関西に来てから、ずっと頭の片隅にあった曽爾高原。
今回は仕事が休みになった平日に、ソロでちょっと行ってみた。直射日光がなく思ったより涼しい夏の平日。倶留尊山・亀山・後古光山の3山を周回した。
この記事でわかること
- 曽爾高原からの3山周回コースの実際の様子
- 倶留尊山・二本ボソ間の500円有料区間について
- 後古光山の急登と249段の階段(覚悟必要)
- 駐車場料金800円・アクセス情報
- 三百名山をねらっている人への参考データ
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 倶留尊山(1037m)・亀山(849m)・後古光山(920m) |
| ルート | 曽爾高原野口駐車場からの周回 |
| 日程 | 2020年8月19日(水)日帰り |
| 行動時間 | 5時間5分(10:25〜15:31) |
| 距離 | 10.7km |
| 累積標高 | 登り979m / 下り977m |
| 天気 | 曇り(直射日光なし) |

曽爾高原に来てみたかった理由
関西に越してきてから、「曽爾高原」は、ずっと気にはなっていた。雑誌やネットでススキが広がる秋の写真をよく見かける場所。でも今回は8月。緑の季節。
どうせなら3山まとめて周回しようと計画した。調べてみると、倶留尊山へは二本ボソから先が有料区間(500円)になっているらしい。珍しいシステム
平日ということもあり、駐車場も空いていた。料金は800円

コース詳細|時間帯ごとのレポート
曽爾高原〜二本ボソ(約1時間30分)
10:25に野口駐車場を出発。すぐに曽爾高原の広がりが見えてくる。

青々とした草原が広がって、きれい。秋のススキシーズンとはまた違う顔。上から眺めると、高原の全体像がよくわかる。

尾根を登っていくと、そこからは本格的な登山道。自然の中にいるなという実感。

二本ボソへの登りは、それなりに急。木の根っこと岩が続く道を黙々と登る。
そして二本ボソ手前で有料区間の入り口。500円をチャリン。管理されているみたいで道が整備されている。

二本ボソへの最後のひと登り

倶留尊山(11:31着)
二本ボソを越えて少し進むと、倶留尊山の山頂。途中急登あり。

到着。標高1037m。三百名山のひとつ。

山頂の標識にタッチして記念撮影。静かな山頂だった。

お昼はここで。持ってきたお弁当を広げて 頂きます!!

凍らせてきたみかんの缶詰も途中でいただく。サクサクに冷えていて最高においしい。暑い時期はこれありかも


倶留尊山〜西浦峠(約1時間)
山頂でゆっくりしたあと、先へ。



三ツ岩へ向かう尾根道。視界が開けると、遠くに集落が見える。

西浦峠への下りは道標がわかりにくい場所がある。三ツ岩から先、ここで右に入る分岐を見落としやすい。

テープが目印。見逃さないように注意。



西浦峠登山口に出たら、一度車道へ。

車道歩き〜亀山峠(約45分)
車道に下りて「下界に来た感」

ちょっと休憩したくなる気持ちを抑えて、亀山峠へ向けて歩く。


しばらく進むと、また山道へ。

石段が続く。丁寧に一段ずつ。



亀山峠に戻ってきた。曽爾高原の景色が再び広がる。


亀山(14:04着)〜後古光山登山口(約20分)
亀山はなだらかな山頂。眺めがいい。ここまでの疲れをちょっと回復させてから、後古光山へ

登山口への分岐はここ。


道路を渡って、後古光山ハイキングコースへ

後古光山(14:57着) 急登との戦い
ここからが今日の核心部
笹の藪に突入。身体ほどの高さがあって、腕で払いながら進む。

そして249段の階段。一応数えながら登ったけど、正直途中で自信がなくなった💦


途中、右の細い道に入る分岐がある。見落としやすいので注意。


後古光山に到着。

山頂でちょっと一息。ぼちぼちと記念に写真を残す。

後古光山〜駐車場(約35分)
背丈ほどの草をかき分けながら下山


膝にじわじわ来る下り




15:29、疲れた顔で自撮り。

15:31、無事に駐車場着。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 名阪国道「針IC」から県道28号経由で約30〜40分
- 曽爾村へのアクセス道路は道幅が狭い箇所あり。運転注意
駐車場
| 駐車場 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 曽爾高原野口駐車場 | 800円 | 最もポピュラーな駐車地点 |
平日の午前10時着で空きあり。秋のシーズン(ススキの見頃)は非常に混雑するので早着き推奨。
公共交通機関の場合
- 近鉄大阪線「榛原駅」から奈良交通バスで曽爾高原まで約40〜50分(本数少なめ)
- バスの時刻は事前確認必須
必要な装備
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 濡れた岩・泥道あり。スニーカー不可 |
| 雨具 | 山の天気は変わりやすい。夏でも必携 |
| 飲料水 | 補給地点なし。1.5〜2L以上 |
| 虫除けスプレー | 夏は草藪の虫対策が必須 |
| 長袖・長ズボン | 後古光山の草藪通過で素肌露出は避ける |
後古光山の草藪は背丈ほど。夏場はとくに虫が多い。半袖・短パンはおすすめしない。
独断と偏見で選ぶ「曽爾高原3山 印象ランキング」
1位:曽爾高原の眺め(出発直後)
スタートしてすぐに広がる草原の景色。ここで「来てよかった」と思えた。秋のススキが有名だけど、夏の緑も悪くない。
2位:後古光山の249段の階段
つらさという意味での1位。数えながら登るのが精一杯。「一応数えたけど自信ない」というのが正直なところ。達成感は本物。
3位:二本ボソ〜倶留尊山の有料区間
500円払ってでも行く価値あり。整備されていて歩きやすい。管理されている方への敬意も自然と湧いてくる。
よくある質問
Q. 倶留尊山の有料区間(500円)は必ず払う必要がありますか?
二本ボソ〜倶留尊山の間は私有地区間で、通行料として500円が必要です。無人徴収の場合もありますが、管理者のかたが常駐して整備してくださっている道。気持ちよく払っておきたい区間です。
Q. 後古光山はきついですか?
3山の中で一番きつい。249段の階段と背丈ほどの草藪が続く急登です。脚力に自信がない場合は、後古光山を省いてピストン変更も選択肢。ただし省くと今回の核心を味わえないので、体力があるなら行ってほしいコース。
Q. 曽爾高原のススキの見頃は?
例年10月下旬〜11月上旬が見頃とされています。ススキのシーズンはかなりの混雑が予想されるため、早朝着き・平日訪問が無難です。
Q. 後古光山の分岐は紛らわしい?
三ツ岩付近と後古光山ルートの途中に、見落としやすい分岐があります。YAMAPキャプションにも「右に☝️ 間違えやすいっす」と記録してあるくらいには紛らわしい。テープを見落とさないよう注意が必要です。
Q. 三百名山なのに難易度はどのくらい?
コース定数的には中級といった印象。距離10.7km・累積979mで5時間程度。アルプスほど技術的な難しさはないものの、後古光山の急登と草藪があるので、初心者がいきなり挑むルートではない。ある程度の登山経験があると安心して楽しめます。
登山をもっと安全に楽しむために
- 登山届:事前にコンパスまたは登山ポストに提出を。曽爾高原エリアは奈良県の山岳ガイドラインに従う
- 登山保険:遭難捜索費用は自己負担になるケースがある。年間数千円で遭難時の捜索費用をカバーする登山保険への加入を検討しておきたい
- ガイドツアー:三百名山巡りを本格的に計画するなら、山岳ガイドや登山ツアーを活用するのも選択肢のひとつ
では、またどこかのお山で👋





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