百名山87座目は岩手県の早池峰山(1,917m)。
蛇紋岩でツルツル滑るし、名物のハシゴは上に行くほど角度がゆるくなって四つん這い状態だし、なかなかクセの強い山だった😂
でも山頂に着けば晴天の大展望。ボランティアの方に教えてもらった剣ヶ峰の稜線歩きが最高で、行って大正解。
この記事でわかること
- 早池峰山・小田越ピストンのコース詳細と所要時間
- 蛇紋岩の滑りやすさと名物ハシゴの実態
- 剣ヶ峰への稜線歩きの様子
- 岳駐車場からのバス利用方法と土日の交通規制
- 必要な装備と注意点
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 早池峰山(1,917m) |
| ルート | 小田越ピストン(+剣ヶ峰往復) |
| 日程 | 2024年6月15日(土)日帰り |
| 行動時間 | 4時間49分 |
| 距離 | 6.9km |
| 累積標高 | 登り761m / 下り762m |
| 天気 | 晴れ☀️ |

前日入り〜バスで登山口へ
前日に新幹線で盛岡駅まで移動して、道の駅はやちねで車中泊。翌朝、岳駐車場に車を停めてバスを待つ。
バスを待っている間、ボランティアの86歳の方とお話しできた。足もしっかりしていて口も達者で、去年は富士山に登ったとか。すごい方だった。
早池峰山の登山口は主に小田越と河原坊の2つ。今回は小田越を選んだ。理由はシンプルで、土日は交通規制があって岳駐車場からバスが出ているから。河原坊から小田越まで歩く手間が省ける。
往復2,000円とちょっとお高めだけど、帰りの時間を考えるとバス利用が効率的。規制外の時間に車を入れて早く登ることも考えたけど、規制時間を過ぎないと帰りの車を移動できないみたいで、素直にバスを利用することにした。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
小田越登山口〜樹林帯(06:03〜06:30頃)
バスに揺られて小田越登山口に到着。6時すぎにスタート。
まずは木道を歩いていく。登山口に簡易トイレもあるので、ここで済ませておくのが吉。
しばらく行くとパッと視界が開けてくる。この開放感がたまらない。


急登〜名物ハシゴ(06:30〜07:20頃)
樹林帯を抜けると、わりと急な登りが続く。森林限界を超えるとやたら暑い💦 遮るものがないから直射日光がモロにくる。
登りながら「なんか滑るな」と思っていたら、よく見ると靴で磨かれた蛇紋岩がゴロゴロ。そりゃ滑る。下りは特に注意が必要。
そして出てきた名物のハシゴ。これがおもしろくて、上に上がるほど角度がゆるくなっていく。最後は四つん這いみたいな格好になって、かなり登りにくい🤣



分岐〜山頂(07:28〜07:41)
剣ヶ峰との分岐に到着。まずは左に進んで早池峰山を目指す。
分岐からは山頂に向かって木道が伸びている。ビクトリーロード感がある道。山頂付近に避難小屋が見えてきて、そこを過ぎるとすぐ山頂。


山頂(07:41着)
早池峰山、登頂😁
晴れて気持ちいい☀️ 山頂にはボランティアの方もいらっしゃって、色々とお話を聞けた。「剣ヶ峰の稜線歩きがいいよ」と教えてもらい、行く気満々に。
山頂には修験道の名残を感じさせる剣が祀られていた。歴史のある山なんだなと実感。
展望もいい。登ってきた道を振り返ると、奥に薬師岳っぽい山が見える。




剣ヶ峰へ(08:09〜08:46)
山頂でのんびりした後、剣ヶ峰へ向かう。
まずは岩場を越えていく。ゴツゴツした岩を巻きながら進む感じ。
途中に木のトンネルがあって、これがなかなかの難所。かがみ込まないと木が頭にあたって通れないし、それを気にしていると足が木にひっかかる🤣
木のトンネルを抜けると、あとは気持ちいい稜線歩き。遮るものがなくて開放感が抜群。ここは本当に来てよかった☺️
剣ヶ峰に到着。遠くに早池峰山が見えていい眺め🗻 おにぎりを食べながらのんびり。




下山(09:49〜10:53)
剣ヶ峰から来た道を戻って下山開始。
遮るものがないから夏場はかなり暑い。蛇紋岩の下りは特に滑りやすいので慎重に。
10:53に小田越に無事到着。あとはバス待ち🚎 正直これが一番暑くてきつかったかも😅



