北海道最高峰・旭岳(2,291m)。百名山54座目。
北海道遠征第2弾で、夜の飛行機で新千歳空港に降り立ち、そのまま車を走らせてやってきた。ロープウェイで一気に姿見駅まで上がれるから、標高差は少なめ。サクッと登れるかと思いきや……山頂はまさかのガスガス。真っ白で何も見えない(笑)
でも、秋色に染まる山や、噴気孔のモクモクは迫力満点だった。
この記事でわかること
- 旭岳ロープウェイ姿見駅からの登山ルートと所要時間
- 9月中旬の紅葉・チングルマの秋色の様子
- 山頂がガスったときのリアルな状況
- アクセス・駐車場・ロープウェイ情報
- 旭岳登山に必要な装備と注意点
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 旭岳(2,291m) |
| ルート | ロープウェイ姿見駅〜旭岳山頂(片道下山) |
| 日程 | 2022年9月17日(土)日帰り |
| 行動時間 | 約2時間50分 |
| 距離 | 3.9km |
| 累積標高 | 登り264m / 下り712m |
| 天気 | 麓は晴れ、山頂はガス |

ロープウェイ姿見駅ルートを選んだ理由
旭岳に登るなら、ロープウェイを使うのが最も一般的。姿見駅(標高約1,600m)まで一気に上がれるから、山頂までの標高差は約700m弱。北海道遠征の限られた時間の中で、効率よく登れるルートとしてこれ一択だった。
往復か片道かで少し悩んだけど、往復の方がお得なので往復切符を購入。始発の便に何とか乗り込んだ。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
ロープウェイ姿見駅〜登山道入口(06:10〜06:30)
始発のロープウェイで姿見駅に到着。駅を出ると、もう秋の空気。紅葉が始まっていて、あたり一面が赤や黄色に染まっていた。

旭岳の山頂方面を見上げると……雲がかかっていて山頂は見えない。うーん、これはガスの予感。

姿見の池〜噴気孔エリア(06:30〜07:00)
姿見の池から見ると、山頂は完全にガスの中。「姿見」どころか何も見えない状態。

しばらく歩くと、噴気孔エリアに差し掛かった。モクモクと白い噴気が上がっていて、シューッとスプレーみたいな音が響く。これは迫力がある。自然の躍動感をダイレクトに感じられるポイント。

反対側に目を向けると、ガスが切れた部分からいい景色が広がっていた。


山頂アタック(07:00〜08:12)
噴気孔エリアを過ぎると、山頂に向けての登り。ガスの中を黙々と進む。

途中、大きな岩が見えてきた。これが有名な金庫岩かな? ガスっているとルートを見失いやすいポイントでもある。ニセ金庫岩もあるから、視界が悪いときは要注意。

そして08:12、旭岳山頂に到着! 北海道最高峰、2,291m。……だけど、真っ白。何も見えない(笑)
山頂標識を確認して、写真だけ撮って。風も強くてめちゃくちゃ寒い。長居は無理。

下山〜姿見駅散策(08:12〜10:17)
寒いのでさっさと下山開始。下りながら改めて自然の凄さを実感する。上からの景色は見えなかったけど、足元の植物たちは秋の装い。


