【82座目】大朝日岳 古寺鉱泉ピストン|秋の朝日連峰、稜線歩きが最高すぎた

ずっと続く稜線 遠くは 吾妻山 磐梯山辺りかな 登った山が見えると 何故か少し嬉しくなる 100名山
ずっと続く稜線 遠くは 吾妻山 磐梯山辺りかな 登った山が見えると 何故か少し嬉しくなる

秋の朝日連峰、稜線歩きがとにかくよかった。

古寺鉱泉から大朝日岳をピストンしてきたんだけど、古寺山を越えてからの稜線がもう天国。小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳と連なる朝日連峰の山並みがドーンと目に飛び込んでくる。10月中旬で紅葉はぼちぼちだったけど、青空の下の稜線歩きは最高だった。

行動時間は約7時間15分。日帰りでこの充実感、朝日連峰はツボにハマるいい山だった。


この記事でわかること

  • 古寺鉱泉からの大朝日岳日帰りピストンのコース詳細
  • 10月中旬の紅葉状況と気温・車中泊の注意点
  • 古寺鉱泉駐車場の混雑状況
  • 小朝日岳〜大朝日岳の稜線の魅力
  • 水場が3か所もあるルートの装備ポイント

登山データ

項目データ
山名大朝日岳(1,870m)
ルート古寺鉱泉コース(ピストン)
日程2023年10月14日(土)日帰り
行動時間7時間15分
距離16.3km
累積標高登り1,670m / 下り1,669m
天気晴れ
古寺鉱泉駐車場 紅葉シーズンでほぼ満車
紅葉シーズンの駐車場。この時点でかなり満車に近い

古寺鉱泉コースを選んだ理由

大朝日岳の主要な登山口は「古寺鉱泉」と「朝日鉱泉」の2つ。古寺鉱泉のほうがアクセスがよくて、登山道の整備状況もいい。百名山を日帰りで効率よく登るなら、古寺鉱泉ピストン一択。

それと、稜線に出てからの展望がすごいらしい。天気のいい日を狙って行くことにした。


コース詳細|時間帯ごとのレポート

前日夜〜出発(車中泊が試練)

前夜22時に駐車場に到着。紅葉の時期だけあって、この時点でぼちぼち埋まっていた。

車中泊したんだけど、これがまぁ寒い🥶 上下ダウンにシェルまで着込んだのに、足元から冷え込んでくる。寝袋を持ってこなかったことを激しく後悔。昔「新聞紙が暖かい」って聞いたのを思い出したけど…それは浮浪者スタイル。結局ツェルトを被ってみたら意外と暖かくて、なんとか眠れたのは2時過ぎ。

3時頃にはスタートする人がちらほら。10月は日が短いから、みんな早い。加えて原因不明の腹痛まで発生😵‍💫 何だかんだで予定どおり5時に出発。

古寺鉱泉〜古寺山(約2時間)

暗い中をヘッドランプで歩き始める。古寺鉱泉跡の橋を渡るとき、凍ってないかちょっとドキドキした。

だんだん明るくなってきた登山道
だんだと明るくなってきた

寒いと思って少し着込んでいったら、風もなく天気もよくて暑くなってきた。途中で水場が出てくるのがありがたい。

ルート上の水場 1つ目
1つ目の水場🚰
ルート上の水場 2つ目
2つ目の水場🚰

古寺山に着くと一気に展望が開ける。

いい朝。遠くの雲海もいい
いい朝だ。朝の1番良い時間帯。遠くの雲海もいい
左から小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳
左から小、大、西朝日かな? ここから朝日連峰シリーズがジャーン!

古寺山〜小朝日岳(約30分)

古寺山からは稜線歩き。ここまでの樹林帯の登りが辛かった分、一気にご褒美モードに入る。

古寺山から続く緩やかな稜線
緩やかな稜線。ここまでは辛いけど、山はやっぱりここから楽しめる

小朝日岳に到着! ここからの眺めがまたいい。大朝日岳がドーンと見える。「遠い朝日」の名前のとおり、まだ結構距離がある😆

小朝日岳山頂
小朝日に到着!
小朝日岳から大朝日岳を望む
小朝日岳からの眺め。向こうに大朝日が。遠い朝日だけの事はある😆

小朝日岳〜大朝日小屋(約1時間20分)

