雪の伊吹山、最高だった。
前回は秋に登ったけど、やっぱり冬の伊吹山も見ておきたい。2月の快晴を狙って再訪したら、1合目はドロドロ、3合目から一気に雪景色、山頂は霧氷と快晴の別世界。暑すぎて汗だくになるという、冬山なのに想定外の展開に💦
帰りはお尻で滑って下山するおまけつき。雪の伊吹山、控えめに言って楽しすぎた。
この記事でわかること
- 冬の伊吹山・正面登山道の登山レポート(再訪)
- 1合目の泥地獄〜山頂の雪景色までのコース状況
- 冬の伊吹山に必要な装備(アイゼンのタイミングなど)
- 駐車場・アクセス情報(300円の穴場駐車場あり)
- 前回(秋)との違い
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 伊吹山(1,377m) |
| ルート | 正面登山道・上野口コース(ピストン) |
| 日程 | 2021年2月6日(土)日帰り |
| 行動時間 | 6時間49分 |
| 距離 | 9.6km |
| 累積標高 | 登り1,192m / 下り1,176m |
| 天気 | 快晴☀️ |

冬の伊吹山を再訪した理由
前シーズン、雪の伊吹山に行きたかったのに行けなかった。伊吹山といえば冬の姿が有名。雪をまとった山頂の霧氷、エビの尻尾、真っ白な斜面。それを自分の目で見たくて、2月の快晴予報を確認して再訪を決めた。
前回は秋。紅葉シーズンの伊吹山もよかったけど、やっぱり冬の顔を知らないと完結しない。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
登山口〜1合目(09:29〜09:47)
上野登山口からスタート。入山協力金300円を払っていざ出発。
ところが、1合目まではまったく雪がない。しかも道がドロドロ。最近の暖かさで雪が溶けて、登山道が泥の川状態になっている。冬山に来たはずなのに、いきなりの泥地獄💦


1合目〜3合目(09:47〜10:37)
1合目を過ぎても、しばらくは雪と泥のミックス。暑い。2月なのに暑い。陽射しが強くて、冬装備が完全にオーバースペック。
少しずつ雪が増えてきて、3合目あたりからやっとまともな雪道に。ここまではノーマルの登山靴で問題なし。


3合目〜6合目避難小屋(10:37〜11:51)
3合目を過ぎると、一気に雪山らしくなる。白い斜面の向こうに青空が広がって、「白と青」の世界。これが見たかった。
遠くに山頂が見えてくる。雪をまとった伊吹山の山頂部が、真っ白に輝いている。テンション上がる。


途中、誰かが作った雪の顔を発見。歯まで再現されていて、なかなかのクオリティ(笑)

6合目避難小屋〜山頂(11:51〜13:47)
6合目の避難小屋を過ぎたあたりからアイゼンを装着。ここからが本番。
雪の急登が始まる。写真では伝わらないけど、かなりの急斜面。上から見下ろすと、登山者がアリの行列みたいに連なっているのが見える。



しんどいというより、とにかく暑い。2月の雪山で汗だくという不思議な状況。上を見ても下を見ても登山者だらけで、人気の高さが伺える。

山頂が近づくにつれて、霧氷が増えてくる。木々が白く凍りついて、さっきまでのドロドロ地獄が嘘のような別世界。

山頂(13:47着)
山頂に到着。
雲ひとつない青空の下、360度の大パノラマ。山頂一帯はエビの尻尾(霧氷)で覆われていて、まさに別世界❄️
日本武尊像も雪景色の中でスッキリとした表情。晴れた日の山頂は格別。




反対側の山々も雪をまとっていて、冬の景色を存分に堪能。三角点にもタッチして、山頂を満喫した。
ここ最近の晴天と気温の高さで、西側斜面から少し大きめの雪が転がり落ちてくる場面も。ルートから離れた場所だったけど、ちょっと注意が必要。
下山(13:55〜16:18)
下山はお楽しみタイム。急斜面をお尻で滑って降りる。これが楽しい(笑)

ただし、下山の方がむしろ大変だった。気温が上がって雪が溶け始め、自然の落とし穴(雪の下が空洞になっている場所)にハマりまくる。雪が無くなった区間も、雪解け水で川のようになっていて靴はドロドロ。

