【041座目】草津白根山 万座ルート|残雪期の本白根山と湯釜を一度に楽しむ欲張りコース

綺麗だなぁ〜🟩 この色を見ると ちっちゃかった時に見た 阿蘇の中岳を思い出しちゃいます🗻 100名山
綺麗だなぁ〜🟩 この色を見ると ちっちゃかった時に見た 阿蘇の中岳を思い出しちゃいます🗻

4月の草津白根山。残雪たっぷりの万座ルートから、本白根山と白根山(湯釜)の両方に登ってきた。

快晴・無風。アルプスの山々から谷川連峰まで360度の大パノラマ。そしてお目当ての湯釜は、子どもの頃に見た阿蘇の中岳を思い出すようなエメラルドグリーン。

踏み抜き地獄でスノーシューとアイゼンを何度も履き替えるバタバタな展開だったけど、帰りに草津温泉で足湯に浸かって、温泉まんじゅう食べて。最高の1日だった。


この記事でわかること

  • 万座自然情報館からの残雪期ルートの詳細
  • スノーシュー・アイゼンの使い分けポイント
  • 本白根山と白根山(湯釜)を1日で回るコース
  • 万座ハイウェイの料金と駐車場情報
  • 下山後の草津温泉の楽しみ方

登山データ

項目データ
山名草津白根山・本白根山(2,171m)/ 白根山(2,160m)
ルート万座ルート(万座自然情報館 起点 周回)
日程2022年4月9日(土)日帰り
行動時間7時間00分
距離10.3km
累積標高登り719m / 下り720m
天気快晴☀️
万座自然情報館の駐車場。朝6時半でも余裕で停められた
朝6時半の万座自然情報館。駐車場はガラガラだった

万座ルートを選んだ理由

草津白根山は噴火警戒レベルの関係で、時期やルートが限られる山の一つ。この日は噴火警戒レベル1。天気も快晴予報で、残雪もまだ十分ある4月上旬。条件が揃ったタイミングで行くことにした。

ちなみに途中の万座ハイウェイは、朝は誰もいなくて素通り。帰りはしっかり1,070円取られた(笑)

万座自然情報館を起点にすれば、本白根山と白根山(湯釜)の両方を1日で回れる。トイレも暖房もあるし、スタート地点としては申し分ない。

登山口の斜面。ここからアイゼンを装着してスタート
登山口はこの斜面をそのまま登っていくスタイル。いきなりアイゼン装着

コース詳細|時間帯ごとのレポート

万座自然情報館〜樹林帯の雪道(07:02〜08:30頃)

朝7時、万座自然情報館を出発。4月とはいえ、まだまだ雪がたっぷり。南国育ちの僕としてはテンションが上がる。

トレースもしっかり残っていて、ルートは明瞭だった。

ただ、雪の罠はしっかりある。かまくらみたいな穴や、ツリーホールがあちこちに。案の定、気が緩んだところで腰まで踏み抜き😅

まだまだ雪がたっぷり残っている万座エリア
まだまだ雪がたっぷり。万座エリアの雪景色
トレースがしっかり残っている登山道
トレースもしっかり残っていて安心
かまくらみたいなツリーホール
かまくらみたいな罠もしっかりあるので要注意(笑)
気が緩んだところで踏み抜き
ズボっ!気が緩んだら早速やられた😅

樹林帯を抜けて稜線へ(08:30〜09:40頃)

樹林帯を抜けると、景色が一気に開ける。写真を撮りまくって全然前に進まない(笑)

雪原の向こうにアルプスの山々が見える。なんだか大台ヶ原に似た雰囲気の場所もあったり、幻想的な景色があったり。自由に歩ける雪山の醍醐味を存分に味わえた。

浅間山も見えるんだけど、角度が変わると雰囲気がガラッと変わるのがおもしろい。

稜線から見える山々のパノラマ
稜線に出ると一気に景色が開ける。素敵😍
広い雪原を自由に歩ける
自由に歩ける雪山の醍醐味🗻
ちょっと幻想的な雪景色
こんな感じもちょっと幻想的で👌
雪原の向こうに浅間山
浅間山。方向が変わると雰囲気もガラッと変わるなぁ

本白根山 山頂(09:43着)

9時43分、本白根山に到着。山頂標識は新しいものとクラシックなものの2つがある。

ここでの景色がまた格別。アルプスの名だたる山々、妙高、黒姫、谷川連峰まで。360度の大パノラマで、しばらく動けなかった。

本白根山の山頂標識と雪景色
本白根山に到着✌️
新しい方の山頂標識
新しい方の山頂標識
クラシックな山頂標識。日本百名山 本白根山 2171m
クラシックな方。日本百名山 本白根山 2171m
本白根山で記念撮影
両方の標識でしっかり記念撮影☝️