小朝日岳から大朝日岳に向かう下りは少し急。そこからアップダウンを繰り返しながら稜線を進む。

青空の下、めちゃくちゃ暑い🥹 長ズボンでスタートしたけど、途中でぬぎぬぎして半ズボンにチェンジ。10月中旬でも稜線上は日差しが強い。

青空の下の稜線歩き
青空の中、めちゃくちゃ暑い🥹
稜線からの絶景
いやぁ 絶景だね。絶景ハンターとしてはたまらない

避難小屋が見えてきた。紅葉が遅れている年だったみたいで、前日も泊まりの人が多かったらしい。大きなザックの人も多くて、今晩も泊まりの人は多そうだった。

大朝日小屋が見えてきた
避難小屋が見えてきた
くっきりと伸びる登山道
登山道もクッキリ。雪の時期は真白で綺麗なんだろなぁ😌

大朝日小屋に到着。豪雪地帯特有の高い階段が特徴的。

大朝日小屋 豪雪地帯特有の階段
避難小屋に到着🏠 豪雪地帯特有の階段

時間に余裕があったから、西朝日岳にも行こうかと思案中。

山頂(9:05着)

大朝日岳に到着! 山頂からの眺めは360度の大パノラマ。

大朝日岳山頂
大朝日岳に到着!

ずっと続く稜線の向こうに、吾妻山や磐梯山が見える。以前登った山が見えると、なんだか嬉しくなる。

山頂から続く稜線
ずっと続く稜線。遠くは吾妻山・磐梯山あたりかな。登った山が見えると嬉しくなる
山頂で絶景を楽しむ人たち
絶景を楽しむ人々

遠くには飯豊山の姿も。反対側を見ると…あれ、月山の山頂に雲がない。「ガス山」と呼ばれるほど山頂が晴れない山なのに、珍しい☀️ 前回の暴風雨のリベンジが頭をよぎる🔥

遠くに飯豊山
遠くに飯豊山かな。知らんけど🙄
大朝日岳から見た月山
ん? これは月山? 山頂に雲がないよ 珍しい〜🤩

いつものようにコーラを飲みながら景色を堪能。山形の方と少し話をしていたら、以東岳からの縦走もおすすめだとか。

朝日連峰の稜線
この稜線はたまらない。朝日ってツボにハマるいい山じゃん!

…よし、西朝日岳は次回にして、月山に行こう。即下山開始😆

下山(約3時間)

帰りに銀玉水で水を補給。ここは有名な水場で、冷たくておいしい。このルートは水場が3か所もあるから、夏場でも安心。

銀玉水の水場
帰りに3つ目の水場🚰 有名な銀玉水

帰りは小朝日岳を巻き道で通過。行きには気づかなかったけど、小朝日岳あたりの紅葉がなかなか綺麗🍁 今年は赤が少ない年だったみたいだけど、それでもいい感じ。

小朝日岳付近の紅葉
行きは気がつかなかったけど、小朝日の所も紅葉が綺麗🍁
秋の山の色づき
いいじゃん いいじゃん。秋の山って感じで

最後に登ってきた山々を振り返る。よく登ったなぁと、自分を褒めてあげる瞬間。

振り返った朝日連峰の山並み
最後に登った山々を見ながら、自分を褒めてあげる瞬間

樹林帯に入ると紅葉のトンネル。木漏れ日が差し込んで目にも優しい。見方によっては新緑にも見える。大好きな組み合わせのひとつ。

木漏れ日と紅葉
木漏れ日が何とも言えない。大好きな組み合わせのひとつ
紅葉のトンネル
紅葉のトンネル🍁 目にも優しく日陰にもなって、2度美味しい

朝は暗くて音しかわからなかった沢も、明るくなると気持ちがいい。

川が流れていて日が照ると気持ちが良い
朝は暗くて音しかわからなかったけど、日が照ると気持ちが良い
古寺鉱泉跡
ほぼお化け屋敷化している古寺鉱泉跡
落ちそうな橋
落ちて下さいと言わんばかりの橋。朝の暗い時は凍ってないか不安だった

12時14分、無事に下山。

無事に下山
無事に下山
下山後の駐車場
手前の駐車場は宿泊者用。帰ったクルマも少ないし、みんなお泊まりかな
大朝日岳の山バッジ
今までの記憶で1番高価なバッチ😅

さて、月山の山頂が晴れている。これは行くしかない。ササッと月山に移動😆


アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 山形自動車道 月山ICまたは寒河江ICから国道112号・県道27号経由で古寺鉱泉駐車場へ
  • 駐車場手前は未舗装の林道区間あり。普通車でも通行可能だけど、慎重に
  • 冬期は林道が閉鎖されるので事前確認が必要

駐車場

駐車場台数料金備考
古寺鉱泉駐車場(一般車)約30台無料登山口から少し下の段
古寺鉱泉駐車場(宿泊者用)約10台無料登山口に最も近い上段

紅葉シーズンの週末はかなり混む。僕が22時に着いた時点でぼちぼち埋まっていて、朝にはほぼ満車だった。泊まりの人も多いから、帰っても空かないパターン。早めの到着がおすすめ。

