【063座目】九重山(中岳) 牧ノ戸峠ピストン|ガスの中で粘ったら最高の御池ブルーが待っていた

100名山

百名山63座目は大分県の九重山。主峰は久住山だけど、最高峰は中岳(1,791m)。ちなみに阿蘇の最高峰は中岳じゃなくて高岳…ややこしい(笑)

前日に祖母山を登って1泊。翌朝、大分県西部の牧ノ戸峠へ向かった。

朝から雲の中を歩いて「今日はハズレか…」と思ったけど、中岳の山頂でご飯を食べながら粘っていたら、晴れ間がやってきた☀️ 待った甲斐があったよ。御池のブルーは最高だった。


この記事でわかること

  • 牧ノ戸峠から中岳・天狗ヶ城・久住山を回るルートの様子
  • ガスの中でも粘れば晴れる可能性がある話
  • 御池の絶景ポイント
  • 牧ノ戸峠の駐車場・トイレ情報
  • 下山後のお楽しみ(登山バッジ・売店)

登山データ

項目データ
山名九重山・中岳(1,791m)
ルート牧ノ戸峠〜中岳〜天狗ヶ城〜久住山(牧ノ戸峠 周回)
日程2022年11月4日(金)日帰り
行動時間5時間25分
距離10.8km
累積標高登り794m / 下り791m
天気曇り→晴れ

登山口に向かう朝|祖母山から九重へ

前日に祖母山を登り終えて1泊。翌朝、まだ暗いうちに宿を出て牧ノ戸峠を目指す。

早朝の車窓から
早朝の車窓から

走っているうちに空が明るくなってきた。九州の朝焼けは格別。

段々と明るくなってきた
段々と明るくなる朝焼け
牧ノ戸峠の駐車場
牧ノ戸峠の駐車場

牧ノ戸峠ルートを選んだ理由

九重山の登山ルートで一番メジャーなのが牧ノ戸峠からのルート。駐車場・トイレ・売店が揃っていて、登山口までのアクセスもいい。

実は数十年ぶりの再訪。前回の記憶がほとんどないから、ほぼ初見みたいなもの。王道ルートで中岳・天狗ヶ城・久住山の3座を回ることにした。

牧ノ戸峠の登山口
牧ノ戸峠の登山口

コース詳細|時間帯ごとのレポート

牧ノ戸峠〜展望台(06:55〜07:05)

7時前に牧ノ戸峠の駐車場に到着。平日の金曜なのに、駐車場はほぼ満車。九重山の人気のすごさを思い知る。

登山口の横にトイレと売店がある。トイレは水洗でウォシュレット付きだけど、電気がないから暗い時間帯はヘッドライトがあった方がいい。売店では登山バッジも売っているので、下山後に忘れず買おう。

トイレと売店の建物
トイレと売店の建物

スタートしてすぐ、コンクリートの舗装路を登っていく。展望台までは約10分。ただこの日はどうも雲の中にいるみたいで、景色が全然見えない💦

雲の中を歩く
雲の中を歩く

展望台〜久住分かれ避難小屋(07:05〜08:28)

展望台を過ぎても状況は変わらず。真っ白な世界をひたすら歩く。

景色が見えないとモチベーションが下がるけど、足元に集中できるからペースは安定する。まあ前向きに考えよう(笑)

ガスで真っ白な登山道
ガスで真っ白な登山道

約1時間20分で久住分かれの避難小屋に到着。ここにもトイレがある(100円)。中は綺麗に管理されていて、休憩にちょうどいい。

久住分かれの避難小屋
久住分かれの避難小屋
避難小屋の内部
避難小屋の内部

避難小屋〜中岳山頂(08:28〜10:03)

避難小屋からまずは最高峰の中岳を目指す。途中で御池を通過するけど、この時点ではガスで何も見えない。

ガスに包まれた御池
ガスに包まれた御池

たまに一瞬だけ晴れ間が覗く。でもすぐにまた雲に覆われる。じらされている感じがもどかしい。

一瞬だけ覗いた晴れ間
一瞬だけ覗いた晴れ間

中岳の山頂に到着。やっぱり真っ白。ここで作戦変更。ご飯を食べながら、晴れるのをじっくり待つことにした。

ガスに覆われた中岳山頂
ガスに覆われた中岳山頂

そして待つこと約30分…。

晴れてきた😊

ガスが切れて、一気に視界が開ける。風は強いけど、この景色を見たら全部吹き飛ぶ。粘った甲斐があった。

晴れ間が広がる中岳山頂
晴れ間が広がる中岳山頂
中岳山頂からの展望
中岳山頂からの展望
青空と九重連山
青空と九重連山

ふと足元を見ると、岩が亀の形に見える👀 自然の造形って面白い。

亀に見える岩
亀に見える岩

中岳〜天狗ヶ城(10:03〜10:25)

中岳から天狗ヶ城へ。晴れた状態で歩くこの稜線が最高に気持ちいい。

そして眼下に見える御池。さっきまでガスで何も見えなかったのに、今は綺麗なブルーに輝いている💙 やっぱり御池は晴れてこそ。

天狗ヶ城へ向かう
天狗ヶ城へ向かう
御池のブルー
御池のブルー

天狗ヶ城〜久住山(10:25〜10:54)

