岩手山。初めて見たとき「これ、登れるの?」って思った。
ドーンと構える圧倒的な存在感。しかも見る方角によって表情が変わる。一粒で何度もおいしい山。
今回は馬返しから旧道ルートで挑戦。ガレ場の急登、雪渓での胸まで踏み抜き、そして山頂の爆風。100名山で例えるなら、伊吹山とトムラウシと大山を足して3で割った感じ。なかなかハードだったけど、快晴の絶景は最高だった。
百名山85座目の記録。
この記事でわかること
- 岩手山・馬返し旧道ルートの実際のコース状況
- 旧道と新道の違い・選び方
- 5月の雪渓の状態と注意点(胸まで踏み抜き体験あり)
- 馬返し駐車場・トイレ・水場の情報
- 山頂の爆風と絶景の様子
- 下山後の道の駅にしね情報(バッジ・グルメ)
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 岩手山(2,038m) |
| ルート | 馬返し旧道ルート(馬返しキャンプ場 ピストン) |
| 日程 | 2024年5月18日(土)日帰り |
| 行動時間 | 7時間38分 |
| 距離 | 10.5km |
| 累積標高 | 登り1,438m / 下り1,440m |
| 天気 | 快晴(山頂は爆風) |
前日移動〜馬返し駐車場(〜05:31)
今回はたまには新幹線を使っての移動。盛岡でレンタカーを借りて、前日のうちに道の駅にしねで車中泊。
明るくなった道の駅から岩手山が見える。やっぱデカい。あんな高いとこに登れるのか? 人間の可能性を疑い始める💦
そして馬返し駐車場に到着。5月の土曜日なのにガラガラ。


少し登るとキャンプ場のところに水洗トイレがある。駐車場にもトイレはあるけど、こっちのほうがきれい。100円以上の寄付をお願い。水場もジャブジャブ出てて、ここで水を補給できる。

馬返し登山口〜旧道分岐(05:31〜06:32)
登山口から歩き始める。ここからが本番。2度楽しめる登山口😆

1合目にベンチがあって、そこからなかなかの階段が続く。

馬返し登山口からは旧道と新道の2つのルートがある。今回はアドバイスを守り旧道をチョイス。旧道はパノラマコースとも呼ばれていて、ガレ場の急登だけど振り返るたびに絶景が広がる。
一方、新道はお花がきれいらしい。ただ、登ってきた人の話では「なかなか酷い」とのこと。何が酷いかは…登ってからのお楽しみ(笑)

旧道の急登(06:32〜08:44)
旧道に入ると岩とガレザレの急登が始まる。

これがなかなかキツい。でも振り返ると景色が最高。ちょー青空の下で、ちょー急登☀️

遠くには早池峰山らしき山も見える。風が強くて暑さが涼しくなっていい感じ😁


雪渓ゾーン〜八合目避難小屋(08:44〜09:29)
急登を越えると雪渓が登場。5月中旬でもまだしっかり雪が残っていた。
ツボ足で進むんだけど…見事に胸まで踏み抜いた🤣 今回は右の方が正解だった。

踏み抜きにめげずに進む。山頂は風が強いらしく、ここで勇気ある撤退をして降りてきた人たちもいた。無理は禁物。

雪渓を抜けると岩手山の山頂が見えるけど、まだ遠い。近くて遠い感じ。

何とか八合目避難小屋に到着🛖 ここで皆さん山頂に向けて装備をチェンジしてた。

小屋の水場はジャブジャブ出てるんだけど、風が強すぎて水が斜めになってる💦

絶景の山頂エリア(09:29〜10:30)
避難小屋を出て、また雪渓を少し歩いてから山頂エリアへ。ここからは絶景ゾーン。

稜線に出ると「なんだここは〜」って声が出た。火口を囲むお鉢の道が広がっている。

とにかくビクトリーロードと爆風🤣 風が強すぎて体が持っていかれそうになるけど、景色はどこまでも続く山並みが広がっていて最高。

山頂に無事に到着‼️ 爆風の中だけど、快晴で遠くまで見渡せた。頑張って登ってきた甲斐があった。

どこまでも行けそうな気がする山並み。とにかくいい景色。


下山(10:30〜12:56)
山頂での爆風を堪能して下山開始。さて、降りますか。

振り返ると岩手山がどんどん遠くなっていく。いい眺め✨

避難小屋まで戻り、雪渓を下って、あとは旧道を一気に降りる。下山は約2時間半で馬返し登山口に到着。無事に下山完了🏠

下山後のお楽しみ|道の駅にしね
道の駅にしねが近くにある。前日に車中泊でもお世話になった場所。
ほうれん草ソフトクリームが名物…だけど、正直ほうれん草の味はしない😅 ハーフ&ハーフにしたけど、まぁ普通のソフトクリーム(笑)
岩手山と八幡平の山バッジもここで買える。

