3月の蓼科山、最高だった。
前回は見るだけで終わっていた蓼科山に、今回ようやく登ってきた。前日の夜に出発して諏訪湖SAで仮眠…のはずが、目覚ましが鳴っても起きられず寝坊💦 慌てて登山口に向かったけど、山頂に着いたら風もほとんどなくて、青空の下で360度の大パノラマ。八ヶ岳やアルプスの山々がずらっと並ぶ絶景に、寝坊の焦りなんか吹っ飛んだ。
この記事でわかること
- すずらん峠からの蓼科山ピストンルートの全容
- 3月の残雪期の雪の状態とアイゼン・チェンスパの使い分け
- 山頂からの360度パノラマの様子
- すずらん峠園地駐車場の情報と混雑状況
- 残雪期に必要な装備
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 蓼科山(2,531m) |
| ルート | すずらん峠園地駐車場〜蓼科山 ピストン |
| 日程 | 2021年3月20日(土)日帰り |
| 行動時間 | 4時間35分 |
| 距離 | 6.2km |
| 累積標高 | 登り810m / 下り811m |
| 天気 | 晴れ |

すずらん峠ルートを選んだ理由
蓼科山の登山口はいくつかあるけど、すずらん峠(女神茶屋)ルートはアクセスが良くて、日帰りピストンにちょうどいい距離感。冬〜残雪期にも登山者が多くて、トレースが期待できるのもポイント。
前回は蓼科山を見るだけで終わっていたから、今度こそ登りたかった。3月なら雪も締まって歩きやすい時期だし、天気の良い日を狙って決行した。
コース詳細|時間帯ごとのレポート
すずらん峠園地駐車場〜登山口(06:52〜06:55 / 約3分)
前日の夜に出発して、諏訪湖SAで仮眠。目覚ましをセットしていたのに、全然起きられなかった😅 周りに停まっていた車ももうほとんどいなくて、「やばい」と焦りながら登山口へ。
駐車場に着いたのは6時52分。ほぼ満車状態で、なんとか1台分のスペースを見つけて滑り込みセーフ。人気の山だけあって、残雪期の3月でもこの混雑ぶり。

登山口〜樹林帯(06:55〜08:10 / 約1時間15分)
登山口からスタート。最初から雪があるけど、カチカチに凍っていてしっかり踏める。
しばらく登ると急に雪がなくなる区間が出てきた。3月の中途半端な時期あるある。雪と土のミックスゾーンを抜けると、また雪の世界に。ここでチェンスパを装着した。
道中は雪がだいぶ溶けていて、岩と雪のミックス。歩きにくいけど、一歩一歩確実に登っていく。


樹林帯上部〜山頂直下(08:10〜09:23 / 約1時間13分)
標高を上げていくと、だんだん景色が開けてくる。振り返ると遠くの山々が見え始めて、テンションが上がる。



山頂が近づいてくると、最後の急登が待っている。チェンスパだと滑りやすくなってきたので、ここでアイゼンに換装。面倒だけど安全第一。急登では滑落リスクがあるから、ケチらず装備を切り替えるのが大事。

蓼科山 山頂(09:23着)
山頂に出ると、一気に視界が開けた✨
岩がゴロゴロした広い山頂は、雪に埋もれて真っ白。山頂標識も半分雪に埋まっている状態。この日は珍しく風もほとんどなくて、青空の下で360度の大パノラマ。
八ヶ岳連峰、南アルプス、北アルプス…周囲の山々がぐるっと見渡せる。この景色を見るために登ってきたんだよなぁと思える瞬間。





蓼科山頂ヒュッテと蓼科神社にも立ち寄った。冬季は営業していないけど、雪に埋もれた小屋と神社はなんとも風情がある。

下山(09:42〜11:28 / 約1時間46分)
名残惜しいけど下山開始。登りよりも下りの方が慎重にならないといけない。特に雪の急斜面は、アイゼンを効かせながら一歩ずつ確実に下る。

幸徳平を10:33に通過。ここまで来れば傾斜も緩くなってくる。
11時28分、無事に駐車場に到着。駐車場はまだ車がびっしり。そして、駐車場に直結する道を発見。これ、登りで使えたらちょっと楽だったかも(笑)