本白根山〜湯釜(10:00〜11:44)

本白根山から下って湯釜方面へ。ここからが踏み抜きとの本格的な戦い。

ズボズボとハマりまくるので、途中でスノーシューにチェンジ。相方は僕がスノーシューを装着している間に、せっせと雪だるまを制作していた😂 お弁当の空容器を使って帽子を作るという斬新なスタイル。

踏み抜き連発でスノーシューにチェンジ
ズボズボとハマりまくり💦 ここでスノーシューにチェンジ
スノーシュー装着中に雪だるまを作る相方
人がスノーシューつけてる間に、相方は雪だるまをせっせと制作中😂
お弁当の空容器で帽子を作った雪だるま
お弁当の空容器で帽子を作るという…それ、あり??

道中は雲ひとつない青空。途中から車道に出て、トラバースしながら回り込む。標識が雪に埋もれてギリギリ見える状態だった。

そして、ついに湯釜とご対面。エメラルドグリーンの火口湖。子どもの頃に見た阿蘇の中岳を思い出す色。来てよかった。

雲ひとつない青空の下を歩く
ほんと、雲ひとつないよ
雪に埋もれかけた標識
標識がギリギリ😅 積雪の量がわかる
エメラルドグリーンの湯釜
そして湯釜とご対面!
エメラルドグリーンの湯釜。阿蘇の中岳を思い出す色
綺麗だなぁ🟩 ちっちゃかった時に見た阿蘇の中岳を思い出す色

白根山 山頂(12:20着)

湯釜を眺めた後、白根山にもアタック。途中でまた踏み抜きが始まり、再びスノーシューにチェンジ。この日何回履き替えたことか💦

12時20分、白根山の山頂に到着。山頂には雪がなかった。ここで景色を眺めながらお昼ごはん。カップヌードルの豚骨で腹ごしらえして、デザートは山の形のスイートポテト。

白根山の山頂。雪がない
白根山の山頂。ここだけ雪がないじゃん
山頂で景色を眺めながらカップヌードル
山頂でカップヌードル豚骨。景色を眺めながらのランチは最高
山の形のスイートポテト
デザートは山の形のスイートポテト🍠

下山(13:04〜14:02)

下山は雪が溶けている箇所もあって、ルートがわかりにくい。最後は急斜面で、滑りながら降りる感じ。写真では伝わらないけど、かなりの急傾斜で、滑り落ちたら車道に出てしまうので注意が必要。ここの軌跡は参考にしない方がいいかも☝️

道路に出てからは、山頂で知り合った百名山ハンターの方たちと一緒に下山。スキー場の斜面を滑り降りて、14時02分に駐車場に帰着。

雪が溶けて不明瞭な下山路
雪が溶けていたりして、ルートがよくわからず…
急斜面を滑り降りる
最後は急傾斜。滑り落ちたら道路なので慎重に
百名山ハンターの仲間たちとスキー場を下る
山頂で知り合った百名山ハンターの皆さんとスキー場を下る。頼もしいメンバー😆
万座自然情報館の駐車場に無事帰着
14時02分、駐車場に無事帰着。おつかれさま!

下山後のお楽しみ|嬬恋・草津温泉をプチ観光

登山が終わってからも楽しみは続く。まずは嬬恋村の観光案内所に寄り道。前々回に買い忘れた四阿山のバッジをようやくゲット! montbell会員だとコーヒーが無料でもらえるサービスもあった☕️

次は草津運動茶屋公園の道の駅で白根山のバッジもゲット。ついでに、ぐんまちゃんのワンカップ梅酒もお土産に🥰

嬬恋村の観光案内所で四阿山のバッジをゲット
前々回買い忘れた四阿山のバッジをようやくGET‼️

そして草津温泉へ。湯畑を見学して、足湯で疲れを癒して、出来たての温泉まんじゅうを食べて。登山と温泉のセットはやっぱり最強。

草津温泉に到着
草津温泉に到着♨️ まずはコロナ対策で手を洗ってと(笑)
草津温泉の湯畑
草津温泉といえば湯畑
草津温泉の足湯で疲れを癒す
足湯で疲れた足を癒す。極楽…
草津温泉で出来たての温泉まんじゅう
最後に出来たての温泉まんじゅうを。最高の締め🥰