それから ざる蕎麦(大盛り)をいただいた。今回もおつかれさまでした😊

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 東北自動車道・滝沢ICから県道278号経由で約20分
- 道は特に問題なし。迷うこともない
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 馬返し駐車場 | 約50台 | 無料 | トイレあり(少し上のキャンプ場のほうがきれい) |
公共交通機関の場合
- JR盛岡駅からバスで馬返し登山口方面へ(本数が少ないので要確認)
- レンタカーが便利。僕は新幹線+レンタカーで行った
必要な装備
馬返し旧道ルートはガレ場の急登がメイン。5月は雪渓もあるので、それに合わせた装備を。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | ガレ場の急登なのでハイカットが安心。ソールの硬さは中程度以上 |
| 防風ジャケット | 山頂は爆風。稜線に出たら必須 |
| グローブ | 風対策と岩場での手の保護に |
| 水(1.5L以上) | 避難小屋の水場で補給可能だけど、それまでが長い |
あると便利な装備
- ゲイター:雪渓歩きでの踏み抜き対策に。僕は胸まで踏み抜いた(笑)
- ストック:ガレ場の下山で膝の負担を軽減できる
- サングラス:快晴だと雪渓の照り返しがきつい
急登と爆風、でもまた登りたくなる山
岩手山は登る前に見上げて「これ無理でしょ」って思うくらい存在感がある。実際に登ってみると、急登はキツいし、雪渓は踏み抜くし、山頂は爆風だし。
でも不思議と「また登りたい」って思える山だった。
景色がとにかくいい。旧道のガレ場を登りながら振り返るたびに広がる景色。稜線に出たときの「なんだここは」感。火口を囲むお鉢巡りの壮大さ。
見る方角によって形が変わるのも面白い。一つの山で何度でも楽しめる。僕は好きな山のひとつになった。
まとめ|岩手山に挑戦する人へ
馬返しからの日帰りは十分可能だけど、累積標高1,400m超えの急登なので体力は必要。
馬返し旧道ルートが向いている人:
- ガレ場の急登が好きな人
- 景色重視で登りたい人
- ある程度の体力に自信がある人
新道の方がいい人:
- 花を楽しみたい人(新道はお花がきれいらしい)
- ガレ場より樹林帯の方が好きな人
5月は雪渓が残っているので、踏み抜きに注意。八合目避難小屋で休憩・装備チェンジしてから山頂アタックするのがおすすめ。
よくある質問(岩手山 Q&A)
Q. 岩手山の難易度は?
中〜上級者向け。累積標高1,400m超えで行動時間は7〜8時間。急登が続くのでそれなりの体力が必要。ただ、道自体は明瞭で迷うことはない。
Q. 岩手山の登山適期は?
6月〜10月がベスト。5月は雪渓が残っていてツボ足で歩く必要がある。紅葉シーズンの9〜10月も人気。冬季は上級者向け。
Q. 馬返し旧道ルートのコースタイムは?
登り約5時間、下り約2時間半、合計7〜8時間が目安。休憩を含めると8時間前後を見ておくといい。
Q. 岩手山に初心者でも登れる?
正直、初心者にはちょっとキツい。累積標高1,400mの急登が続くので、まずは1,000m級の山で経験を積んでからがおすすめ。八合目避難小屋泊にすれば余裕が出る。
Q. 水場・トイレはある?
馬返し駐車場にトイレあり。少し上のキャンプ場に水洗トイレ(100円以上の寄付)と水場あり。八合目避難小屋にも水場があって、ジャブジャブ出てる。ただし風が強いと水が斜めに飛ぶ(笑)
登山をもっと安全に楽しむために
岩手山は標高2,038m。天候が急変することもあるし、今回のように山頂は爆風になることもある。安全対策はしっかりと。
- 登山届:登山口にポストがある。事前にオンラインで提出しておくのも手
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。山頂の爆風で滑落のリスクもゼロじゃないから、備えておきたい
- 天気の確認:山頂の風速は下界と全然違う。風速予報は必ず確認してから入山を 火山レベルの確認もお忘れなく!!
では、またどこかのお山で👋
百名山100座で使い続けた装備
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