関西百名山・鈴鹿セブンマウンテンのひとつ、入道ヶ岳(にゅうどうがたけ・標高906m)。三重県鈴鹿市に位置し、鈴鹿山脈の南端にある山
山名の由来は諸説あるみたいだけど、丸く穏やかな山容が入道(坊主頭)を連想させるとも言われてりいるみたい。麓には伊勢国一宮・椿大神社があり、参拝とセットにできる点がほかの鈴鹿の山にはない魅力。
王道は椿大神社の駐車場から二本松尾根を往復するルート。けど今回は北尾根コースで登り、二本松尾根で下りる周回を選んだ。
日帰りで歩ける日程感で、山頂からは伊勢湾が見渡せる。百名山完登者の本音で、鈴鹿セブンの入り口にちょうどいい山を紹介する。
この記事でわかること
- 北尾根コース→二本松尾根の周回ルートの様子
- 椿大神社スタートの段取り(参拝も込み)
- 8合目からパッと開ける景色と伊勢湾の眺め
- 山頂での鍋ランチ(本当に鳥がきた話)
- 鈴鹿セブン初挑戦にすすめる理由
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 入道ヶ岳(906m) |
| 分類 | 関西百名山・鈴鹿セブンマウンテン |
| ルート | 北尾根コース登山口 → 山頂 → 二本松尾根 周回 |
| 日程 | 2019年11月17日(日)日帰り |
| 行動時間 | 6時間56分 |
| 距離 | 7.5km |
| 累積標高 | 登り810m / 下り810m |
| コース定数 | 19(ふつう) |
| 天気 | 快晴 |

椿大神社からスタートした理由
鈴鹿セブンマウンテンは、御在所岳・藤原岳・雨乞岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・鎌ヶ岳・入道ヶ岳の7座。入道ヶ岳はその南端で、個人的には「鈴鹿でいちばん気軽に行ける山」という印象
この山の面白いところは、登山口が椿大神社のすぐそばにあること。麓に伊勢国一宮がある山というのは珍しい。せっかくなので、登山前に参拝して登山の無事を祈ってからの出発

第3駐車場は広くて停めやすい。スタート前の紅葉がすでにきれいで、服装を誤ったこと(気温が思いのほか高い)を除けばテンション高めのスタートだった。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
北尾根コース登山口(9:38発)
椿大神社バス停を通過し、愛宕社を経て北尾根コースの登山口へ。9:38登山スタート。

序盤は樹林帯の中をひたすら歩く。大きな変化はないが、木漏れ日が気持ちいい区間。足元にはキノコがあちこちに。秋の終わりらしい雰囲気で、しっとりした道が続いる。




途中、送電線の鉄塔を通過。鉄塔の下から空を見上げるのが好きで、違う角度でも1枚撮ってしまった😍


山小屋〜8合目
山小屋に到着。ここまではとにかく地味な樹林帯。「鈴鹿ってこういう感じか」という印象だった。

この辺でキノコや虫を発見しながらのんびり歩く。秋色の木々もうっすら残っていて目を楽しませてくれた。



8合目あたりから景色が一変する。空の青と木々の赤が鮮やかになってきてた


さらに進むと青空がどんどん広がって、稜線に出た瞬間の開放感!!気持ちいい!!



山頂到着
北の頭へ。そこから少し歩いて14:12に入道ヶ岳山頂。
山頂からの眺めがすごかった。一気に視界が開けて伊勢湾が見える。右手には鈴鹿の山々が連なって、晴れた日の鈴鹿。すごく気持ちいい



12時20分。山頂の草原に腰を下ろして、眼下に広がる伊勢湾の景色を満喫する。雲一つない快晴で、海岸線がくっきりと見える絶景タイム。

山頂でジャンプ写真を撮って喜ぶ。一緒に山友さんと二人で

山頂ランチ
山頂でお昼は鶏鍋。お昼の準備をしていたら一緒に登った山友さんから担々麺鍋のお裾分けまでもらって食べ過ぎ状態。最後はご飯を入れて締め。デザートの葡萄までいただいた。
ランチが長くなりすぎて、下山が押した。予定していたご褒美スイーツは次回のお預けに🤣







