもある
  • 背負い心地:肩ベルトと腰ベルト。ここは店で背負って決める
  • 雨蓋・ポケット・背面収納:あると便利。無ければ後付けで足せる
  • ハイドレーション対応:後付けが効かない。使う予定があるなら買う前に

最初の1つで正解を見つける必要はありません。私は何度も買い直してきて、いまメインで使っているものは2つだけになりました。それでも、その回り道があったから「軽さは正義」に行き着きました。まずは店で背負ってみるところから。

次に読む

ザックが決まったら、次は中身と足元です。

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