百名山24座目は西吾妻山。東北遠征の前半戦ラスト、この日は帰る日だったから最短ルートでサクッと登る作戦だった。
天元台からロープウェイとリフト3本を乗り継げば、標高1,820m付近の登山口まで一気にワープ。標高差は実質200mちょっと。百名山の中ではかなり楽な部類…のはずだった。
ところが前日の雨で岩はツルツル、帰りは本降りの雨に降られて3回転倒💦 おまけに草を掴んだらトゲが刺さるし、コースタイムは大幅オーバー。なかなかの修行登山になった。
そして肝心の山頂は…木に囲まれて展望ゼロ(笑)
この記事でわかること
- 天元台ロープウェイ&リフトを使った最短ルートの実際のコースタイム
- 西吾妻山の山頂の様子(展望の有無)と道中の見どころ
- 雨の日・岩が濡れているときの注意点と転倒対策
- 天元台へのアクセスと駐車場情報
- 凡天岩・吾妻神社・西吾妻小屋・高層湿原の見どころ
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 西吾妻山(2,035m) |
| ルート | 天元台コース(ロープウェイ+リフト3本 ピストン) |
| 日程 | 2021年7月24日(土)日帰り |
| 行動時間 | 3時間53分 |
| 距離 | 6.6km |
| 累積標高 | 登り416m / 下り454m |
| 天気 | 曇りのち雨 |
| コース定数 | 11(体力度★☆☆☆☆) |

天元台コースを選んだ理由
東北遠征の前半戦ラスト。この日は帰る日だったから、とにかく最短で登れるルートが条件だった。
天気予報は曇りから雨の予想。長いコースを歩く余裕はない。天元台からロープウェイとリフト3本を乗り継げば、標高1,820m付近の登山口まで一気に上がれる。標高差は実質200mちょっと。これはスピード勝負でしょ、と。
西吾妻山と東吾妻山、両方行きたい気持ちはあったけど、時間的に高い方(西吾妻山 2,035m)に絞った。百名山なのは西吾妻山だしね。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
ロープウェイ&リフト乗り継ぎ(07:47〜08:52)
朝7時47分、湯元駅のロープウェイ乗り場に到着。すでにけっこうな行列ができていたけど、早めに並んだおかげで1番にチケットを買えた✌️ 山バッジは在庫を店頭に置いていないとのことで、帰りに購入することに。
ロープウェイに乗って一気に高度を上げる。この時点では思っていたより天気がよくて、夏空が広がっていた☀️ まさかこの後、山頂付近で雨に降られるとは思いもせず…ワクワクしていた。

ロープウェイを降りたら、今度はリフトを3本乗り継ぐ。鐘が3ヶ所あって、スタンプラリーもやっていた。リフトに揺られながら景色を楽しめるのは、このコースの特権。


リフト終点〜凡天岩(08:52〜09:56)
リフトの終点からいよいよ登山スタート。ここから西吾妻山の山頂を目指す。

…が、昨日の雨の影響で足元がかなり滑る。岩も濡れていて浮いているところがあり、思っていた以上に慎重に歩く必要があった。

しばらく登ると天気が怪しくなってきた💦 雲がどんどん広がってくる。急がないとまずい。途中には木道が整備された湿原もあって、本来なら景色を楽しむところだけど…今日はそんな余裕なし。

岩だらけの道を進んで、凡天岩に到着。大きな岩が積み重なった、吾妻連峰らしいダイナミックな景色。


凡天岩〜吾妻神社〜西吾妻小屋(09:56〜10:17)
凡天岩を過ぎると天狗岩、そして吾妻神社へ。岩の上に祠がひっそりと佇んでいた。赤い旗がはためいているのが目印。
空模様がどんどん怪しくなっていく。雨が降り出す前になんとか山頂に着きたい。足を速めて西吾妻小屋へ向かう。赤い三角屋根が特徴の避難小屋で、いざというときの拠点になる。

山頂(10:31着)
なんとか山頂に到着😅 リフト終点から約1時間40分。
で、肝心の山頂なんだけど…周りが木に覆われていて景色なし。百名山の中でもトップクラスに地味な山頂かもしれない(笑)
展望を期待して登ると肩透かしを食らうけど、これが西吾妻山の個性。山頂標識で写真を撮ったら、天気が崩れる前にすぐ下山開始。

下山(10:44〜13:06)
急いで下山を開始するも、ここからが大変だった。
雨が降り出してきて、もともと滑りやすかった岩がさらにツルツルに。結局3回くらい転倒した💦

