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【097座目】立山 室堂から雄山・大汝山・真砂岳・別山を縦走|みくりが池温泉泊の贅沢プラン

立山 100名山

⚠️ 現在の火山活動・登山道・入山規制の状況は、必ず最新の公式情報(気象庁・自治体)でご確認ください。本記事は筆者が登った当時の記録です。

はじめに

立山は「登っていそうで登っていなかった」山だった。とにかく遠いし、自家用車でそのまま登山口に行けないし、小屋の予約も取りにくい。

2024年10月、室堂から雄山・大汝山・別山まで縦走して、みくりが池温泉に泊まってきた。

(登山日:2024年10月26日)



登山データ

項目データ
登山日2024年10月26日〜27日(1泊2日)
行動時間7時間20分(2日間合計)
距離16.9km
累積標高(上り/下り)1,248m / 1,736m
コース定数30(きつい)
ルート室堂 → 一ノ越 → 雄山 → 大汝山 → 富士ノ折立 → 真砂岳 → 別山 → 剱御前小舎 → 雷鳥沢 → みくりが池温泉(泊)→ 弥陀ヶ原散策

アクセス情報

項目詳細
出発地立山駅(富山県立山町)
駐車場立山駅周辺に無料駐車場あり。10月は車中泊でも余裕あり
アクセス立山駅 → ケーブルカー(美女平)→ バス(室堂)
所要時間立山駅から室堂まで約1時間
注意点始発便は時期により遅くなる。ネット予約でも始発が取れないことも
運賃・時刻表立山黒部アルペンルート公式の運賃時刻表で確認(2026年8月29日閲覧)
宿泊みくりが池温泉 公式サイト(2026年8月29日閲覧)

室堂の標高は約2,450m。一気に高度を上げるので、高山病には注意。到着後すぐにハードな登りをしないよう、ペース配分を意識したい。

今回わかったこと

  • 室堂までは観光ルートだけど、登り始めれば本格的な山
  • 大汝山〜真砂岳〜別山の稜線は必見!
  • みくりが池温泉泊は心も体も癒やされる贅沢プラン

実は、当初は剱岳から立山へ抜けて“激下り回避ルート”を考えていたんですが、気づけば山小屋の営業も終了😅

(今思えば、行こうと思えば行けたんだけどね…笑)

というわけで今回は、立山観光を兼ねたご褒美登山

久しぶりに「小屋泊まりの贅沢」を味わってきました✨


アクセスとルート

立山駅からケーブルカーで美女平へ。

立山駅のきっぷうりば
立山駅。ネットで予約したチケットをここで発券🎫
立山ケーブルカーの車両
8時のケーブルカーで出発

さらにバスで室堂ターミナルへ向かいます。

美女平からの室堂行き高原バス車内
美女平からのバスは、運良く1番前の席に✌️

途中では観光案内のような車内アナウンスもあり、ちょっとした観光気分🎵

高原バスの車窓から見えた紅葉
車窓には紅葉も🍁

室堂ターミナルの標高は約2,450m。

一気に高度を上げるので、高山病には注意!

室堂ターミナル前の立山の石碑
やっと室堂に到着

ここから登山スタート。

整備された登山道を進み、まずは雄山を目指します。

室堂から雄山への石畳の登山道
整備された道を、まずは雄山を目指す

雄山〜大汝山〜別山へ

最初は緩やかでも、途中から急登に。

一の越から雄山への急な登り
意外と急登じゃん

でもそのぶん景色は最高!!

途中には赤と黄色の目印(赤=上り、黄色=下り)があり、ちょっとした遊び心も。

雄山への岩場に付けられた赤い目印
赤が登りで、黄色が下りの目印

雄山山頂からは薬師岳方面の眺めが広がります。

「いつか、ここから薬師岳へ縦走したいな」と思わせる絶景でした。

雄山神社峰本社の鳥居
雄山山頂の鳥居と峰本社
雄山山頂からの大展望
山頂からの展望。お腹が空いたのでここで🍙

さらに進んで大汝山へ。

ここまで来ると人も減り、静かな稜線歩きが始まります。

見えてきた稜線が「歩きたい!」とワクワクするほど美しく、

気づけばあっという間に大汝山に到着。

大汝山から黒部方面の展望
いい眺め!!

そして、真砂岳への稜線歩きがまさに“ご褒美”

