秋の朝日連峰、稜線歩きがとにかくよかった。
古寺鉱泉から大朝日岳をピストンしてきたんだけど、古寺山を越えてからの稜線がもう天国。小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳と連なる朝日連峰の山並みがドーンと目に飛び込んでくる。10月中旬で紅葉はぼちぼちだったけど、青空の下の稜線歩きは最高だった。
行動時間は約7時間15分。日帰りでこの充実感、朝日連峰はツボにハマるいい山だった。
この記事でわかること
- 古寺鉱泉からの大朝日岳日帰りピストンのコース詳細
- 10月中旬の紅葉状況と気温・車中泊の注意点
- 古寺鉱泉駐車場の混雑状況
- 小朝日岳〜大朝日岳の稜線の魅力
- 水場が3か所もあるルートの装備ポイント
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 大朝日岳(1,870m) |
| ルート | 古寺鉱泉コース(ピストン) |
| 日程 | 2023年10月14日(土)日帰り |
| 行動時間 | 7時間15分 |
| 距離 | 16.3km |
| 累積標高 | 登り1,670m / 下り1,669m |
| 天気 | 晴れ |

古寺鉱泉コースを選んだ理由
大朝日岳の主要な登山口は「古寺鉱泉」と「朝日鉱泉」の2つ。古寺鉱泉のほうがアクセスがよくて、登山道の整備状況もいい。百名山を日帰りで効率よく登るなら、古寺鉱泉ピストン一択。
それと、稜線に出てからの展望がすごいらしい。天気のいい日を狙って行くことにした。
コース詳細|時間帯ごとのレポート
前日夜〜出発(車中泊が試練)
前夜22時に駐車場に到着。紅葉の時期だけあって、この時点でぼちぼち埋まっていた。
車中泊したんだけど、これがまぁ寒い🥶 上下ダウンにシェルまで着込んだのに、足元から冷え込んでくる。寝袋を持ってこなかったことを激しく後悔。昔「新聞紙が暖かい」って聞いたのを思い出したけど…それは浮浪者スタイル。結局ツェルトを被ってみたら意外と暖かくて、なんとか眠れたのは2時過ぎ。
3時頃にはスタートする人がちらほら。10月は日が短いから、みんな早い。加えて原因不明の腹痛まで発生😵💫 何だかんだで予定どおり5時に出発。
古寺鉱泉〜古寺山(約2時間)
暗い中をヘッドランプで歩き始める。古寺鉱泉跡の橋を渡るとき、凍ってないかちょっとドキドキした。

寒いと思って少し着込んでいったら、風もなく天気もよくて暑くなってきた。途中で水場が出てくるのがありがたい。


古寺山に着くと一気に展望が開ける。


古寺山〜小朝日岳(約30分)
古寺山からは稜線歩き。ここまでの樹林帯の登りが辛かった分、一気にご褒美モードに入る。

小朝日岳に到着! ここからの眺めがまたいい。大朝日岳がドーンと見える。「遠い朝日」の名前のとおり、まだ結構距離がある😆


小朝日岳〜大朝日小屋(約1時間20分)
小朝日岳から大朝日岳に向かう下りは少し急。そこからアップダウンを繰り返しながら稜線を進む。
青空の下、めちゃくちゃ暑い🥹 長ズボンでスタートしたけど、途中でぬぎぬぎして半ズボンにチェンジ。10月中旬でも稜線上は日差しが強い。


避難小屋が見えてきた。紅葉が遅れている年だったみたいで、前日も泊まりの人が多かったらしい。大きなザックの人も多くて、今晩も泊まりの人は多そうだった。


大朝日小屋に到着。豪雪地帯特有の高い階段が特徴的。

時間に余裕があったから、西朝日岳にも行こうかと思案中。
山頂(9:05着)
大朝日岳に到着! 山頂からの眺めは360度の大パノラマ。

ずっと続く稜線の向こうに、吾妻山や磐梯山が見える。以前登った山が見えると、なんだか嬉しくなる。


遠くには飯豊山の姿も。反対側を見ると…あれ、月山の山頂に雲がない。「ガス山」と呼ばれるほど山頂が晴れない山なのに、珍しい☀️ 前回の暴風雨のリベンジが頭をよぎる🔥


いつものようにコーラを飲みながら景色を堪能。山形の方と少し話をしていたら、以東岳からの縦走もおすすめだとか。

…よし、西朝日岳は次回にして、月山に行こう。即下山開始😆
下山(約3時間)
帰りに銀玉水で水を補給。ここは有名な水場で、冷たくておいしい。このルートは水場が3か所もあるから、夏場でも安心。

