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【100座目】剱岳 早月尾根ルート|日帰りで百名山完登!コースタイム・アクセス・装備ガイド

剱岳 早月尾根ルートからの眺望 100名山

剱岳・早月尾根。気づけば、これが100座目でした

百名山の100座目は、剱岳でした。狙ったわけではありません。登りたい山に登っていたら、最後が偶然、ここになったんです。
ルートに選んだのは早月尾根。定番の別山尾根ではなく、あえてこちらにした理由は、後で書きますね。

🎥 動画でも紹介してます

百名山完登者が選ぶ北アルプス絶景TOP3を60秒の動画にまとめました。剱岳もランクインしています!


登山データ

項目データ
登山日2025年9月27日(日帰り)
行動時間13時間46分
距離15.6km
累積標高(上り/下り)2,902m / 2,901m
コース定数54(きつい)
ルート馬場島 → 早月小屋 → 剱岳山頂 → 同ルート下山

アクセス・駐車場情報

項目詳細
登山口馬場島(富山県上市町)
駐車場馬場島公共駐車場・野営場(無料)
出発時間日帰りなら深夜2時台スタートが目安
公共交通北陸新幹線「富山駅」→ レンタカーが現実的

早月尾根は累積標高差約2,900m。北アルプス屈指のロングルート。日帰りなら深夜出発が必須。

※累積標高はYAMAPの実測値です。一般的に紹介される標高差は約2,239m(馬場島 標高760m → 剱岳 山頂2,999m)。


必要な装備

装備ポイント
ヘルメット標高2,400m以上の岩場区間では必須
登山靴岩場・鎖場が多い。ソールのしっかりしたものを
ヘッドランプ深夜出発なので必須。予備電池も
水分行動時間14時間。最低2L以上
防寒着山頂付近は9月でも霜が降りるほど冷える

登山でわかったこと

  1. 登山口から早月小屋までは、階段と木の根っこの急勾配が続く
  2. 早月小屋を過ぎ、標高2,400mを超えると本格的な岩場が登場(ヘルメット必須)
  3. 核心部は「カニのハサミ」だけじゃない
  4. 下山の修行を避けたいなら、別山尾根も選択肢
  5. 達成感は半端ない

早月尾根を選んだ理由

「え、なんで定番の別山尾根じゃないの?」
答えはシンプル。鎖場の渋滞が嫌だったから🤣

でも歩いてみると…早月尾根、想像以上に手強かった!
スタート直後から急勾配の階段と木の根っこの修行ゾーンが続きます。


試練の連続

標高2,400mを超えると、いよいよ本格的な岩場が登場。
ヘルメットはここから必須です。

そして登山者憧れの 「カニのハサミ」
ここを越えても油断禁物。むしろその先の道の方が難しい場面も。
頭の中で「まっさかさ〜ま〜に〜🎶」がエンドレス再生(笑)
途中、「ここ下るの怖くない?」なんて思う瞬間もあり、別山尾根で下山する案が真剣に頭をよぎるほどの緊張感です。


登山者との声のかけ合い

鎖場での「気をつけて!」の一言は本当に大事。
お互いの安全を守る小さなけれど大きなコミュニケーションです。


100座目の山頂で、何も起きなかった

剱岳の山頂に立ちました。これで百名山、100座目。完登です。

でも、正直に書きますね。何の感情も、湧いてきませんでした。

登り終えたら、もっと特別な気持ちになるものだと思っていたんです。込み上げてくるものがあるはずだ、と。でも、実際にそこにあったのは──「ああ、終わったな」。ただ、それだけの感覚でした。


むしろ、帰りが怖かった

山頂で頭を占めていたのは、達成感より別のことでした。帰りが、怖い。

早月尾根の下りは長いんです。あの岩場を、また降りるのか。山頂にいる間も、心の片隅でずっと下山のことを考えていました。

実際、下りはきつかった。岩場や木の根に足を取られ、ペースはガクッと落ちます。想像以上に体力と時間を使いました。それでも、無事に降りられたときの安堵は、山頂の達成感より大きかったかもしれません。