16時過ぎにようやく下山完了。登りより下山の方が疲れたかもしれない😅

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 名神高速・関ヶ原ICから約15分
- 北陸自動車道・米原ICから約20分
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 伊吹山ゴンドラ乗り場前駐車場 | 約100台 | 300円 | トイレ・洗い場あり。おすすめ |
| 伊吹山観光駐車場 | 約50台 | 300〜500円 | 登山口に近い |
| 三之宮神社周辺 | 数十台 | 300〜500円 | 複数あり |
ゴンドラ乗り場前の駐車場が300円でトイレも洗い場もあって便利。下山後に靴を洗えるのがありがたい。今回はここを利用した。
公共交通機関の場合
- JR東海道本線・近江長岡駅からバスで約15分「伊吹登山口」下車
- 冬季はバスの本数が少ないので要確認
必要な装備
冬の伊吹山は標高差約1,200mを一気に登る。序盤は泥道、中盤から雪道、山頂付近は完全な雪山。装備の判断が難しいルート。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| アイゼン(6本爪以上) | 6合目以降の急登で必須。チェーンスパイクだと厳しい場面あり |
| 防水の登山靴 | 泥と雪解け水で靴が確実に濡れる |
| ゲイター(スパッツ) | 泥はね・雪の侵入防止に |
| サングラス | 山頂付近の雪の照り返しがかなり強い |
| 防寒着(脱ぎ着しやすいもの) | 1合目は暑く、山頂は寒い。レイヤリングが重要 |
あると便利な装備
- ストック:雪の急斜面でバランスを取りやすい
- お尻に敷くシート(ヒップソリ):下山時にお尻で滑る場合に。なくてもいけるけど、あると楽しさ倍増
- 替えの靴下・タオル:下山後は確実に靴が濡れている
秋と冬、2回登ってわかったこと
前回の秋と今回の冬、同じ正面登山道でもまったく違う山だった。
秋は花と紅葉、冬は雪と霧氷。同じルートなのに、見える景色がまるで別の山。伊吹山は季節を変えて何度でも登りたくなる山。
ただし、冬の方が体力的にはキツい。雪の急登でアイゼンを効かせながら登る区間はなかなかハード。しかも帰りは雪解けの落とし穴地獄。行動時間は秋より1〜2時間多めに見ておいた方がいい。
まとめ|冬の伊吹山に挑戦する人へ
冬の伊吹山は、雪山入門として人気があるのも納得の山。登山道は明瞭で人も多く、道迷いのリスクは低い。ただし、急登の雪斜面と泥道は覚悟が必要。
冬の伊吹山が向いている人:
- 雪山デビューしたい人(人が多く安心感がある)
- 霧氷やエビの尻尾を見たい人
- 体力に自信がある人(累積標高1,200mは雪道だと結構キツい)
注意した方がいいポイント:
- 1合目付近の泥道は避けられない。汚れてもいい靴で
- 天気がいい日は暑い。脱ぎ着しやすい服装で
- 下山時の雪解けトラップに注意
- 西側斜面からの落雪にも要注意
晴れた日の山頂からの景色は本当に格別。霧氷の白と空の青、そして遠くに見える雪山の連なり。冬にしか見られない絶景が待っている。
あわせて読みたい
▶ 【1座目】伊吹山 正面登山道(上野口コース)|百名山の第一歩はここから始まった
よくある質問(伊吹山 冬 Q&A)
Q. 冬の伊吹山にアイゼンは必要?
必須。6合目以降の急斜面では、アイゼンなしだと滑って危険。6本爪以上を推奨。チェーンスパイクだと急斜面で不安が残る。
Q. 冬の伊吹山のコースタイムは?
上野登山口から山頂まで、今回は約4時間20分(休憩含む)。夏場のコースタイムより1〜2時間多めに見ておくのが安全。
Q. 冬の伊吹山に初心者でも登れる?
雪山初心者なら、天気のいい日を選んで行けば十分楽しめる。ただし、アイゼンの使い方は事前に練習しておいた方がいい。体力は必要(標高差1,200m)。
Q. 冬の伊吹山の登山適期は?
12月〜3月上旬。1月〜2月が最も雪が多く、霧氷も見やすい。ただし天候次第で状況は大きく変わるので、直前の天気予報とYAMAPの最新の活動日記で確認するのがベスト。
登山をもっと安全に楽しむために
- 登山届:コンパス(compass.jp)から事前にオンライン提出できる。冬山は特に必ず出しておくこと
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- 最新情報の確認:冬の伊吹山は天候や積雪状況で難易度が大きく変わる。出発前に必ず最新情報をチェック
では、またどこかのお山で👋


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