しかも、滑らないように横の草を掴んでバランスを取っていたら…葉っぱの裏にトゲがあって刺さった😅 痛い。自然のトラップに見事にやられた。

人形石を通過して、雨の中カッパを着ながらリフト乗り場へ。霧で真っ白な中をリフトで下る。なんとか怪我なく下山完了。

下山後のお楽しみ
リフトを降りると、スタンプラリーのご褒美がもらえた✨ お団子をモグモグ。山の上の天気が嘘みたいに、下界は少し晴れ間もあった。

帰りに名物の芋煮とお蕎麦を食べて、東北遠征の前半戦を締めくくった。山形の芋煮、やっぱり美味しい。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 東北自動車道 福島飯坂ICから国道13号線経由で約90分
- 米沢市街を抜けて白布温泉方面へ
- 冬期は道路凍結の可能性あり。スタッドレスタイヤ必須
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 天元台ロープウェイ湯元駅 | 約200台 | 無料 | 夏のハイシーズンは早朝で埋まることも |
ロープウェイの始発に合わせて早めに到着するのがおすすめ。僕が行ったときもかなりの行列ができていて、早めに並んで正解だった。
公共交通機関の場合
- JR米沢駅から白布温泉行きバスで約40分、「湯元駅前」下車
- 本数が少ないので事前に時刻表を要確認
ロープウェイ&リフト
- 天元台ロープウェイ+リフト3本の往復セットがある
- 運行期間・時刻は天元台高原の公式サイトで要確認
- ロープウェイ→リフト1→リフト2→リフト3と乗り継ぎで約1時間
- リフト乗り場には鐘があり、スタンプラリーも楽しめる
必要な装備
ロープウェイとリフトで標高を稼げるから、体力的にはそこまでハードじゃない。ただし、岩場が滑りやすいので足元の装備はしっかりと。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 岩が多く滑りやすい。ソールのグリップがしっかりしたものを |
| レインウェア | 山頂付近は天気が急変しやすい。必ず携帯 |
| 水分 | 行動時間は短いが、夏場は汗をかくので最低1L |
あると便利な装備
- グローブ:岩場で手をつくことが多い。トゲのある植物もあるので素手は危険(僕は実際に刺さった…)
- ストック:濡れた岩場でバランスを取るのに役立つ
- スパッツ(ゲイター):雨の日は泥はね防止に
展望ゼロでも百名山は百名山
正直に言うと、西吾妻山の山頂は木に囲まれていて景色がない。「百名山なのに展望なし?」って思うかもしれない。
でも、この山の良さは山頂じゃなくて道中にある。ロープウェイとリフトから見る夏空、途中の高層湿原に延びる木道、凡天岩の迫力。吾妻連峰の雄大な山並みを感じながら歩く時間は、しっかり山を味わえる。
それに、天気が崩れてからのスリリングな下山も、振り返ればいい思い出。3回転んだけど、怪我なく帰れたし(笑)
東北遠征の前半戦の締めくくりにはちょうどいい山だった。
まとめ|西吾妻山に挑戦する人へ
ロープウェイとリフトで一気に標高を稼げるから、百名山の中では登りやすい部類に入る。ただし、天気と足元には要注意。
天元台コースが向いている人:
- 百名山を効率よく登りたい人
- 体力に自信がない人・登山初心者
- ロープウェイやリフトの景色も楽しみたい人
- 東北遠征の中で時間が限られている人
別の季節・ルートも検討した方がいい人:
- 山頂からの大展望を期待している人(西吾妻山山頂は展望なし)
- 吾妻連峰をじっくり縦走したい人
天気がいい日に行けば、道中の景色は十分楽しめる。山頂の展望は期待しないで行くのが、西吾妻山を楽しむコツかもしれない。
よくある質問(西吾妻山 Q&A)
Q. 西吾妻山の難易度は?
百名山の中ではかなり易しい部類。天元台コースならロープウェイとリフトで標高を稼げるから、実質の標高差は200m程度。コース定数11は百名山の中でもトップクラスに低い。ただし、岩が多くて濡れると滑りやすいので油断は禁物。
Q. 西吾妻山の登山適期は?
6月下旬〜10月中旬がベスト。7〜8月は高山植物も楽しめる。ロープウェイとリフトの運行期間に合わせて計画を立てるのがおすすめ。
Q. 天元台コースのコースタイムは?
標準コースタイムは約3時間12分(天元台コース定数11)。僕は雨と滑りやすい岩のせいで3時間53分かかった。天気がよければもう少し短縮できると思う。
Q. 西吾妻山に初心者でも登れる?
登れる。ロープウェイとリフトで登山口まで行けるし、距離も6.6kmと短め。ただし登山靴とレインウェアは必須。普段からハイキングをしている人なら問題ないレベル。
Q. 山頂に展望はある?
残念ながら、西吾妻山の山頂は木に囲まれていて展望はほぼゼロ。でも道中の凡天岩付近や高層湿原、リフトからの眺めは素晴らしい。山頂以外で十分景色は楽しめる。
登山をもっと安全に楽しむために
西吾妻山は難易度が低い山だけど、天気の急変や岩場での転倒リスクはある。僕も3回転んだしね💦
- 登山届:天元台の登山口にポストがある。オンラインでも提出できるので、事前に済ませておくと安心
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。日帰り低山でも万が一はあるから、お守り代わりにおすすめ
- 天気の確認:山の天気は変わりやすい。登山天気予報サイトで直前まで確認を
では、またどこかのお山で👋
百名山100座で使い続けた装備
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