旭岳石室あたりまで下ると、少し天気が回復してきた。本来なら湖も見えるはずのポイント。


姿見駅周辺まで戻ってきたら、ここからが本番(笑)。紅葉散策タイム。



チングルマが真っ赤に色づいていて、これは見事。9月中旬の大雪山はまさに紅葉の最盛期。

遠くを見ると、噴気孔からの白い煙がモクモクと立ち上っている。この風景はスケールが大きい。


ロープウェイ駅に到着。お疲れさま。

ロープウェイに乗って下山。窓から見える山肌も秋色に変わりつつあった。


下山後のお楽しみ
北海道に来たなら、これは外せない。旭川ラーメン。野菜醤油をチョイスした。登山後の一杯は格別。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 旭川北ICから道道1160号経由で約60km、約1時間
- 旭岳ロープウェイ山麓駅まで舗装路で問題なし
- 冬期は路面凍結・積雪に注意
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 旭岳ロープウェイ山麓駅駐車場 | 約100台 | 無料 | ロープウェイ駅目の前 |
紅葉シーズンの週末は混雑するので、始発に合わせて早めの到着がおすすめ。
公共交通機関の場合
- JR旭川駅から旭岳行きバス(いで湯号)で約1時間30分
- 運行期間・本数は限られるので事前に確認を
ロープウェイ情報
- 大雪山旭岳ロープウェイ:山麓駅(標高約1,100m)〜姿見駅(標高約1,600m)
- 所要時間:約10分
- 往復料金:大人3,200円(2022年時点)
- 始発は時期によって異なるので、公式サイトで要確認
必要な装備
ロープウェイで標高1,600mまで上がれるとはいえ、山頂付近は風が強くて寒い。9月でも体感温度は一桁になることがある。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 防寒着(フリースやダウン) | 山頂付近は真夏でも寒い。9月はなおさら |
| レインウェア | ガスがかかると濡れる。防風にもなる |
| 手袋・ニット帽 | 秋は必須。風で体温を奪われる |
| トレッキングシューズ | 岩場あり。スニーカーは不可 |
あると便利な装備
- ストック:下りの膝への負担軽減に
- サングラス:晴れた日は照り返しが強い
- 行動食:ロープウェイ駅に売店はあるが、山中にはない
ガスの旭岳も、それはそれで
正直、山頂からの絶景は見られなかった。大雪山の雄大なパノラマを期待していただけに、真っ白な山頂はちょっと残念。
でも、噴気孔の迫力、秋色に染まるチングルマ、スケールの大きな大雪山の風景。山頂以外の見どころはたっぷりあった。
今度は黒岳の方にも行ってみたい。大雪山はまだまだ歩き足りない。
まとめ|旭岳に挑戦する人へ
旭岳はロープウェイのおかげで、百名山の中でも比較的アクセスしやすい山。ただし、北海道最高峰だけあって天候の変化は激しい。特にガス時の金庫岩・ニセ金庫岩周辺はルートミスに注意。
ロープウェイ利用ルートが向いている人:
- 百名山のピークハントを効率よくしたい人
- 北海道遠征で時間が限られている人
- 紅葉シーズンに高山植物の秋色を楽しみたい人
もっとじっくり歩きたい人:
- 黒岳〜旭岳の縦走ルートがおすすめ
- 大雪山の奥深さを味わえる
天気が良ければ、山頂からトムラウシや十勝岳方面の大パノラマが広がるはず。僕はガスだったけど、それもまた山。リベンジの理由ができたと思えばいい。
よくある質問(旭岳 Q&A)
Q. 旭岳の難易度は?
ロープウェイ利用なら技術的には難しくない。ただし標高2,291mの高山なので、天候急変と低体温症には要注意。ガス時のルートファインディングも課題になる。
Q. 旭岳の登山適期は?
6月下旬〜10月上旬。7〜8月は高山植物が見頃、9月は紅葉が圧巻。ただし9月以降は初冠雪の可能性もあるので、防寒対策はしっかりと。
Q. ロープウェイ利用のコースタイムは?
姿見駅から山頂まで登り約2時間、下り約1時間30分が目安。僕は片道利用で全体で約2時間50分だった。
Q. 旭岳に初心者でも登れる?
ロープウェイ利用なら登山経験が少なくても挑戦できる。ただし、装備(特に防寒着)は必須。天気予報をしっかり確認して、ガスや強風のときは無理しないこと。
登山をもっと安全に楽しむために
- 登山届:北海道の山は携帯の電波が届かないエリアも多い。コンパスやオンラインで事前に登山届を提出しておこう
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。大雪山は広大で、ガス時に迷うリスクもあるから、備えは大事
- 防寒対策:北海道の2,000m超は本州の3,000m級に匹敵する寒さ。9月でも手袋・ニット帽は必携
では、またどこかのお山で👋


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