天狗ヶ城から主峰の久住山へ。すっかり晴れて、阿蘇方面の眺望も素晴らしい。

久住山へ向かう
久住山へ向かう
久住山の山頂
久住山の山頂
山頂から阿蘇方面の展望
山頂から阿蘇方面の展望

久住山の山頂からの360度パノラマ。くじゅう連山の山々が一望できる。午前中のガスが嘘みたいだった。

下山(10:54〜12:20)

久住山から久住分かれを経由して、牧ノ戸峠へ戻る。帰りは行きに見られなかった景色をたっぷり楽しみながら。

久住山を振り返る
久住山を振り返る
帰り道の景色
帰り道の景色

少しだけ紅葉が残っていた🍁 2022年は紅葉のハズレ年だったみたいで、ちょっと残念。

わずかに残る紅葉
わずかに残る紅葉

沓掛山を経由して、コンクリートの階段を下りきったらゴール。12:20に無事下山。

コンクリートの階段を下る
コンクリートの階段を下る
無事に下山
無事に下山

下山後は売店で喉を潤して、登山バッジをゲット。甘いものでエネルギー補充して完了✌️

下山後の一杯
下山後の一杯
登山バッジ
登山バッジ
甘いもので補充
甘いもので補充

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 九重ICからやまなみハイウェイ(県道11号)経由で約30分
  • 道路は整備されていて走りやすい
  • 冬期は路面凍結に注意。スタッドレスタイヤ推奨

駐車場

駐車場台数料金備考
牧ノ戸峠駐車場約200台無料トイレ・売店あり

平日でもほぼ満車になるくらい人気。早朝到着がおすすめ。満車の場合は道路沿いに路駐スペースがあるけど、できれば駐車場に停めたい。

公共交通機関の場合

  • JR豊後中村駅からバスで約50分(九重登山口バス停下車)
  • バスの本数が少ないので、事前にダイヤを確認しておこう

必要な装備

牧ノ戸峠ルートは整備されていて危険箇所は少ないけど、標高1,700m超の山。天候の変化に備えた装備は必要。

必須装備

装備ポイント
レインウェア山頂付近はガスが出やすい。風も強いので防風対策にも
トレッキングポール舗装路〜登山道の切り替えが多く、脚の負担軽減に
ヘッドライト駐車場のトイレに電気がない。早朝スタート時にも必要
防寒着11月は山頂で風が吹くとかなり寒い

僕が使っている装備

今回は11月の登山で、山頂付近の風が強かった。フリースとウインドシェルの重ね着で対応したけど、風が吹くと体感温度はかなり下がる。防風対策はしっかりしておいた方がいい。

あると便利な装備

  • 保温ボトル:山頂で晴れ待ちする場合、温かい飲み物があると助かる
  • 座布団・マット:山頂で座って待つなら、お尻の冷え対策に

ガスの中で待った甲斐があった

正直、登りはずっとガスの中で「今日はダメかな…」と思っていた。でも中岳の山頂で昼ごはんを食べながら30分ほど粘ったら、見事に晴れた。

山の天気は変わりやすい。特にくじゅう連山はガスが出やすいけど、午前中のガスが昼前に晴れるパターンも多い。すぐに諦めないで少し待ってみるのも手。

晴れた後の御池は本当に綺麗だった。あのブルーは一見の価値がある。ガスで見えなかった景色が一気に広がった瞬間は、登山をやっていて良かったと思える瞬間。


まとめ|九重山に挑戦する人へ

九重山は百名山の中でもアクセスがよくて、初心者にも登りやすい山。牧ノ戸峠からなら日帰りで中岳・天狗ヶ城・久住山の3座を回れる。

牧ノ戸峠ルートが向いている人:

  • 日帰りで九重山を楽しみたい
  • 危険箇所の少ないルートがいい
  • 駐車場・トイレなどの設備が整った登山口がいい

坊ガツルルートの方がいい人:

  • テント泊で九重の大自然を満喫したい
  • 法華院温泉に泊まりたい

ガスが出ても焦らず、時間に余裕を持って計画すること。晴れた時の御池は格別だから。


よくある質問(九重山 Q&A)

Q. 九重山の難易度は?

牧ノ戸峠ルートなら初心者でも大丈夫。危険箇所はほぼなくて、道も整備されている。ただし距離は10km超あるので、体力は必要。

Q. 九重山の登山適期は?

5月〜11月がベスト。6月のミヤマキリシマ、秋の紅葉がおすすめ。冬は積雪があるので、雪山装備が必要になる。

Q. 牧ノ戸峠から中岳までのコースタイムは?

片道約3時間。休憩を入れて往復5〜6時間を見ておけば余裕がある。

Q. 久住山と中岳、どっちが百名山?

百名山は「九重山」として選定されている。主峰は久住山(1,786m)だけど、最高峰は中岳(1,791m)。両方登るのがおすすめ。


登山をもっと安全に楽しむために

九重山は整備されたルートが多いけど、山頂付近はガスが出ると視界が悪くなる。安全対策はしっかりと。

  • 登山届:登山口にポストがある。事前にオンラインで提出しておくと楽
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
  • 天気予報:くじゅう連山はガスが出やすいエリア。山の天気予報を事前にチェックして、余裕のある計画を

では、またどこかのお山で👋

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