
苗場山の山頂に広がる湿原は、まさに「天上の楽園」だった。
3連休ずっと雨で予定していた東北ぶらり旅も諦め、ようやく最終日に晴れマーク☀️ 金峰山?仙丈ヶ岳? いろいろ悩んだ結果、秋を見つけに苗場山へ。
急登を越えて稜線に出た瞬間、ドーンと広がる池塘と湿原。9月下旬、紅葉が始まった秋の苗場山は最高のタイミングだった。ただし登山道はドロドロ。足元との戦いは覚悟しておいたほうがいい💦
百名山56座目、苗場山の祓川コース日帰りレポート。
この記事でわかること
- 苗場山・祓川コースの日帰りルート詳細
- リフトを使ったアクセス方法と料金
- 9月下旬の紅葉と山頂湿原の様子
- 駐車場の混雑状況と注意点
- 登山道のコンディション(ドロドロ具合)
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 苗場山(2,145m) |
| ルート | 祓川コース(和田小屋〜山頂 ピストン) |
| 日程 | 2022年9月25日(日)日帰り |
| 行動時間 | 7時間57分 |
| 距離 | 13.5km |
| 累積標高 | 登り1,237m / 下り1,295m |
| 天気 | 晴れ☀️(午後からガス) |

祓川コースを選んだ理由
苗場山の登山口は主に3つ。3合目登山口、祓川登山口、小赤沢コース。
今回は高速降りてアクセスしやすい祓川登山口を選択。ここにはリフトがあって、ゲレンデの急登をショートカットできるのが大きい。コース全体が整備されていて、迷うような箇所がないのもポイント。
ただし山頂手前の鞍部からの急登はなかなかキツい。特に下りは痩せ尾根で要注意。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
駐車場〜リフト山頂駅(〜07:50)
前日の夜に車を走らせて、道の駅みつまたで仮眠。朝起きて祓川登山口に向かうと、7時前なのに駐車場はほぼ満車。3連休最終日でようやく晴れた日曜日、みんな考えることは同じ(笑)
適当に空いてるスペースに停めて、まずは駐車場からアスファルトの道を上がっていく。これがぼちぼちの急登💦

そしてリフト乗り場に到着。ここで選択肢が2つ。ゲレンデ横を歩いて登るか、リフトに乗るか。
僕は迷わずリフト一択。だって青空の下でリフトに乗りながら紅葉を眺められるんだよ? 乗らない理由がない。モンベル会員なら1,500円(通常2,000円)。6時から8時まで、登りのみ運行。


リフト山頂駅〜神楽ヶ峰(07:50〜09:30頃)
リフトを降りると、さっそく濡れた岩のお出迎え。前日までの雨でコースはドロドロ。乾いた岩は滑りにくいんだけど、濡れた岩と木道はツルツル。



それでも天気は最高☀️ 紅葉も見頃を迎えていて、赤や黄色に染まった山肌がきれい。

岩と木道を交互に進みながら高度を上げていく。濡れたり乾いたりの繰り返しで、足元への集中が続く。

神楽ヶ峰〜苗場山 山頂(09:30〜10:40)
神楽ヶ峰を過ぎると、いよいよ苗場山の姿が見えてきた。これがまた立派な山容で、思わず足が止まる。


ここから一度下ってからの最後の急登。これがなかなかの修行ゾーン。痩せ尾根をグイグイ登っていく🏃♂️

そして急登を越えると――

ドーンと広がる湿原と池塘!

これこれ、これが見たかった。苗場山の山頂は広大な湿原になっていて、無数の池塘が点在している。池塘をよく見ると、顔に見えるものもあったりして面白い👀

山頂〜苗場山頂ヒュッテ(10:40〜11:47)
湿原の木道を歩いて山頂標識に到着。百名山56座目、苗場山登頂! おっとと、山頂標識がちょっと傾いてるよ(笑)

山頂から少し歩くと苗場山頂ヒュッテに到着。ここで山バッジを買って、冷たいジュースで乾杯✨



天気もいいし、景色も最高。正直、泊まっていきたい気分だった。

下山(11:55〜15:26)
名残惜しいけど、下山開始。

振り返ると苗場山の崖崩れの部分が見える。これ、ワイングラス🍷かスプーン🥄に見えない?