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 上信越道・碓氷軽井沢ICから国道146号〜万座ハイウェイ経由で約60km
  • 万座ハイウェイは通行料1,070円(2022年4月時点)。朝早い時間はゲートに人がいないこともある(帰りにしっかり徴収される)
  • 冬期は路面凍結注意。スタッドレスタイヤ必須

駐車場

駐車場台数料金備考
万座自然情報館約30台無料トイレ・暖房あり

朝6時半でも駐車場はガラガラだった。残雪期は登山者が少なく、満車の心配はほぼなさそう。

公共交通機関の場合

  • JR吾妻線・万座鹿沢口駅から路線バスで万座温泉方面へ
  • 本数が少ないので事前に時刻表を確認すること

必要な装備

残雪期の草津白根山は、雪の状態が時間帯や場所でコロコロ変わる。足元の装備選びが重要になってくる。

必須装備

装備ポイント
アイゼン(6本爪以上)朝の固い雪面や急斜面で必須
スノーシュー or ワカン踏み抜き対策。ワカンの方が取り回しやすいかも
ゲイター踏み抜いたとき靴に雪が入るのを防ぐ
サングラス雪面の照り返しが強烈
日焼け止め4月でも標高2,000m超えの雪面は紫外線が強い

スノーシュー vs ワカン

今回はスノーシューで歩いたけど、正直ワカンの方がよかったかもしれない。樹林帯の中は狭い場所もあるし、スノーシューだと小回りが利きにくい。

アイゼンとスノーシューを何度も履き替えるのがとにかく面倒だった。ワカンなら軽いし、装着も早い。次の残雪期はワカンで行こうと思う。

あると便利な装備

  • ストック:雪面でのバランス確保と踏み抜き防止に
  • 保温ボトル:山頂での休憩時、温かい飲み物があると最高

まとめ|残雪の草津白根山は最高のご褒美登山だった

噴火警戒レベルの関係で、なかなかタイミングが合わない草津白根山。でも、条件が揃ったときに行けたのは本当にラッキーだった。

踏み抜き地獄でバタバタだったけど、それも含めて残雪期の楽しさ。360度の大パノラマ、エメラルドグリーンの湯釜、山頂で出会った百名山ハンターの仲間たち。全部ひっくるめて最高の1日。

草津白根山は噴火警戒レベルによって登れる時期やルートが変わる。行く前に必ず最新の火山情報を確認しよう。

万座ルート(残雪期)が向いている人:

  • 本白根山と白根山(湯釜)を1日で両方登りたい
  • 雪山歩きの経験がある(アイゼン・スノーシューの使用経験あり)
  • 踏み抜きも含めて雪山を楽しめる

無雪期の方がいい人:

  • 雪山装備を持っていない
  • 踏み抜きや急斜面の雪上歩行に不安がある
  • 確実にルートを辿りたい

残雪期に行くなら、4月上旬くらいがベスト。雪が締まっている早朝に歩き始めるのがコツ。昼近くになると雪が緩んで踏み抜きが増えるから、なるべく午前中に核心部を通過したい。


よくある質問(草津白根山 Q&A)

Q. 草津白根山の難易度は?

残雪期はアイゼン・スノーシューの使用が前提で、中級者向け。踏み抜きへの対処やルートファインディングの経験があった方がいい。無雪期で規制が解除されている時期なら、初中級者でも登れる。

Q. 草津白根山の登山適期は?

噴火警戒レベルに左右されるので、一概には言えない。レベル1なら残雪期(3月下旬〜5月)や夏〜秋が適期。必ず気象庁の火山情報を事前に確認すること。

Q. 万座ルートのコースタイムは?

万座自然情報館から本白根山・白根山(湯釜)を回って戻るルートで、今回は約7時間(休憩込み)。残雪期は踏み抜きやルート探索で時間がかかるので、余裕を持った計画を。

Q. 草津白根山に初心者でも登れる?

残雪期は雪山経験者向け。初心者なら噴火警戒レベル1で規制が解除されている無雪期に、整備された登山道から登るのがおすすめ。ただし火山なので、常に最新情報を確認する意識は持っておこう。


登山をもっと安全に楽しむために

草津白根山は活火山。噴火警戒レベルの確認は絶対に忘れないこと。

  • 登山届:群馬県警やコンパスで事前に提出。残雪期は特に重要
  • 火山情報:気象庁の噴火警戒レベルを必ず確認。レベル2以上だと登山規制がかかる
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
  • ガイド付き登山:残雪期の草津白根山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある

では、またどこかのお山で👋


百名山100座で使い続けた装備

百名山を100座登る中で、本当に使い続けた装備だけをレビュー記事にまとめた。山道具選びの参考にどうぞ。


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