帰りは小朝日岳を巻き道で通過。行きには気づかなかったけど、小朝日岳あたりの紅葉がなかなか綺麗🍁 今年は赤が少ない年だったみたいだけど、それでもいい感じ。


最後に登ってきた山々を振り返る。よく登ったなぁと、自分を褒めてあげる瞬間。

樹林帯に入ると紅葉のトンネル。木漏れ日が差し込んで目にも優しい。見方によっては新緑にも見える。大好きな組み合わせのひとつ。


朝は暗くて音しかわからなかった沢も、明るくなると気持ちがいい。



12時14分、無事に下山。



さて、月山の山頂が晴れている。これは行くしかない。ササッと月山に移動😆
アクセス・駐車場情報
車の場合
- 山形自動車道 月山ICまたは寒河江ICから国道112号・県道27号経由で古寺鉱泉駐車場へ
- 駐車場手前は未舗装の林道区間あり。普通車でも通行可能だけど、慎重に
- 冬期は林道が閉鎖されるので事前確認が必要
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 古寺鉱泉駐車場(一般車) | 約30台 | 無料 | 登山口から少し下の段 |
| 古寺鉱泉駐車場(宿泊者用) | 約10台 | 無料 | 登山口に最も近い上段 |
紅葉シーズンの週末はかなり混む。僕が22時に着いた時点でぼちぼち埋まっていて、朝にはほぼ満車だった。泊まりの人も多いから、帰っても空かないパターン。早めの到着がおすすめ。
公共交通機関の場合
- JR左沢線 左沢駅からタクシーで約1時間
- バスの便はないので、基本的にマイカーかタクシーでのアクセスになる
必要な装備
古寺鉱泉コースは距離16km超え、累積標高も約1,670m。日帰りとしてはなかなかハード。稜線に出るまでの樹林帯は急登が続くから、それなりの体力と装備が必要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 距離が長いので足首のサポートがしっかりしたもの |
| レインウェア | 稜線上は天候が急変しやすい |
| 防寒着 | 10月の早朝は氷点下近くまで冷え込む。車中泊なら寝袋必須(ツェルトで凌いだ僕が言うから間違いない) |
| ヘッドランプ | 早朝出発が基本。暗い樹林帯を歩くことになる |
| 水分 | ルート上に水場が3か所あるから、大量に持たなくてもOK |
あると便利な装備
- ツェルト:緊急用だけど、今回は車中泊の防寒にも活躍した(笑)
- コンバーチブルパンツ:朝は寒くて長ズボン、稜線で暑くて半ズボン。1本で対応できるから便利
- 寝袋(車中泊する人):10月の山形の夜をナメてはいけない。凍死するかもと思ったのは登山中じゃなくて車の中だった💦
朝日連峰、ツボにハマるいい山だった
正直、大朝日岳って名前は知ってたけど、そこまで期待してなかった。でも実際に歩いてみると、小朝日岳から大朝日岳への稜線がとにかくいい。登山道がクッキリ見えて、どこまでも続く稜線。絶景ハンターとしてはたまらない。
山形の方に「以東岳からの縦走もおすすめ」と教えてもらった。朝日連峰、もっと歩いてみたい山域になった。
そして山頂から月山を見て、即座に下山してリベンジに向かうという(笑)。この行動力、百名山ハンターの性だと思う。

まとめ|大朝日岳に挑戦する人へ
古寺鉱泉コースは距離も累積標高もしっかりあるけど、危険箇所は少なく、稜線に出てからの展望は百名山の中でもトップクラス。水場が豊富なのも安心ポイント。
古寺鉱泉ピストンが向いている人:
- 日帰りで効率よく大朝日岳に登りたい人
- 稜線歩きが好きな人
- 体力に自信がある人(距離16km超え・累積標高1,670m)
泊まりで行くほうがいい人:
- ゆっくり稜線を楽しみたい人(大朝日小屋に宿泊)
- 西朝日岳や以東岳への縦走を考えている人
紅葉シーズンは駐車場が混むから、前日夜の到着がおすすめ。ただし10月の車中泊は本気で寒いから、防寒対策は万全に💦
よくある質問(大朝日岳 Q&A)
Q. 大朝日岳の難易度は?
技術的な難易度は高くない。危険な岩場や鎖場はなし。ただし距離16km・累積標高1,670mとロングルートなので、体力的にはきつい。登山中級者以上向け。
Q. 大朝日岳の登山適期は?
6月下旬〜10月中旬。夏は花が綺麗で水場も豊富。紅葉は9月下旬〜10月中旬が見頃。冬期は積雪が多く、上級者のみ。
Q. 古寺鉱泉コースのコースタイムは?
一般的なコースタイムは往復約9時間45分。僕は7時間15分で歩いたけど、余裕を持って10時間程度で計画するのがおすすめ。早朝出発が基本。
Q. 大朝日岳に初心者でも登れる?
距離と標高差を考えると、登山初心者にはおすすめしない。まずは日帰りで8〜10km程度の山を何回か経験してからチャレンジしたほうがいい。体力に自信があるなら、大朝日小屋で1泊するプランもあり。
Q. 水場はどこにある?
古寺鉱泉コースには3か所の水場がある。1つ目と2つ目は登りの樹林帯、3つ目は銀玉水(大朝日小屋の少し下)。どれも冷たくておいしい。夏場はここで水を補給できるから、全量を担ぐ必要がないのが嬉しい。
Q. 大朝日小屋に泊まるには?
大朝日小屋は無人の避難小屋(協力金制)。寝袋・食料は持参が必要。紅葉シーズンの週末はかなり混むから、早めの到着がおすすめ。トイレあり。
登山をもっと安全に楽しむために
大朝日岳は距離が長いルートだから、安全対策はしっかりしておきたい。
- 登山届:登山口にポストがある。オンラインでも提出できるから、事前に出しておくと安心
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。稜線上は携帯の電波が入りにくい場所もあるから、万が一に備えておこう
- ガイド付き登山:大朝日岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。特に縦走プランはガイドがいると心強い
では、またどこかのお山で👋
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