下りは登り以上に足元注意。濡れた岩と木道は本当に滑りやすい。慎重に慎重に。


ゲレンデまで下りてくるとガスガスに。午前中に登頂できてよかった。予想通りの天気変化。

下山途中、越後駒ヶ岳や燧ヶ岳、巻機山方面の山並みがチラッと見えた。

アスファルトの道を戻って駐車場に無事到着🚗

帰りはいつもの流れでSAでラーメン。登山後のラーメンは反則的にうまい🍜

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 関越自動車道・湯沢ICから国道17号〜県道で約30分
- 祓川登山口(和田小屋方面)へはかぐらスキー場方面に進む
- 舗装路だが、一部狭い区間あり
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 祓川登山口駐車場 | 約50台 | 500円 | 管理人不在時は料金箱に投入 |
3連休の日曜日、朝7時前でほぼ満車だった。人気の山なので、早朝到着が必須。
トイレ
- 駐車場付近:水洗トイレあり(100円)
- 苗場山頂ヒュッテ:利用可
リフト情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行期間 | 夏〜秋シーズン |
| 運行時間 | 6:00〜8:00(登りのみ) |
| 料金 | 2,000円(モンベル会員1,500円) |
リフトを使うとゲレンデの急登をまるっとスキップできるし、乗りながら景色も楽しめる。朝の時間帯限定なので早めに到着しておきたい。
公共交通機関の場合
- JR上越新幹線「越後湯沢駅」からバスまたはタクシー
- 日帰りだと時間的に慌ただしくなるので、マイカーがおすすめ
必要な装備
祓川コースは整備されているけど、ドロドロの登山道と濡れた岩場がある。足元装備はしっかり準備しておきたい。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴(ハイカット推奨) | 泥道・濡れた岩でグリップ力が重要 |
| レインウェア | 午後からガスが出やすい。天候急変に備えて |
| ストック | 泥道の下りで大活躍。バランス確保に |
| ゲイター(スパッツ) | ドロドロの登山道で靴・ズボンを守る |
あると便利な装備
- 予備の靴下:泥道で靴の中が濡れることも。下山後の着替え用にあると快適
- タオル:汗拭き+靴の泥落とし用に多めに持っておくと安心
天上の楽園、苗場山の湿原に感動
正直、苗場山は「急登を越えた先に何があるか」がすべての山だと思う。
神楽ヶ峰からの下り返しと急登はなかなかキツい。けど、それを越えた瞬間に広がる湿原と池塘の景色は、登ってきた苦労を一瞬で吹き飛ばしてくれる。あの景色はちょっと他の山では味わえない。
9月下旬は紅葉も始まっていて、湿原の草紅葉と青空のコントラストが最高だった。天気がいい日に登れたら、苗場山頂ヒュッテで1泊してゆっくり湿原を楽しむのもいいかもしれない。次はそうしたい。
まとめ|苗場山に挑戦する人へ
苗場山は山頂の湿原が最大の魅力。急登はあるけど、リフトを活用すれば体力を温存できるし、コースも整備されている。
祓川コースが向いている人:
- リフトを活用して効率よく登りたい人
- 山頂湿原と池塘をじっくり楽しみたい人
- 日帰りで百名山を踏みたい人
注意が必要なポイント:
- 雨上がりは登山道がドロドロ。ゲイター必須
- 午後からガスが出やすい。早朝出発が基本
- 山頂手前の急登と痩せ尾根は、特に下りで要注意
紅葉シーズンの9月下旬〜10月上旬は特におすすめ。駐車場が混むので、早朝到着を心がけて。
よくある質問(苗場山 Q&A)
Q. 苗場山の難易度は?
中級レベル。コース自体は整備されているけど、距離13.5km・累積標高1,200m超は体力が必要。山頂手前の急登が核心部。
Q. 苗場山の登山適期は?
6月下旬〜10月中旬。紅葉は9月下旬〜10月上旬が見頃。夏は高山植物、秋は草紅葉と池塘のコラボが楽しめる。
Q. 祓川コースのコースタイムは?
リフト利用で約7〜8時間(休憩含む)。リフトなしだと+1時間程度。
Q. 苗場山に初心者でも登れる?
体力があれば可能だけど、距離が長いので登山経験者向け。特に雨後のドロドロ道は足元に注意。初めての百名山にはおすすめしない。
Q. 苗場山頂ヒュッテは予約が必要?
夏〜秋シーズンは営業中。宿泊は事前予約が必要。山頂でゆっくり湿原を楽しみたいなら泊まりもおすすめ。
Q. 水場はある?
和田小屋と途中の雷清水の2か所。山頂には水場がないので、山小屋で購入するか十分に持参しておくこと。
登山をもっと安全に楽しむために
苗場山は整備されたコースだけど、山は何が起きるかわからない。安全対策はしっかりと。
- 登山届:登山口にポストがある。オンラインでも事前提出できるので、必ず出しておこう
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。山を続けるなら入っておいて損はない
- 天気の確認:午後からガスが出やすい山域。天気予報は前日・当日朝にしっかり確認を
では、またどこかのお山で👋
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