天城山 シャクナゲコース周回|秋の再訪で出会えた紅葉と”ちら富士”

100名山

約1年半ぶりの天城山へ。前回は2月の冬枯れの中だったけど、今回は10月末の秋。

紅葉にはちょっと早いかな…と思いつつ登ってみたら、稜線では赤や黄色に色づいた木々がちらほら。おまけに雲の上からひょっこり富士山まで顔を出してくれた。

「近くて遠い」天城山。登山口までのアクセスはめちゃくちゃ遠いけど、コース自体はコンパクト。秋の再訪レポートをお届けします。


この記事でわかること

  • 秋(10月末)の天城山の紅葉状況
  • シャクナゲコース時計回りのコース詳細
  • 万二郎岳・万三郎岳の見どころ
  • 天城高原駐車場の混雑状況と設備
  • 2回目だからこそ感じた天城山の魅力

登山データ

項目データ
山名天城山・万二郎岳(1,299m)/ 万三郎岳(1,406m)
ルートシャクナゲコース(天城高原駐車場 周回)
日程2023年10月28日(土)日帰り
行動時間4時間25分
距離8.3km
累積標高登り 703m / 下り 701m
天気晴れ ☀️
天城縦走登山口
天城縦走登山口

時計回りを選んだ理由

前回と同じく今回も時計回り。万二郎岳→万三郎岳の順番で歩くルート。

理由はシンプル。二郎さん→三郎さんの順で挨拶したいから(笑)

反時計回りの方が人気があるみたいで、すれ違いが多かったのは逆回りの人たち。時計回りは序盤に急登があるけど、人が少なくて静かに歩けるのがいい。


コース詳細|時間帯ごとのレポート

天城高原駐車場〜登山口(8:07出発)

朝8時の段階で駐車場は余裕たっぷり。しかも無料。シャクナゲの時期は混むかもしれないけど、秋の週末でこの空き具合はありがたい。

足洗い場もあるのが天城山のいいところ。雨の後は足元がドロドロになるから、下山後にしっかり洗える。もちろんトイレも完備。

駐車場から登山口まではすぐ。準備を整えて出発。

苔むした根が張り出す登山道
苔むした根が張り出す登山道

登山口〜万二郎岳(約1時間15分)

樹林帯の中をぐんぐん登っていく。苔むした根っこや岩がゴロゴロした道で、天城山らしい雰囲気。

10月末ということもあって、足元には秋の花がちらほら。

登山道脇に咲く秋の花
登山道脇に咲く秋の花

分岐点の道標を確認。ここは左へ。

分岐点の道標
分岐点の道標

前回は2月で寒さと格闘しながら登ったけど、秋は気温もちょうどよくて歩きやすい。先にスタートを切っている人がいたはずだけど、全然人に会わない。みんな逆回りなのか、それともゴルフかも(笑)

山頂が近づくと展望が開けてくる。雲海の向こうに山並みが広がる景色が見えて、テンションが上がる。

万二郎岳付近からの展望
万二郎岳付近からの展望

万二郎岳 山頂(9:09着)

スタートから約1時間で万二郎岳(1,299m)に到着。

万二郎岳の山頂標識
万二郎岳の山頂標識

山頂に着くと、反対側から登ってきた人がちらほら。やっぱり逆コースが人気みたい。

万二郎岳〜馬の背〜万三郎岳(約1時間10分)

万二郎岳を後にして、稜線を万三郎岳方面へ。この区間が天城山のハイライト。

紅葉が始まりかけていて、赤く色づいた葉が青空に映える。もう少し時期が遅ければ見頃だったかもしれないけど、この「始まりかけ」もまた秋らしくていい。

赤く色づいた紅葉と青空
赤く色づいた紅葉と青空

馬の背を通過。

馬の背の道標
馬の背の道標

そして、この日のベストショット。雲の上にうっすらと富士山が顔を出していた。

ちら富士
ちら富士

天城山は眺望があまり望めない山というイメージだけど、タイミングが合えば富士山が見える。前回の冬はどうだったっけ…。この「ちら富士」は嬉しいサプライズだった。

シャクナゲの群生地を通過。花の時期(5月〜6月頃)ではないけど、トンネルのように枝が覆いかぶさる独特の雰囲気は健在。

シャクナゲのトンネルのような登山道
シャクナゲのトンネルのような登山道

樹林帯の中に白い花が咲いていた。秋でも意外と花があるのが天城山の面白さ。

白い花が咲く樹林帯
白い花が咲く樹林帯

万三郎岳が近づくと、黄葉した木々が目に飛び込んでくる。

黄葉した木々と青空
黄葉した木々と青空

万三郎岳(10:21着)

万三郎岳(1,406m)に到着。天城山の最高峰。

万三郎岳方面の道標
万三郎岳方面の道標

万二郎岳からここまで約1時間10分。稜線歩きを楽しみながらのんびり歩いてこのタイム。コースタイム通りで無理のないペース。

下山(約2時間)