アクセス・駐車場情報
車の場合
- 東北自動車道・花巻ICから国道283号→県道25号で岳駐車場まで約50km
- 道路は整備されているが、峠道はカーブが多い
- 土日は交通規制あり(時間帯による)。岳駐車場から先はマイカー進入不可の時間帯がある
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 岳駐車場 | 約100台 | 無料 | トイレあり(水洗) |
花の季節のピーク前だったのか、6月中旬の土曜日でも駐車場は思ったより車が少なかった。
バス
- 岳駐車場〜小田越登山口:往復2,000円
- 土日の交通規制時間帯に運行
- 河原坊から小田越登山口まで歩かなくて済むので、わざと土日を選んでバス利用するのもあり
前泊情報
- 道の駅はやちね:車中泊可能。バッジもここで買える
- JR東北新幹線で盛岡駅まで → レンタカーで岳駐車場へ(約1時間半)
必要な装備
蛇紋岩が滑りやすいのが早池峰山最大の特徴。足元の装備は特に気をつけたい。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | ソールのグリップが重要。蛇紋岩は濡れると特に滑る |
| 帽子・日焼け止め | 森林限界を超えると直射日光。夏場は必須 |
| 水分 | 遮るものがないので夏場は大量消費。1.5L以上推奨 |
| グローブ | ハシゴや岩場があるので手の保護に |
あると便利な装備
- ストック:蛇紋岩の下りでバランスを取りやすい。ただしハシゴ区間では収納が必要
- ゲイター:岩場の砂利が靴に入りやすい区間がある
蛇紋岩と稜線歩き、二つの顔を持つ山
早池峰山は登ってみると想像以上に変化のある山だった。
序盤は木道の穏やかな道から始まって、蛇紋岩の急登、名物のハシゴ、そして山頂の大展望。さらに剣ヶ峰まで足を延ばせば、気持ちいい稜線歩きまで楽しめる。1日で色んな表情を見せてくれる山。
86歳のボランティアの方や山頂でお話しした方々、人の温かさも印象に残った。花の季節(6月下旬〜7月)にはハヤチネウスユキソウが咲くらしいから、次はそのタイミングで来たい。
下山後は盛岡駅で蕎麦と牛タン🐮 昔、盛岡出身の友達に連れて行ってもらった牛タン屋さんが激うまだった記憶があって、盛岡=牛タンのイメージが刷り込まれている(笑)

まとめ|早池峰山に挑戦する人へ
早池峰山は行動時間5時間弱で登れるけど、蛇紋岩の滑りやすさとハシゴがあるから、基本的な登山スキルは必要。
小田越ピストンが向いている人:
- 日帰りでサクッと百名山を登りたい人
- 蛇紋岩や岩場歩きの経験がある人
- 剣ヶ峰の稜線歩きもセットで楽しみたい人
注意した方がいいケース:
- 雨の日は蛇紋岩がかなり危険。晴れの日を狙うのがおすすめ
- 夏場は森林限界以上で直射日光がきつい。水分は多めに
花の時期(6月下旬〜7月)がベストシーズン。土日はバスを利用すると楽に登山口にアクセスできる。
よくある質問(早池峰山 Q&A)
Q. 早池峰山の難易度は?
技術的には中級レベル。蛇紋岩が滑りやすく、ハシゴや岩場もあるので、基本的な岩場歩きの経験は欲しい。体力的には行動時間5時間弱・累積標高760mほどなので、日帰り登山の経験があれば問題ない。
Q. 早池峰山の登山適期は?
6月〜10月。特に6月下旬〜7月はハヤチネウスユキソウなど固有の高山植物が見られるベストシーズン。梅雨時期は蛇紋岩が滑りやすいので注意。
Q. 小田越ピストンのコースタイムは?
僕の場合は剣ヶ峰の往復込みで4時間49分。早池峰山のピストンだけなら3時間〜3時間半程度で往復できる。
Q. 早池峰山に初心者でも登れる?
登山自体の初心者にはおすすめしにくい。蛇紋岩の滑りやすさと急登があるので、低山で岩場歩きの経験を積んでからが安心。ただしコース自体は明瞭で迷う心配は少ない。
Q. 剣ヶ峰にも行くべき?
時間と体力に余裕があるなら絶対に行くべき。片道30〜40分程度で、稜線歩きが気持ちいい。木のトンネルはちょっと大変だけど、その先の開放感は格別。早池峰山だけで帰るのはもったいない。
登山をもっと安全に楽しむために
- 登山届:小田越登山口で提出可能。オンラインでの事前提出もおすすめ
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- 天気判断:蛇紋岩が多い早池峰山は、雨天時のリスクが他の山より高い。天気予報を入念にチェックして、悪天候なら潔く撤退を
では、またどこかのお山で👋
百名山100座で使い続けた装備
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