北海道遠征4日目。この日の目的地は雌阿寒岳。
仲間の誰かが「今日は楽勝だよ」なんて言ってたけど、よく見ると標高差けっこうあるじゃん😅 樹林帯を抜けた先に待っていたのは、活火山らしい迫力満点の景色。深すぎる火口、左手に雄阿寒岳、正面にドーンと阿寒富士。これぞ百名山という山だった。
この記事でわかること
- 雌阿寒温泉コースからオンネトー登山口への周回ルートの様子
- 雌阿寒岳の火口や山頂からの展望レポート
- 雌阿寒温泉の駐車場・トイレ情報
- オンネトー側への下山で注意したいポイント
- 周回後の意外な山道トラップについて
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 雌阿寒岳(1,499m) |
| ルート | 雌阿寒温泉コース → 山頂 → オンネトー登山口(周回) |
| 日程 | 2022年8月14日(日)日帰り |
| 行動時間 | 5時間34分 |
| 距離 | 9.9km |
| 累積標高 | 登り926m / 下り927m |
| 天気 | 曇り時々小雨 |

雌阿寒温泉コース周回を選んだ理由
雌阿寒岳には主に2つの登山口がある。雌阿寒温泉側とオンネトー側。今回は雌阿寒温泉から登って、山頂の状況を見てピストンか周回か決めることにした。
結果的に山頂に着いた時点で雨は小雨程度だったので、阿寒富士方面を経由してオンネトー側へ下る周回ルートを選択。せっかくの北海道遠征だし、行けるなら周回したいよね。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
雌阿寒温泉登山口〜樹林帯(07:39〜08:50)
朝7時39分、雌阿寒温泉公共駐車場を出発。午前中は天気が悪い予報だったからか、駐車場はガラガラ。トイレは水洗でウォシュレット付きという好待遇💦
駐車場から少し舗装道を歩くと登山口。すぐ近くに温泉があって、道沿いに温泉が流れているのが見えた♨️
登山道に入ると、木の根が張りまくりの道。雨が降ったら滑りそうで嫌だなぁと思いながら進む。途中、どこかにリスがいるっぽいけど見つけられず。ニョキニョキと不思議な植物も。北海道の自然は本州とはちょっと違う。





樹林帯を抜けて〜山頂直下(08:50〜09:53)
樹林帯を抜けるとパッと視界が開けた。けどガスってる😅
でも登るにつれて少しずつガスが取れてきて、遠くまで木々が広がる北海道の大自然が見えてきた🌲 この広がりは本州の山では味わえないスケール感。
さらに高度を上げていくと、もう山頂はあと少し。この辺りからは火山特有の荒々しい景色に変わっていく。
途中、放送が聞こえてきて「え?火山情報?」と身構えたけど、よく聞くとコロナウイルスの注意喚起だった。紛らわしい(笑)




山頂(10:14着)
10時14分、雌阿寒岳山頂に到着。
ここからの景色がすごかった。まず目に飛び込んできたのが火口。深い。深すぎる。活火山の火口をこんな間近で見下ろせる山はなかなかない。
左手には雄阿寒岳がどっしりと。正面には阿寒富士がドーンと構えている。さらに遠くに目をやると摩周湖まで見えた。
外輪を歩いていくと、また違った角度から火口や阿寒富士を楽しめる。これぞ百名山という眺めだった。






下山〜オンネトー登山口(10:36〜12:01)
小雨程度だったので、予定通り周回ルートへ。阿寒富士方面を経由してオンネトー側へ下る。
ここからの下山ペースがすごかった。みんな黙々と、めちゃくちゃ早い。後ろから「トレランかよ」なんて声も飛んでた(笑)
早すぎて途中の看板をかなり見落とした😆 階段は滑りやすいところがあるので注意。
やっと緩やかな道に出てホッとひと息。キノコの行列を見つけたりしながら、12時01分にオンネトー登山口に下山。





オンネトー〜雌阿寒温泉駐車場(12:01〜13:11)
ここからが罠だった。
オンネトーの湖を見ながら舗装道を歩けば駐車場に戻れる……と思っていたのに、まさかの山道。しかもコースタイム1時間弱の微妙なアップダウン付き。
「え?湖見ながらの舗装道じゃないの!?」と心の中で叫んだ。疲れた体にこの仕打ちはキツい😨
結局、ヘロヘロになりながら何とか13時11分に雌阿寒温泉駐車場まで戻ってきた。周回する人はこの区間の存在を覚えておいた方がいい。




