
百名山95座目は平ヶ岳。正規ルートだと往復約20km・10時間超えの長丁場で有名な山だけど、今回はプリンスルート(中ノ岐登山口)を利用して約4時間で往復してきた。
天気は曇りで山頂はガスガス。でも紅葉は見頃で、下山時にはヒカリゴケという思わぬ収穫も。宿のしし鍋まで堪能して、短いけど充実した山行になった。
この記事でわかること
- プリンスルートの概要と宿の予約方法
- 中ノ岐登山口から平ヶ岳山頂までのコース詳細
- 紅葉シーズンの平ヶ岳の様子
- ヒカリゴケの場所と見どころ
- 必要な装備とアクセス情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 平ヶ岳(2,141m) |
| ルート | プリンスルート(中ノ岐登山口 ピストン) |
| 日程 | 2024年10月7日(月)日帰り |
| 行動時間 | 4時間04分 |
| 距離 | 8.4km |
| 累積標高 | 登り1,001m / 下り1,011m |
| 天気 | 曇り・風強め・小雨 |
前日|宿に到着〜プリンスルートの準備
平ヶ岳といえば「アクセスが面倒な山」の代名詞。正規ルート(鷹ノ巣登山口)は往復20km・10時間超えで、しかも登山口までの道のりも長い。
正直、億劫だった。何とかならないかとネットで調べていたら、プリンスルート対応の宿に空きを発見。すかさず電話。1人だったけど受け入れてくれて助かった🙏 しかもコテージ1棟まるごと独り占めという贅沢な待遇。


ただ、この日はカメムシの大量発生でかなりビックリ😵💫 コテージの中にも結構いて、最初はちょっと怯んだ(笑)
お風呂は宿で白銀の湯の無料入浴券をもらえる。帰りにも入りたい場合は宿にお願いすると割引してもらえるらしい☝️

コース詳細|時間帯ごとのレポート
宿〜登山口(3:44出発 → 5:27着)
早朝3:44に宿を出発。登山口まで宿のご主人が車で送ってくれる。これがプリンスルートの特典。
ガタガタ道が約1時間30分続くけど、ゆっくり安全運転で酔わなかった。暗闘の中をひたすら揺られる。

登山口に着くと、他の宿からも続々と登山者が集合。プリンスルートは知る人ぞ知るルートだけど、それなりに人はいる。

登山口〜山頂(5:27 → 7:39)
5:27に登山口を出発。まだ薄暗い中、まずは渡渉ポイントへ。前日の夕食時に「渡渉がある」と聞いて、ローカットの靴だったからヤバいと思ってたけど…実際には橋が架かっていて一安心😆


分岐点を過ぎると本格的な登りが始まる。登山道は整備されていてステップが切ってあるから歩きやすい。急登ではあるけど、助かる。
標高を上げていくと紅葉が始まっていた。10月上旬、山はすっかり秋の装い。黄色やオレンジ、赤に色づいた木々の中を歩くのは気持ちいい。

途中、周りに誰もいない静かな区間がある。秘境感がすごい。風が強くて涼しく、登りの暑さが和らいだ。



水場を過ぎると山頂方面は完全にガスの中。展望は期待できなさそうだなと思いながら、木道を進む。


山頂(7:39着)
2時間12分で山頂に到着。ガスで展望はゼロ。風も強い。
まあプリンスルートの短さを考えれば、天気の良い日にまた来ればいいかという気持ち。山頂標識でお約束のポーズを決めて記念撮影。三角点もしっかり確認してきた。


池ノ岳・姫ノ池(7:54)
山頂から池ノ岳・姫ノ池方面へ。ここは平ヶ岳のもうひとつの見どころ。
ただ、小雨が降ってきて寒くなったので、あまりゆっくりはできなかった。それでも秋色に染まった草原と木道の雰囲気は独特で、天気がよければ最高だったろうなと思う。


下山(〜9:31)
寒さに追われるように下山開始。下りは粘土質の箇所もあるけど、ステップが整備されていて楽だった。登山道の整備に感謝。
下山途中、分岐を曲がってヒカリゴケのスポットへ。これが今回のハイライト。
初めて見たヒカリゴケは、まるで蛍光ペンで塗ったみたいに光っていた。自然にこんな色が存在するのかと驚く。岩の隙間にひっそりと光る緑色は、写真では伝わりきらない美しさ。見落としそうな場所にあるから、登りで分岐の案内を確認しておいて、下りで立ち寄るのを忘れずに。