気づいたら、100座が終わっていた

ささやかな思い出が、ひとつだけあります。山頂で近くにいた登山者の方と、少し言葉を交わしました。「実は、これで100名山が最後なんです」。そう伝えると、その方は少し驚いた顔をしていました。

お祝いも、横断幕も、涙もありません。いつものように景色を眺めて、いつものようにご飯を食べて、帰りの時間を考えて、そろそろ降りるかと腰を上げる。それが、私の100座目でした。

振り返っても、ドラマチックな話は出てきません。一座一座は、きつかったし、大変でした。でも、めちゃくちゃ努力したわけでも、研究し尽くしたわけでもないんです。登りたい山に登っていたら、気づいたときには100座が終わっていました。たぶん、そういう登り方だったから、特別な感動もなかったのだと思います。


よくある質問(FAQ)

Q. 早月尾根と別山尾根、どっちがいい?

別山尾根はハイシーズンに鎖場で渋滞する。静かに登りたいなら早月尾根。ただし下りが長くて体力を消耗するので、足に自信がない人は別山尾根で室堂に抜けるのもアリ。

Q. 「カニのハサミ」は怖い?

核心部として有名だけど、実はその先の岩場の方が緊張する場面も。鎖場ですれ違うときの声かけが大事。

Q. 早月尾根の日帰りは可能?

可能だけど、行動時間は14時間前後。深夜2時台にスタートして、下山は夕方。体力と経験が必要なルート。

Q. 早月小屋に泊まるべき?

体力に不安があるなら小屋泊がおすすめ。1泊2日なら余裕を持って楽しめる。営業期間は要確認。


これから剱岳に登る人へ

剱岳は「試練と憧れ」の山と言われます。早月尾根を歩いてみて、その言葉に納得しました。急登と岩場の連続で、下りは修行そのもの。体力にも技術にも、しっかり向き合わされる山でした。これから登る方は、早月尾根の長い下りまで含めて、余裕のある計画を立ててくださいね。

それでも、ひとつだけ変わったことがあります。山と登山に、少し自信が持てるようになりました。といっても、たいしたことではありません。自分よりすごい登山者は、いくらでもいます。100座登っても、お金がもらえるわけでも、給料が上がるわけでもない。百名山完登は、目指して掴んだ勲章というより、歩き続けた結果としてついてきたもの。私にとって剱岳は、その節目に静かに立っていた山でした。私は今も、ただの一人の登山者です。

剱岳のツアーが向いている人

早月尾根を日帰りで登った(百名山完登のラスト)。標高差2,200mを直登する体力勝負のルートで、標高2,400mを超えると本格的な岩場が続く。一般ルートの別山尾根もカニのタテバイ・ヨコバイなど鎖場の連続で、滑落事故の多い山。判断経験のあるガイドが先導してくれる安心感は大きいと感じる。

  • 別山尾根のカニのタテバイ・ヨコバイなど鎖場の連続が不安な人
  • 早月尾根の標高差2,200m日帰りに自信がない人
  • 雪渓の通過判断に自信がない人
  • 初めての剱岳でひとりは不安な人
  • 剣山荘・剣澤小屋・早月小屋の予約や行程を任せたい人

こういった方には、ガイド同行ツアーが向いている。クラブツーリズムは添乗員+登山ガイドが同行するプランを複数設定しており、初級から上級まで難易度別に選べる。

項目内容
主なツアー日程3泊4日〜
料金の目安118,000〜255,000円
難易度上級(参加条件あり)
添乗員・ガイド同行あり
宿泊剣山荘・剣澤小屋・早月小屋など

※料金・日程・空き状況はクラブツーリズムの公式サイトで最新情報を確認してほしい。ツアー参加経験がないため、上記はサイト掲載情報をそのまま記載している。

クラブツーリズムで国内登山ツアーを探す("剱岳"で絞り込み可能)(外部の登山ツアー一覧ページへ移動します)

では、またどこかのお山で👋

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百名山100座で使い続けた装備

百名山を100座登る中で、本当に使い続けた装備だけをレビュー記事にまとめた。山道具選びの参考にどうぞ。


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