オンネトーからの雌阿寒岳
下山後、オンネトーから雌阿寒岳を眺めた。さっきまであの山頂にいたと思うと感慨深い。逆さ阿寒も見えて、いい締めくくりになった。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 足寄ICから国道241号線経由で約50km(約1時間)
- 道道949号線に入り、雌阿寒温泉方面へ
- 道路は舗装されていてアクセスは良好
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 雌阿寒温泉公共駐車場 | 約40台 | 無料 | トイレあり(水洗・ウォシュレット付き) |
| オンネトー国設野営場駐車場 | 約30台 | 無料 | 周回コースの下山口側 |
今回は午前中の天気が悪い予報だったこともあり、朝7時半の時点でガラガラだった。
公共交通機関の場合
- JR釧路駅から阿寒バスで阿寒湖畔まで約2時間
- 阿寒湖畔から雌阿寒温泉登山口までは車が必要(タクシーまたはレンタカー)
- マイカーかレンタカーでのアクセスが現実的
必要な装備
雌阿寒岳は活火山。火山特有の装備と、天候変化への備えが重要になる。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| レインウェア | 天候が変わりやすい。今回も小雨があった |
| 登山靴 | 木の根が多い樹林帯と、ガレた火山帯の両方に対応できるもの |
| ヘルメット | 活火山のため、噴火警戒レベルによっては必要 |
| 防寒着 | 山頂は風が強く、夏でも体感温度が下がる |
僕が使っている装備
今回はレインウェアが活躍した。小雨が降ったり止んだりの天気だったから、サッと羽織れる軽量なものが便利。風も防げるし、火山帯は遮るものがないから体温の維持にも役立つ。
木の根が多い樹林帯では、グリップの効く登山靴が安心。オンネトー側の下りは滑りやすい階段もあるので、ソールのしっかりしたものがいい。
あると便利な装備
- ゲイター:火山灰混じりの砂利道で靴に小石が入りやすい
- ストック:オンネトー側への下りと、周回路のアップダウンで助かる
活火山の迫力と北海道の大自然を満喫
北海道遠征4日目の雌阿寒岳。正直「今日は楽勝」と聞いていたから油断していたけど、標高差もそれなりにあるし、周回路の最後にまさかの山道トラップもあるしで、なかなか歯ごたえのある一日だった。
でも、あの火口の深さは本当にすごかった。活火山の荒々しさと、雄阿寒岳・阿寒富士・摩周湖まで見渡せる大展望。北海道の山はスケールが違う。
夜はログハウスに戻って、東北チームが作ってくれた芋煮で打ち上げ。山仲間との遠征は、山だけじゃなくてこういう時間も含めて最高。

まとめ|雌阿寒岳に挑戦する人へ
雌阿寒岳は百名山の中でも、活火山ならではの景色を楽しめる一座。火口を間近に見られる山は限られているから、その迫力は一見の価値あり。
雌阿寒温泉コース周回が向いている人:
- 火口や阿寒富士など、変化のある景色を楽しみたい人
- 日帰りで百名山をサクッと登りたい人
- ピストンじゃなくて周回ルートを歩きたい人
ピストンの方がいい人:
- 天候が不安定で早く下山したい人
- オンネトー〜雌阿寒温泉間の山道を歩きたくない人(これ、意外とキツい)
周回する人は、オンネトーから駐車場までの区間が「舗装道の楽チン歩き」ではないことを覚えておこう。ここで体力を削られる人が多い。
よくある質問(雌阿寒岳 Q&A)
Q. 雌阿寒岳の難易度は?
中級者向け。コース自体は特別な技術は必要ないけど、活火山なので火山情報の確認は必須。周回する場合は距離が10km近くになるから、それなりの体力が必要。
Q. 雌阿寒岳の登山適期は?
6月下旬〜10月上旬。夏は高山植物が楽しめる。僕が登った8月中旬は天気さえよければベストシーズン。冬季は積雪があり上級者向け。
Q. 雌阿寒温泉コース周回のコースタイムは?
一般的なコースタイムは6〜7時間程度。僕たちは5時間34分で回ったけど、下山ペースがかなり早かった(笑)余裕を持って計画するのがおすすめ。
Q. 雌阿寒岳に初心者でも登れる?
雌阿寒温泉コースのピストンなら、登山経験が少しある人でも大丈夫。ただし活火山なので、噴火警戒レベルの確認と、それに応じた装備(ヘルメット等)は忘れずに。周回は距離が長くなるので、まずはピストンからがいいかも。
登山をもっと安全に楽しむために
雌阿寒岳は活火山。安全対策はしっかりしておきたい。
- 登山届:登山口にポストがある。オンラインでも提出できるので、事前に出しておくと安心。
- 火山情報の確認:気象庁の噴火警戒レベルを必ずチェック。レベルによっては入山規制がかかることもある。
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。特に北海道の山は救助に時間がかかることもあるので、備えておきたい。
- ガイド付き登山:雌阿寒岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。活火山の知識を持ったガイドと一緒なら安心感が違う。
では、またどこかのお山で👋
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