二本松尾根で下山

下りは二本松尾根。下山開始から二本松避難小屋を通過し、登山口駐車場へ
下山ルートは木々の生命力を感じる。根っこが大きく張り出した道が続いて、キノコもたくさん


沢を越えて駐車場に近づくと、途中で「あれ、ここはどこ?」と一瞬ルートがわからなくなる場面もあった(結局、問題なく下山)。



下山後は椿大神社へ
椿大神社へ再訪。下山の無事を感謝して、招福の玉を撫でてお願いをする。かなえ滝にも立ち寄った。お願い事については秘密。



無事に16:08、第3駐車場へ。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 東名阪自動車道 鈴鹿ICまたは四日市ICから
- 鈴鹿IC → 県道沿いに南下で約20分
- 椿大神社周辺に複数の駐車場あり(第1〜第3)
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 椿大神社 第1・2駐車場 | 多数 | 無料 | 神社参拝者も利用 |
| 第3駐車場 | 多数 | 無料 | 登山者は第3がおすすめ |
日曜の朝9時前後に到着したが余裕で停められた。鈴鹿セブンの中では駐車場が広くてアクセスしやすい山。
公共交通機関の場合
- 近鉄四日市駅 → 三重交通バス「椿大神社」バス停下車
- 本数が少ないので時刻表の事前確認を推奨
鈴鹿ビギナーにすすめる理由(独断と偏見)
鈴鹿セブンの7座を比べたとき、入道ヶ岳は「最初に登るなら」おすすめ
第1位に推す理由は3つ。
まず、コース定数が19(ふつう)と7座の中でも体力的にやさしい。累積標高810mとそこそこ登りはあるが、岩場も鎖場もなく危険箇所が少ない。
次に、椿大神社がある。
そして山頂からの伊勢湾の眺め。標高900mそこそこで海が見える鈴鹿なれではの山
鈴鹿セブンの中では、御在所岳や鎌ヶ岳のほうが岩場があって迫力があるが、まずは入道ヶ岳で鈴鹿の空気感を感じてからもあり。
よくある質問(入道ヶ岳 Q&A)
Q. 入道ヶ岳の難易度は?
鈴鹿セブンの中では最もやさしい部類。岩場・鎖場なし。累積標高810m、コース定数19(ふつう)。登山経験が数回あれば問題なく歩けるレベル。
Q. 北尾根コースと二本松尾根、どっちがいい?
北尾根コースはやや単調な樹林帯が続くが、山頂への稜線が気持ちいい。二本松尾根は下山に使うと変化があって楽しい。周回ルートにすると両方楽しめておすすめ。
Q. 椿大神社の駐車場は混雑する?
土日の午前中でも比較的ゆったりしていた(2019年11月時点)。正月など初詣シーズンは込み合う可能性あり。
Q. 山頂からの眺めは?
晴れると伊勢湾が一望できる。鈴鹿の山々も北方向に連なって見えて、御在所岳・鎌ヶ岳・藤原岳の位置関係も把握できる。
Q. 適期はいつ?
春(4〜5月)と秋(10〜11月)がベスト。11月中旬は紅葉の終わりかけだが、青空との対比がきれいだった。夏は蒸し暑い樹林帯が続くので、早朝スタート推奨。
装備について
入道ヶ岳は技術的な難所のない山だが、累積800m超あるので足元は登山靴で行きたい。11月は登山口の気温が高くても山頂は風があって冷える。レイヤリングの調整ができる格好で。
登山保険はどこの山でも入っておきたい。年間数千円でけが・遭難時の捜索費用をカバーできるものがあるので、まだの人はチェックを。
鈴鹿セブン、他の山の記録も読んでほしい
鈴鹿セブンは入道ヶ岳のほかにも個性的な山がそろっている。岩場が楽しい御在所岳、山頂の福寿草が有名な藤原岳の記録もある。入道ヶ岳と合わせてどうぞ。
では、またどこかのお山で👋





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