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 諏訪ICから国道152号・ビーナスライン経由ですずらん峠園地駐車場まで約30km
- ビーナスラインは冬季閉鎖区間があるので要確認(例年11月下旬〜4月中旬)
- 3月はまだ路面凍結の可能性があるので、スタッドレスタイヤ必須
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| すずらん峠園地駐車場 | 約30台 | 無料 | トイレあり(冬季は1台のみ稼働) |
3月の土曜日、7時前の到着でほぼ満車だった。人気の山だから、残雪期でも早めに到着するのが無難。できれば6時前には着きたい。
公共交通機関の場合
- JR茅野駅からアルピコ交通バス「蓼科高原ラウンドバス」で「すずらん峠」下車。ただし冬季は運行していない可能性があるので要確認
- 残雪期はマイカーが現実的
必要な装備
3月の蓼科山は完全に雪山。標高差810mの登りで、雪と岩のミックス区間もあるから、状況に応じた装備の切り替えが重要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 冬季用登山靴 | アイゼンが装着できるもの必須 |
| アイゼン(10〜12本爪) | 山頂直下の急登では必須。チェンスパだけでは滑る |
| チェンスパ | 序盤〜中盤の緩斜面で活躍 |
| ストック | 雪面でのバランス確保に。スノーバスケット付きがベスト |
| レインウェア / ハードシェル | 防風・防雪対策。山頂は風が強いこともある |
| サングラス / ゴーグル | 雪面の照り返し対策に必須 |
あると便利な装備
- ゲイター:雪の深い区間で靴の中に雪が入るのを防ぐ
- バラクラバ / ネックウォーマー:山頂で風がある場合の防寒に
- 保温ボトル:冬季は温かい飲み物があると生き返る
寝坊しても、山頂の景色が全部チャラにしてくれた
諏訪湖SAで寝坊して、駐車場に着いたらほぼ満車で焦って…と、スタートはバタバタだった。
でも山頂に立った瞬間、全部どうでもよくなった(笑)
風のない青空の下、360度見渡せる山頂。八ヶ岳やアルプスの山々がずらっと並ぶ景色は、蓼科山ならではの贅沢。標高2,531mの山頂は岩がゴロゴロした独特の地形で、雪に覆われた姿もまた格好いい。
蓼科山は「諏訪富士」とも呼ばれる端正な山容が特徴。登ってみると、見た目の美しさだけじゃなくて、山頂からの展望の素晴らしさにも納得できる。百名山に選ばれるだけのことはある。

まとめ|蓼科山に挑戦する人へ
蓼科山は日帰りで登れるコンパクトさと、山頂の360度大パノラマが魅力。残雪期は雪山入門としても人気がある。
すずらん峠ルートが向いている人:
- 日帰りで百名山を一つ踏みたい人
- 冬〜残雪期の雪山登山にチャレンジしたい人
- 山頂からの360度パノラマを楽しみたい人
七合目登山口の方がいい人:
- 距離を短くしたい人(より標高の高いところからスタートできる)
- 夏季に樹林帯を歩きたい人
残雪期に登るなら、アイゼンとチェンスパの両方を持っていくのがおすすめ。状況に応じて切り替えるのが安全に楽しむコツ。
よくある質問(蓼科山 Q&A)
Q. 蓼科山の難易度は?
百名山の中では初〜中級レベル。すずらん峠ルートなら距離6.2km、行動時間4〜5時間程度で日帰り可能。ただし残雪期は雪山装備と経験が必要。
Q. 蓼科山の登山適期は?
無雪期なら6月〜10月がベストシーズン。残雪期(3月〜5月)は雪山装備が必須だけど、締まった雪の上を歩けるので意外と歩きやすい。厳冬期(12月〜2月)は強風と低温に注意。
Q. すずらん峠ルートのコースタイムは?
僕の場合は4時間35分(距離6.2km)。標準コースタイムは登り約2時間30分、下り約1時間50分の合計4時間20分程度。
Q. 蓼科山に初心者でも登れる?
夏季の無雪期なら登山初心者でも挑戦できるレベル。ただし山頂直下の岩場は急登なので、体力はそれなりに必要。冬季・残雪期はアイゼン・ピッケルの扱いに慣れた経験者向け。
登山をもっと安全に楽しむために
蓼科山は残雪期でも多くの登山者が訪れる人気の山。でも雪山は無雪期とはリスクが違うから、しっかり準備しよう。
- 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
- 天気予報:山頂は風が強いことも多い。風速や気温を事前にチェック
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:雪山が初めてで不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある
では、またどこかのお山で👋


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