万三郎岳から涸沢分岐点を経由して、天城高原駐車場へ戻る。

下山路は樹林帯の中をひたすら下る。途中、面白いものを発見。苔むした切り株に枝や石で顔が作られていた。誰かのアート作品かな(笑)

苔の切り株に作られた顔アート
苔の切り株に作られた顔アート

ヒメシャラの美しい林を通過。赤褐色のツルツルした幹が特徴的で、天城山ならではの景観。根が露出した道は歩きにくいけど、この雰囲気が好き。

ヒメシャラ林の根が露出した登山道
ヒメシャラ林の根が露出した登山道

12:31、駐車場に帰着。「おつかれさまでした」の看板がお出迎え。

おつかれさまでした
おつかれさまでした

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 沼津ICまたは厚木ICから伊豆スカイラインを利用
  • 天城高原ゴルフ場方面へ。登山口は「天城高原ハイカー専用駐車場」
  • とにかく遠い。東京方面からだと片道3時間以上は見ておいた方がいい

駐車場

駐車場台数料金備考
天城高原ハイカー専用駐車場約100台無料トイレ・足洗い場あり

10月末の土曜、朝8時で駐車場はガラガラ。シャクナゲの季節(5〜6月)は混雑する可能性あり。

公共交通機関の場合

  • 伊豆急行 伊豆高原駅からバスで天城縦走登山口バス停へ
  • バスの本数は少ないので、事前に時刻表を確認しておくこと

必要な装備

シャクナゲコース周回は初心者でも歩けるルートだけど、いくつか注意点あり。

必須装備

装備ポイント
トレッキングシューズ根っこや岩でスリップしやすい。ローカットよりミッドカットが安心
レインウェア伊豆は天気が変わりやすい。急な雨に備えて必携
スパッツ(ゲイター)雨後はぬかるみがひどい。足洗い場はあるけど、泥除けがあると快適

あると便利な装備

  • ストック:根っこの多い道で足元の安定に役立つ
  • 虫除け:樹林帯が多いので夏〜秋は虫が多め

秋の天城山、再訪して思ったこと

前回は2月の冬。葉が全部落ちて、寒風の中を歩いた記憶がある。

今回は10月末の秋。同じコースなのに、全然印象が違う。紅葉の色づき、登山道脇の花、そして「ちら富士」。季節を変えて同じ山に登ると、新しい発見があるのが面白い。

天城山は「近くて遠い山」。アクセスに時間がかかるのが正直しんどいけど、コース自体はコンパクトで歩きやすいから、日帰りで無理なく楽しめる。

眺望は限られるけど、樹林帯の雰囲気やシャクナゲのトンネル、ヒメシャラの林など、森歩きの魅力が詰まった山だと思う。


まとめ|天城山に挑戦する人へ

天城山は百名山の中では比較的登りやすい山。ただし、アクセスの遠さと足元のコンディションには注意。

シャクナゲコースが向いている人:

  • 百名山を始めたばかりの人
  • 日帰りで手軽に百名山を登りたい人
  • 森歩きが好きな人

おすすめの時期:

  • 5〜6月:シャクナゲの花が見頃。ただし混雑する
  • 10月下旬〜11月上旬:紅葉シーズン。人も少なくて快適
  • 冬(1〜2月):積雪は少ないけど寒い。静かな山歩きが楽しめる

2回目の天城山、大満足の山行だった。次来るならシャクナゲの時期もいいかもしれない 🌸


あわせて読みたい

【37座目】天城山 シャクナゲコース|ガスの中でも楽しめる伊豆の百名山

よくある質問(天城山 Q&A)

Q. 天城山の難易度は?

コース定数18で「ふつう」レベル。百名山の中では初心者向け。ただし、根っこや岩の多い道なので、足元には注意が必要。

Q. 天城山の登山適期は?

5月〜11月がベスト。特に5〜6月のシャクナゲシーズンと、10月下旬〜11月上旬の紅葉シーズンがおすすめ。冬も登れるけど、防寒対策は必要。

Q. シャクナゲコースのコースタイムは?

周回で約4〜5時間。今回は4時間25分で完了。のんびり歩いても5時間あれば十分。

Q. 時計回りと反時計回り、どっちがいい?

反時計回りが人気だけど、時計回りなら万二郎岳→万三郎岳の順で登れて、人も少なめ。体力に自信があれば時計回りがおすすめ。


登山をもっと安全に楽しむために

  • 登山届:コンパスやYAMAPで事前に提出しておくと安心
  • 登山保険:年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。万が一に備えて加入しておくのがおすすめ
  • 天気の確認:伊豆エリアは天気が変わりやすい。山の天気予報(てんきとくらす等)を必ずチェック

では、またどこかのお山で👋

コメント

タイトルとURLをコピーしました