橋を渡って9:31に無事下山完了。行動時間は約4時間。プリンスルートの恩恵をたっぷり受けた山行だった。


下山後のお楽しみ
寒くて食べられなかった朝ごはんを下山後にようやく。おにぎりとゆで卵、ソーセージのシンプルなメニューだけど、下山後の空きっ腹には最高。
さらに嬉しいサプライズ。各宿の方がしし鍋を振る舞ってくれた。冷えた体に温かいしし鍋が染みる😋 これはプリンスルートならではの特典かもしれない。


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 関越自動車道 小出ICから国道352号で銀山平方面へ
- 宿まではアクセス可能だが、宿から登山口(中ノ岐登山口)までは一般車通行不可
- 宿泊者のみ送迎で登山口へ(ガタガタ道を約1時間30分)
宿について
プリンスルートを利用するには、銀山平周辺の対応宿への宿泊が必須。ネットで空き状況を確認して電話予約がベスト。1人でも受け入れてくれる宿がある。
宿では白銀の湯の無料入浴券がもらえる。帰りにも入りたい場合は宿にお願いすると割引してもらえるとのこと。
公共交通機関の場合
- JR上越線 浦佐駅からバスで銀山平方面へ(本数が少ないので要確認)
- プリンスルートは宿泊必須のため、日帰り公共交通機関のみでは利用不可
必要な装備
プリンスルートは距離が短いとはいえ、急登あり・粘土質の下りあり・天候急変もある。油断は禁物。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 粘土質の下りがあるのでグリップ重視。ローカットでも行けるけど、ハイカットの方が安心(僕はローカットでちょっと焦った) |
| レインウェア | 山頂付近は天候が変わりやすい。小雨でも風が強いと体温を奪われる |
| 防寒着 | 10月は山頂付近が冷える。風が強い日はフリースやダウンが必要 |
| ヘッドランプ | 早朝出発のため必須 |
あると便利な装備
- トレッキングポール:急登と粘土質の下りで膝の負担を軽減
- ゲイター:粘土質の泥はね対策に
秋の平ヶ岳、ガスでも楽しめた
正直、天気は残念だった。ガスで展望はなく、小雨も降ってきて山頂では長居できなかった。
でも紅葉は見事だったし、ヒカリゴケという予想外の出会いもあった。宿のコテージは快適だったし(カメムシの大量発生はびっくりしたけど💦)、下山後のしし鍋は最高だった。
プリンスルートのおかげで体力的な余裕があったからこそ、周りの景色を楽しむ余裕があったのかもしれない。天気のいい日にもう一度来たい山。
まとめ|平ヶ岳に挑戦する人へ
平ヶ岳は百名山の中でもアクセスの難しさで知られる山。ルート選びが登山の満足度を大きく左右する。
プリンスルートが向いている人:
- 体力に自信がない、または長時間行動を避けたい人
- 宿泊込みで山を楽しみたい人
- 短い行動時間で百名山をピークハントしたい人
正規ルート(鷹ノ巣登山口)の方がいい人:
- 宿の予約が取れなかった人
- ロングルートを歩きたい人
- 費用を抑えたい人
どちらのルートでも、天気予報はしっかり確認してから入山しよう。山頂付近は天候が急変しやすい。
よくある質問(平ヶ岳 Q&A)
Q. 平ヶ岳の難易度は?
プリンスルートなら中級者向け。距離8.4km・行動時間約4時間で、急登はあるが道は整備されている。正規ルート(鷹ノ巣登山口)だと往復20km超・10時間以上の上級者向けコース。
Q. 平ヶ岳の登山適期は?
7月〜10月がベスト。紅葉は9月下旬〜10月上旬が見頃。冬期は積雪のためアクセス不可。
Q. プリンスルートを使うにはどうすればいい?
銀山平周辺の対応宿に宿泊すること。宿泊者のみ登山口まで送迎してもらえる。ネットで空き状況を確認して、電話で予約するのが確実。
Q. 平ヶ岳にトイレはある?
登山道上にトイレはない。宿と登山口で済ませておくこと。
Q. ヒカリゴケはどこで見られる?
登山口付近の分岐から少し入ったところにある。登りで分岐の案内を確認しておいて、下山時に立ち寄るのがおすすめ。見落としやすいので注意。
Q. プリンスルートの費用はどのくらい?
宿泊費は宿によるけど、1泊2食付きで1万円前後が目安。送迎料込みのところが多い。正規ルートなら宿泊費はかからないけど、ガソリン代と体力が必要。
登山をもっと安全に楽しむために
平ヶ岳はプリンスルートでも山深いエリア。万が一に備えておこう。
- 登山届:入山前に必ず提出。オンラインで事前に出しておくと楽
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- 天気予報の確認:山頂付近は天候が変わりやすい。直前まで予報をチェック
では、またどこかのお山で👋
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