風も穏やかで、立山らしい広がりのある景観に包まれました。

そこから別山へ。

振り返ると歩いてきた稜線が絵のようで、

進行方向にはドーンと迫る剱岳。

歩いてきた立山の稜線を振り返る
振り返ると、歩いてきた稜線が
別山付近から望む剱岳
剱は見る方向で感じが変わる山

昔の人が「地獄」を想像したというのも納得です…。

噴気を上げる地獄谷の全景
眼下に地獄谷。まさに“地獄だよ〜”🔥

小屋泊の贅沢時間

別山から剱御前小舎へ。

当然ながらこの時期はすでに小屋は閉まっていましたが、

「ここに泊まって剱岳に挑むのは…ちょっとハードかな😅」と実感。

剱御前小舎付近の建物とベンチ
ここから雷鳥沢までの下りが長い

その後、雷鳥荘方面へ長い下り。

さらに登り返して、今夜の宿「みくりが池温泉」へ。

雷鳥沢キャンプ場と石畳の道
雷鳥沢キャンプ場。ここからの登り返しが辛い💦
みくりが池温泉の外観
みくりが池温泉に到着♨️

ここは“山小屋”というよりほぼホテル級

みくりが池温泉の食堂の掲示板
食堂の掲示板メニュー

温泉・ビール・ケーキ、そして沈む夕日…。

稜線に沈む夕日
わざと遅い時間の夕食にして、夕焼けを楽しむ
池に映る逆さ立山
風が止まった瞬間を狙って、池に映る逆さ立山を

雷鳥さんまで姿を見せてくれて、

まさに“立山のご褒美タイム”でした🫶

みくりが池温泉の夕食のお品書き
夕飯のお品書き
みくりが池温泉の朝食バイキング
朝ごはんはバイキング🤩

下山後の余韻

翌日は弥陀ヶ原を散策して、少し早い秋を満喫。

朝の室堂と稜線から昇る朝日
朝は寒い。宿が快適すぎて、のんびり出発
弥陀ヶ原の周辺案内図
翌日は弥陀ヶ原を散策

紅葉も終わりかけながら、風の香りに季節の移ろいを感じました。

今シーズンのアルプス登山は、これでひと区切り。

…と言いつつ、どこかまだ行きそうな気もするけどね😆

紅葉の谷と遠くの薬師岳方面
大好きな薬師岳(かな?)が見えて、今回もおつかれさまでした

立山は“観光地の顔”と“本格登山の顔”をあわせ持つ不思議な山。

初心者にも上級者にも、それぞれの楽しみ方がある名山です🌿


よくある質問(FAQ)

Q. 立山は初心者でも登れる?

雄山までなら、無雪期に限れば登山経験が浅くても歩ける道だと思う。ただし一ノ越から先は急な岩場で、下りのほうが怖い。私が歩いた10月下旬は雪がなかったけれど、室堂平は例年この時期から積雪が始まる。雪や凍結があるなら初心者向けの山ではなくなる。大汝山〜別山の縦走は距離もあるので、ある程度の経験がある人向け。

Q. みくりが池温泉ってどんなところ?

山小屋というよりほぼホテル。温泉、ケーキセット、地酒まで楽しめる。窓側の部屋なら寝転びながら景色を楽しめる贅沢な空間。

Q. 立山の紅葉の見頃は?

9月下旬〜10月中旬が目安。10月下旬は終わりかけだけど、それでも稜線歩きの景色は圧巻。

Q. 雄山だけ登って帰るのはもったいない?

もったいない。大汝山から先の稜線は人も少なく、真砂岳〜別山の景色は立山のハイライト。時間と体力が許すなら、ぜひ縦走を。


10月下旬の立山、私が持って行った装備

一般的な装備リストではなく、2024年10月26〜27日に私が実際に持って行ったものを書く。

防寒はダウンと手袋

10月下旬の室堂は、朝には水たまりが凍っていた。標高3,000mの稜線を歩くので、防寒はダウンと手袋を持って行った。私の場合はこの2つで足りている。

チェーンスパイクは持って行かなかった(真似しないでほしい)

10月下旬の3,000m級と聞くと滑り止めが要りそうに思えるが、私は持って行っていない。出発前に最新の状況を調べて、この日は要らないと判断したからだ。

ただし、これは記録であって推奨ではない。立山黒部アルペンルート公式は「例年、室堂平では、10月下旬頃から積雪があります。」と案内している(公式FAQ・2026年8月29日閲覧)。私が歩いた10月26〜27日はまさにその時期で、2日目の朝には水たまりが凍っていた。雪がなかったのは、その年のその日がそうだっただけだ。

だから装備は日付で決めない。前日の夜と当日の朝に室堂の状況を確認して、雪や凍結がありそうなら滑り止めを持つ。そして現地で予想外の雪や氷に出くわしたら、装備がないなら引き返す。そこだけは決めておいたほうがいい。

小屋泊で持って行ってよかったもの

みくりが池温泉は温泉に入れる。せっかく風呂に入るので、タオルと着替えは持って行ってよかった。きれいなものを着たかった、それだけの理由だけど。


これから立山に登る人へ

立山は観光地として有名だけど、雄山から先に足を伸ばせば本格的な稜線歩きが待っている。大汝山〜真砂岳〜別山の縦走路は、歩いてきた道を振り返るたびに感動する稜線。

みくりが池温泉に泊まれば、温泉に夕日に雷鳥と、ご褒美づくしの山旅になるはず。

👉 日本百名山 全100座の完登記録を見る

では、またどこかのお山で👋

百名山100座で使い続けた装備

日焼け止めから靴・インソール・靴下・サポートタイツまで。日本百名山100座で実際に使い、最後まで残った装備を、選んだ理由や使い分けとともにまとめました。

👉 100座で最後まで残った登山装備を見る


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