荒島岳、百名山13座目。
結論から言うと、ドロドロの粘土質と急登の連続で、想像以上にハードな山だった。
雨上がりの登山道は滑りまくり、名物「もちが壁」は傾斜がきつくて足が上がらない。でも山頂から見えた雪化粧の白山は最高だったし、10月下旬の紅葉もきれいだった。下山は登りと同じくらい時間がかかるという、なかなかの修行っぷり💦

この記事でわかること
- 勝原コースの実際のコースタイムと難易度
- 雨上がりのドロドロ登山道の実態と対策
- 名物「もちが壁」の様子
- 山頂からの白山の展望
- 駐車場・アクセス情報と注意点
- 下山後の立ち寄りスポット
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 荒島岳(1,523m) |
| ルート | 勝原コース(勝原スキー場跡 ピストン) |
| 日程 | 2020年10月25日(日)日帰り |
| 行動時間 | 6時間41分 |
| 距離 | 8.8km |
| 累積標高 | 登り1,251m / 下り1,248m |
| 天気 | 曇り時々晴れ、一時雨 |
勝原コースを選んだ理由
荒島岳のメインルートといえば勝原コース。JR勝原駅からもアクセスできるし、駐車場も完備。もうひとつの中出コースは小荒島岳を経由するなだらかなルートだけど、今回はオーソドックスに勝原から攻めることにした。
夏頃からずっと気になっていた山で、ようやく秋に実行。ただ、行く途中の高速でガンガン雨が降ってきたときは正直「大丈夫か?」と思った😅
登山口に着いたら雨はやんでいい感じ。ちなみに登山口の入口は道路工事をしていて、気づかずに通過してしまった。登山口あるある💦


コース詳細|時間帯ごとのレポート
勝原スキー場跡〜深谷ノ頭(06:17〜07:52)
6時17分スタート。まずは旧スキー場のゲレンデ跡を登っていく。雨上がりで霧が出ていて、なかなか幻想的。

ゲレンデ跡を抜けると、すぐにかなりの急登。足元はドロドロの粘土質で、早くも洗礼を受ける。

少し登ると陽がさしてきて、気持ちが前向きに。

途中、白山が見えるポイントがあった。白山はもう雪で真っ白。10月下旬でこの白さ、さすが。

深谷ノ頭〜シャクナゲ平(07:52〜08:26)
深谷ノ頭を過ぎると、終わりが見えない階段地帯に突入。ひたすら階段を登り続ける修行ゾーン。

でもこの辺りから紅葉がチラリと顔を覗かせてくれた🍁 秋の荒島岳、色づいた木々が目を楽しませてくれる。
8時24分、シャクナゲ平(1,204m)に到着。道標に「荒島岳山頂」の文字。ここから先が本番。

シャクナゲ平〜もちが壁〜前荒島岳(08:26〜09:01)
シャクナゲ平を過ぎると、荒島岳名物「もちが壁」が待ち構えている。

傾斜がきつくて体が地面にくっつきそうになる。粘土質の急斜面をよじ登る感じで、雨上がりだと余計にキツい。

紅葉がきれいなのが唯一の救い🍁 笹の稜線に出ると、山頂方面が見えてきた。

前荒島岳〜中荒島岳〜山頂(09:01〜09:24)
前荒島岳に到着して「見えてきた!」と思ったら、山頂はさらに奥。騙された(笑)山あるある


中荒島岳を過ぎて、向こう側に晴れ間が見える。もう少し。

山頂(09:24着)
9時24分、荒島岳山頂に到着。「日本百名山 荒島岳 一五二三m」の山頂標が迎えてくれた。後ろには白山がドーンと見える。雪化粧の白山、やっぱりきれい。


方位盤で周囲の山々を確認。360度の展望。

山頂でお昼ごはんにしようとしたら、ここで雨が降り出した☔ 慌ててごはんを食べて下山準備。そしたら雨がやむっていう…山あるある😂

下山(09:38頃〜12:55)
下山がこの日のハイライト(悪い意味で)。
雨上がりのドロドロの登山道を下る。滑りまくりで写真を撮る余裕もない。ドロドロ祭り状態💦 登りと同じくらい時間がかかった。
最後のゲレンデ跡地の下り。桜が植えてある「勝原桜坂」だけど、僕には地獄坂だった(笑)。疲れた足にこの長い下り坂はキツい。


12時55分、ようやく登山口に帰還。靴はドロドロで、駐車場の洗い場に感謝しかない😊

下山後のお楽しみ
帰りに「結ステーション」に立ち寄り。大野市の道の駅的な施設で、荒島岳の山バッジが売っている。お城のバッジもあった。登山の記念にはやっぱりバッジ。