公共交通機関の場合

  • JR左沢線 左沢駅からタクシーで約1時間
  • バスの便はないので、基本的にマイカーかタクシーでのアクセスになる

必要な装備

古寺鉱泉コースは距離16km超え、累積標高も約1,670m。日帰りとしてはなかなかハード。稜線に出るまでの樹林帯は急登が続くから、それなりの体力と装備が必要。

必須装備

装備ポイント
登山靴距離が長いので足首のサポートがしっかりしたもの
レインウェア稜線上は天候が急変しやすい
防寒着10月の早朝は氷点下近くまで冷え込む。車中泊なら寝袋必須(ツェルトで凌いだ僕が言うから間違いない)
ヘッドランプ早朝出発が基本。暗い樹林帯を歩くことになる
水分ルート上に水場が3か所あるから、大量に持たなくてもOK

あると便利な装備

  • ツェルト:緊急用だけど、今回は車中泊の防寒にも活躍した(笑)
  • コンバーチブルパンツ:朝は寒くて長ズボン、稜線で暑くて半ズボン。1本で対応できるから便利
  • 寝袋(車中泊する人):10月の山形の夜をナメてはいけない。凍死するかもと思ったのは登山中じゃなくて車の中だった💦

朝日連峰、ツボにハマるいい山だった

正直、大朝日岳って名前は知ってたけど、そこまで期待してなかった。でも実際に歩いてみると、小朝日岳から大朝日岳への稜線がとにかくいい。登山道がクッキリ見えて、どこまでも続く稜線。絶景ハンターとしてはたまらない。

山形の方に「以東岳からの縦走もおすすめ」と教えてもらった。朝日連峰、もっと歩いてみたい山域になった。

そして山頂から月山を見て、即座に下山してリベンジに向かうという(笑)。この行動力、百名山ハンターの性だと思う。

稜線がたまらん
稜線がたまらん

まとめ|大朝日岳に挑戦する人へ

古寺鉱泉コースは距離も累積標高もしっかりあるけど、危険箇所は少なく、稜線に出てからの展望は百名山の中でもトップクラス。水場が豊富なのも安心ポイント。

古寺鉱泉ピストンが向いている人:

  • 日帰りで効率よく大朝日岳に登りたい人
  • 稜線歩きが好きな人
  • 体力に自信がある人(距離16km超え・累積標高1,670m)

泊まりで行くほうがいい人:

  • ゆっくり稜線を楽しみたい人(大朝日小屋に宿泊)
  • 西朝日岳や以東岳への縦走を考えている人

紅葉シーズンは駐車場が混むから、前日夜の到着がおすすめ。ただし10月の車中泊は本気で寒いから、防寒対策は万全に💦


よくある質問(大朝日岳 Q&A)

Q. 大朝日岳の難易度は?

技術的な難易度は高くない。危険な岩場や鎖場はなし。ただし距離16km・累積標高1,670mとロングルートなので、体力的にはきつい。登山中級者以上向け。

Q. 大朝日岳の登山適期は?

6月下旬〜10月中旬。夏は花が綺麗で水場も豊富。紅葉は9月下旬〜10月中旬が見頃。冬期は積雪が多く、上級者のみ。

Q. 古寺鉱泉コースのコースタイムは?

一般的なコースタイムは往復約9時間45分。僕は7時間15分で歩いたけど、余裕を持って10時間程度で計画するのがおすすめ。早朝出発が基本。

Q. 大朝日岳に初心者でも登れる?

距離と標高差を考えると、登山初心者にはおすすめしない。まずは日帰りで8〜10km程度の山を何回か経験してからチャレンジしたほうがいい。体力に自信があるなら、大朝日小屋で1泊するプランもあり。

Q. 水場はどこにある?

古寺鉱泉コースには3か所の水場がある。1つ目と2つ目は登りの樹林帯、3つ目は銀玉水(大朝日小屋の少し下)。どれも冷たくておいしい。夏場はここで水を補給できるから、全量を担ぐ必要がないのが嬉しい。

Q. 大朝日小屋に泊まるには?

大朝日小屋は無人の避難小屋(協力金制)。寝袋・食料は持参が必要。紅葉シーズンの週末はかなり混むから、早めの到着がおすすめ。トイレあり。


登山をもっと安全に楽しむために

大朝日岳は距離が長いルートだから、安全対策はしっかりしておきたい。

  • 登山届:登山口にポストがある。オンラインでも提出できるから、事前に出しておくと安心
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。稜線上は携帯の電波が入りにくい場所もあるから、万が一に備えておこう
  • ガイド付き登山:大朝日岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。特に縦走プランはガイドがいると心強い

では、またどこかのお山で👋

百名山100座で使い続けた装備

百名山を100座登る中で、本当に使い続けた装備だけをレビュー記事にまとめた。山道具選びの参考にどうぞ。


あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました