真っ青な空と真っ白な雪。この2色だけの世界がたまらなく好き。
2022年2月、百名山36座目は群馬県の武尊山(ほたかさん・2,158m)。川場スキー場からリフトを乗り継いで、冬季限定のルートでアタックしてきた。
前年に遠征で計画していたものの悪天候で中止になっていた山。引っ越しで車で2時間半の距離になったから、リベンジのチャンスがやってきた。結果は、ほぼ無風の快晴。完璧すぎる1日だった。
この記事でわかること
- 川場スキー場ルートの冬季登山の流れと必要な手続き
- スノーシューとアイゼンの使い分けポイント
- 山頂からの谷川連峰の絶景
- 駐車場・リフト・ココヘリの費用まとめ
- 冬季武尊山に必要な装備と注意点
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 武尊山(2,158m) |
| ルート | 川場スキー場ルート(川場スキー場 ピストン) |
| 日程 | 2022年2月26日(土)日帰り |
| 行動時間 | 4時間09分 |
| 距離 | 4.4km |
| 累積標高 | 登り457m / 下り452m |
| 天気 | 快晴☀️ |

川場スキー場ルートを選んだ理由
冬の武尊山は川場スキー場からのルートが定番。リフト2本を乗り継いで一気に標高を稼げるから、雪山初心者でも比較的アプローチしやすい。
もともと道の駅から送迎バスで行く予定だったけど、渋滞で遅れそうだったのでそのまま車で川場スキー場へ向かった。雪道の運転はちょっとドキドキだったけど、無事到着。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
川場スキー場〜登山口(09:54〜10:33)
川場スキー場に到着したら、まず手続き。ココヘリのレンタルと登山届の提出が必須になっている。
リフトを2本乗り継いで登山口へ。リフトからの眺めがもう最高。青空とゲレンデの白が目に飛び込んでくる。


登山口〜剣ヶ峰山(10:33〜11:52)
今回は実験的にスタートからスノーシューを装着。結果的にこれが正解で、雪質にもよるけど登りはスノーシューで全然いけると発見。
ただ、わかってはいたけどスタートからいきなりの急登💦 息が上がる。

登っていくと、視界が開けて青と白の世界が広がる。僕が1番好きな景色。振り返ると谷川連峰がドーンと見える。


エビの尻尾もあちこちに。冬山ならではの造形美。

さらに進むと、樹氷がモンスターのように並んでいる。リトルモンスターたち(笑)


武尊山 山頂(12:49着)
剣ヶ峰山からの下りでアイゼンに履き替えて、武尊山の山頂へ。
到着! 予定通りのほぼ無風・快晴。完璧すぎる天候で、逆に暑いくらい💦

山頂からの展望は360度。谷川連峰、苗場山、たくさんの山々が見渡せる。見ていて見過ぎてしまうくらいの絶景。


下山(13:04〜14:41)
さてと、下山開始。
ここからが今回のハイライト(悪い意味で)。足がつりかけて、つって🤣 止まり止まりの下山。完全に運動不足を痛感。


暖かくなった影響か、雪面にクラックや穴が見えてドキッとする場面も。

剣ヶ峰山への登り返しがまたキツい。足が限界に近い中、なんとか踏ん張る。

リフト乗り場まで降りてきた時はホッとした。ゲレンデを見ると滑って降りたくなるけど、今日はおとなしくリフトで(笑)