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 北陸自動車道 福井ICから国道158号線を大野方面へ約40km
- 勝原スキー場跡が登山口。道路工事をしている場合、入口を見落としやすいので注意
- 冬期は路面凍結・積雪の可能性あり
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 勝原登山口駐車場 | 約30台 | 無料 | トイレ・洗い場あり |
駐車場にトイレと洗い場があるのがありがたい。特にドロドロになる荒島岳では、下山後の洗い場は必須レベル。ほんとに助かった。
公共交通機関の場合
- JR越美北線「勝原駅」から登山口まで徒歩約20分
- 本数が少ないので事前に時刻表の確認を
必要な装備
勝原コースは急登が続くうえ、粘土質の登山道が特徴。雨上がりは特に足元への対策が重要になる。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴(ハイカット) | 粘土質の急斜面では足首のサポートが必須。ローカットだと滑って危険 |
| ストック | もちが壁の急登や下山時のバランス確保に。特に下りでは必携 |
| レインウェア | 山の天気は変わりやすい。今回も山頂で急に降られた |
| スパッツ(ゲイター) | ドロドロの粘土が靴の中に入るのを防ぐ |
あると便利な装備
- 替えの靴下:ドロドロで靴の中まで浸水する可能性がある。帰りの車内が悲惨にならないように
- ビニール袋:泥だらけの靴やスパッツを入れる用
- タオル:洗い場で靴を洗ったあと、手や靴を拭くのに使う
ドロドロ修行、でも白山は最高だった
正直、荒島岳は思っていた以上にタフだった。標高1,523mで距離8.8kmだから「まあいけるだろう」と思っていたけど、累積標高1,251mの急登と粘土質の登山道が想像以上にキツかった。
特に下山。雨上がりの粘土質を下るのは罰ゲームレベル。登りと同じくらい時間がかかったのは、滑らないように慎重に歩いた結果。写真を撮る余裕すらなかった。
でも、山頂から見えた雪化粧の白山はきれいだったし、10月下旬の紅葉も楽しめた。天気がよければ最高のロケーション。次は晴れの日にリベンジしたい。
まとめ|荒島岳に挑戦する人へ
荒島岳は百名山の中では知名度がそこまで高くないけど、しっかり歯ごたえのある山。特に勝原コースは急登が続くので、体力に自信がある人向け。
勝原コースが向いている人:
- 急登をガンガン登りたい人
- メインルートで山頂を目指したい人
- JRでアクセスしたい人
中出コースの方がいい人:
- 急登が苦手な人
- 小荒島岳も一緒に登りたい人
- なだらかな道が好きな人
天気予報は必ずチェックして、雨上がりはドロドロ覚悟で。洗い場のある駐車場に感謝する日が来る。
よくある質問(荒島岳 Q&A)
Q. 荒島岳の難易度は?
百名山の中では中級レベル。勝原コースは急登が続くので体力が求められる。もちが壁は傾斜がきつく、雨の日は特に注意が必要。技術的な難所はないけど、粘土質の登山道で滑りやすい。
Q. 荒島岳の登山適期は?
5月〜11月が一般的。10月下旬は紅葉がきれいで白山の雪景色も楽しめるのでおすすめ。冬季は積雪があり上級者向け。
Q. 勝原コースのコースタイムは?
一般的なコースタイムは登り約3時間半、下り約2時間半の合計6〜7時間。ただし雨上がりは下山に時間がかかるので余裕をもった計画を。僕は行動時間6時間41分だった。
Q. 荒島岳に初心者でも登れる?
体力があれば登れるけど、初心者にはあまりおすすめしない。急登が長く続くので、普段から登山をしている人向け。初めての百名山なら、もう少し登りやすい山から始めた方がいいかも。
Q. もちが壁ってどのくらいキツい?
シャクナゲ平から山頂へ向かう途中にある急斜面。傾斜がかなりきつくて、粘土質の地面なので雨の日は特に滑りやすい。ロープが設置されている区間もある。ストックがあると登りやすい。下りはさらに注意が必要。
Q. 山バッジはどこで買える?
大野市内の「結ステーション」で購入できる。登山口にはバッジ売り場はないので、下山後に立ち寄るのがおすすめ。大野城のバッジも売っている。
登山をもっと安全に楽しむために
荒島岳は粘土質の急斜面がある山。安全対策はしっかりしておきたい。
- 登山届:登山口にポストがある。オンラインでも提出できるので事前に出しておくと安心
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:荒島岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある
では、またどこかのお山で👋
百名山100座で使い続けた装備
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