下山後のお楽しみ
帰りのサービスエリアで味噌ラーメン赤城盛り。登山後のラーメンは最高。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 関越自動車道 沼田ICから約25km、約30分
- 冬季はスタッドレスタイヤ必須。スキー場までの山道は積雪・凍結あり
- 雪道に慣れていないとちょっとドキドキするけど、スキー場なので除雪はされている
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 川場スキー場 立体駐車場 | 多数 | 1,000円 | スキー場利用者と共用 |
費用まとめ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 駐車場 | 1,000円 |
| リフト(往復) | 2,000円 |
| ココヘリレンタル | 1,100円 |
| ICカード | 500円(返却時に返金) |
| 合計 | 約4,100円(ICカード返金後) |
公共交通機関の場合
- JR上越線 沼田駅から川場スキー場への送迎バスあり(冬季シーズン中)
- 道の駅「川場田園プラザ」からも送迎バスが出ている
- バスの時間に合わせた計画が必要
必要な装備
冬季の武尊山は本格的な雪山装備が必要。川場スキー場ルートはリフトで標高を稼げるとはいえ、急登あり・稜線歩きありのルート。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| アイゼン(12本爪) | 剣ヶ峰山からの下りや急斜面で必須 |
| スノーシューまたはワカン | 登りのラッセル対策。今回はスノーシューで登りも問題なかった |
| ピッケル | 急斜面での滑落停止用 |
| 冬山用登山靴 | アイゼン対応の保温性あるもの |
| ゴーグル・サングラス | 雪面の照り返しが強烈。快晴だと暑いくらい |
| 防寒着・ハードシェル | 稜線は風が強い日もある(今回はほぼ無風だったけど) |
僕が使っている装備
今回はスタートからスノーシューで行ってみた。登りでもしっかりグリップが効いて、急登もいけると発見。雪質にもよるけど、スノーシューは登りにも使えるという実験結果。
アイゼンは剣ヶ峰山からの下りで履き替え。急斜面ではやっぱりアイゼンの安心感が違う。
あると便利な装備
- サーモス(保温ボトル):山頂で温かい飲み物があると生き返る。快晴で暑くても、風が出たら一気に冷える
- 日焼け止め:雪山の紫外線をなめたらダメ。快晴の日は特に
青と白の世界に癒された1日
前年に悪天候で断念していた武尊山。リベンジは完璧な天候で迎えてくれた。
スタートからの急登はキツかったけど、登るほどに広がる青空と白い雪の世界は本当に美しい。山頂からの谷川連峰や苗場山の眺望も最高だった。
ただ、下山で足がつったのは完全に運動不足(笑) 冬山は体力の消耗が激しいから、日頃のトレーニングは大事だなと改めて実感。
それでも、1日中ずっと青と白に包まれて過ごせた。最高に満足な1日だった✌️
まとめ|武尊山に挑戦する人へ
冬の武尊山は川場スキー場ルートが圧倒的にアクセスしやすい。リフトで一気に標高を稼げるから、雪山を始めたい人にもおすすめされることが多い山。ただし、しっかりした雪山装備と体力は必要。
川場スキー場ルートが向いている人:
- 冬の百名山を効率よく登りたい人
- リフトを使ってアプローチを短縮したい人
- 谷川連峰の絶景を楽しみたい人
注意が必要な人:
- 雪山装備(アイゼン・スノーシュー・ピッケル)を持っていない人
- 急登が苦手な人(スタートからいきなり急登)
- 雪道の運転が不安な人(送迎バスの利用を検討)
天候さえ合えば、青と白の絶景が待っている。ぜひ快晴の日を狙って。
よくある質問(武尊山 Q&A)
Q. 武尊山の難易度は?
冬季の川場スキー場ルートは、雪山登山としては中級レベル。リフトで標高を稼げるぶんコースは短いけど、急登があるのでそれなりの体力は必要。雪山の基本装備(アイゼン・スノーシュー・ピッケル)を使えることが前提。
Q. 武尊山の登山適期は?
冬季(12月〜3月頃)は川場スキー場ルートが定番。夏山としては6月〜10月が適期で、武尊神社や裏見ノ滝からのルートがある。冬と夏でルートが全く違う山。
Q. 川場スキー場ルートのコースタイムは?
リフト降り場から山頂まで片道約2〜3時間。今回は往復4時間09分(休憩含む)。雪の状態や天候で大きく変わるので余裕を持った計画を。
Q. 冬の武尊山に初心者でも登れる?
雪山初心者がいきなりソロで行くのはおすすめしない。アイゼンやスノーシューの使い方に慣れていること、雪山の基本的なリスク管理ができることが最低条件。経験者と一緒に行くか、ガイドツアーを利用するのが安全。
登山をもっと安全に楽しむために
冬山は夏山以上にリスク管理が大切。楽しい思い出にするために、しっかり準備しておきたい。
- 登山届:川場スキー場では登山届の提出が必須。受付で用紙に記入する。事前にコンパス(登山届のオンライン提出サイト)で提出しておくとスムーズ
- ココヘリ:川場スキー場では登山者にココヘリの携帯が必須(レンタル1,100円)。遭難時の位置特定に使われる
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。冬山は特にリスクが高いから、加入をおすすめする
- ガイド付き登山:冬の武尊山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。装備のレンタル込みのプランもあるので、雪山デビューにはちょうどいい
では、またどこかのお山で👋
百名山100座で使い続けた装備
百名山を100座登る中で、本当に使い続けた装備だけをレビュー記事にまとめた。山道具選びの参考にどうぞ。
- 👟 スポルティバ TX4 GTX レビュー — 百名山の相棒だったアプローチシューズ
- 👟 スポルティバ TX5 Low GTX レビュー — 低山用に乗り換えたローカットモデル
- 🦶 YAMAP BMZインソール カーボン レビュー — 膝痛が消えたインソール
- 🧦 Darn Tough 登山靴下レビュー — 生涯保証の最強ソックス
- 🏃 CW-X ジェネレーター レビュー — 膝サポートタイツの決定版









コメント