百名山96座目は五竜岳🗻
去年行けなかった五竜岳に、唐松岳経由で1泊2日の縦走。初日は3連休で唐松岳まで人だらけ、そこから五竜方面は人はスカスカ、景色はガスガス。でも翌朝、山頂から見えた雲海と北アルプスの大パノラマは最高だった。帰りの遠見尾根は紅葉がめちゃくちゃ綺麗で🍁 ただ、少し長かった💦
この記事でわかること
- 八方池山荘から唐松岳〜五竜岳〜遠見尾根の縦走コース詳細
- 五竜山荘の宿泊の様子(食事・暖房・料金)
- 五竜岳山頂からの展望(雲海・富士山・剱岳)
- 牛首の鎖場の難易度と注意点
- アクセス・駐車場・オンデマンドタクシー情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 五竜岳(2,814m) |
| ルート | 唐松岳〜遠見尾根 縦走(八方池山荘→五竜山荘→アルプス平) |
| 日程 | 2024年10月12日(土)〜13日(日) 1泊2日 |
| 行動時間 | 10時間28分 |
| 距離 | 17.1km |
| 累積標高 | 登り1,806m / 下り2,013m |
| 天気 | 1日目:晴れのちガス / 2日目:晴れ |

唐松岳経由の縦走ルートを選んだ理由
五竜岳に登るルートは主に2つ。遠見尾根からのピストンか、唐松岳からの縦走。
今回は唐松岳経由で登って、遠見尾根で下りるルートを選んだ。理由はシンプルで、唐松岳も一緒に歩けるし、同じ道を往復しなくていいから。八方尾根からゴンドラとリフトで一気に標高を稼げるのも大きい。
ただし縦走なので、下山口が違う。そこはオンデマンドタクシー(300円)で駐車場まで戻れるから問題なし。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
八方池山荘〜八方池(約40分)
八方池山荘を8:17に出発。ゴンドラとリフトを乗り継いで、すでに標高1,830mからのスタート。身体に優しい☀️
木道のルートをチョイスして、のんびり歩く。3連休だけあって、人がすごく多い。


八方池〜丸山ケルン〜唐松岳(約2時間)
八方池を過ぎると、扇雪渓、丸山ケルンと続く。
そしてこの区間で雷鳥に遭遇🐦 唐松岳頂上山荘の手前あたりで、みんなが雷鳥ウォッチしてるのをササっと抜けたら……いた。10月の北アルプスで雷鳥に会えるのはラッキー。


唐松岳には11:14に到着。山頂からの景色は人が多いのも納得の眺め。

唐松岳〜牛首〜五竜山荘(約2時間30分)
唐松岳頂上山荘から五竜方面へ。ここからが本番。
まず立ちはだかるのが牛首の鎖場。唐松岳側からだと下りになるので、逆回り(五竜側から登る)の方が通りやすいかもしれない。


五竜方面はガスガスで展望ゼロ。ここを楽しみにしてたんだけど😅 ただ、人はほとんどいなくて静かな稜線歩き。
気がついたら五竜山荘が見えて、13:40に到着。

五竜山荘の夜
到着してもガスガスなので、山頂は翌日に変更。天気予報は外れたけど、泊まりの選択は正解だった。
夕方、一瞬だけガスが切れて五竜岳が顔を出した。唐松岳方面も見えて、夕焼けも綺麗で。泊まりの醍醐味だね✌️


晩御飯は山小屋の定番メニュー。暖房が豪快なストーブで、場所的に暑かった🥵

五竜岳山頂(07:57着)
2日目。朝の気温が低くて凍結も心配だったけど、明るくなってから出発。6:36に五竜山荘を出て、岩場をガシガシ登る。
五竜岳への登りは岩、岩、岩。ヘルメット推奨の案内を見て「いるのかよ……知らなかった」ってなったけど💦 気をつけて登れば大丈夫。


そして山頂。07:57に到着。
この日は快晴で、雲海がすごかった。北アルプスはもちろん、遠くに南アルプスや富士山も見える。飛行機の上にいるみたい。剱岳がデカく見えるし、槍ヶ岳も。鹿島槍への稜線もいつか歩いてみたいなぁ。





下山:遠見尾根(約3時間30分)
五竜山荘に戻って、遠見尾根で下山。
五竜山荘を出ると、振り返って見る五竜岳がまたかっこいい。角度を変えると「五竜」の武田菱が見える🐉


遠見尾根は紅葉が綺麗で🍁 雲の中に入ると幻想的な雰囲気。ただ、長い。階段も多くて、看板を見るたびにどっと疲れが出てくる💦



地蔵の頭に11:20到着。ここからリフトに乗って、ゴンドラに乗り換えて下山。リフトは寒かった〜。


下山後はオンデマンドタクシーで八方の駐車場まで。300円で移動できるのはありがたい。


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 長野自動車道 安曇野ICから白馬方面へ約60km
- 白馬村まではオリンピック道路で快適
- 八方エリアの駐車場に停めて、ゴンドラ→リフト→リフトで八方池山荘まで
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 八方第3駐車場 | 約200台 | 無料 | トイレあり(ウォシュレット付き) |
| 八方第2駐車場 | 約200台 | 無料 | ゴンドラ乗り場に近い |
3連休の朝6時前で「ぼちぼち詰まってる」状態だった。人気シーズンは早めの到着がおすすめ。下山時には「車がめっちゃ増えてた」ので、遅い時間だと満車の可能性あり。

下山後の移動(オンデマンドタクシー)
五竜側のエスカルプラザから八方の駐車場まで、オンデマンドタクシーで300円。元々は福祉目的のタクシーだけど一般利用もできる。乗降場所は決まっているので、降りてから少し駐車場まで歩く。
公共交通機関の場合
- JR大糸線 白馬駅からバスで八方バスターミナルへ
- 八方バスターミナルからゴンドラ乗り場まで徒歩約10分
必要な装備
唐松岳〜五竜岳の縦走は、牛首の鎖場と五竜岳直下の岩場がポイント。特に五竜岳はヘルメット推奨区間がある。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| ヘルメット | 五竜岳直下の岩場はヘルメット推奨。案内板もある |
| 登山靴(ハイカット) | 岩場が多いのでソールが硬めのものが安心 |
| 防寒着 | 10月は山頂付近で氷点下になることも。初霜が降りていた |
| ヘッドライト | 小屋泊でも早朝行動に必要 |
僕が使っている装備
五竜岳の岩場ではヘルメットが必須。僕は実際にヘルメット推奨の案内を見て焦ったけど、岩場ルートでは持っていった方がいい。
10月の北アルプスは朝晩かなり冷え込む。ダウンジャケットは小屋泊でも重宝した。
あると便利な装備
- ストック:遠見尾根の下りが長いので、膝への負担軽減に
- グローブ:鎖場と岩場で手を保護。10月は防寒も兼ねて
ガスの稜線と快晴の山頂、両方楽しめた五竜岳
初日のガスガスにはちょっとがっかりしたけど、翌朝の五竜岳山頂からの景色で全部チャラ(笑)
雲海の上に浮かぶ富士山、デカく見える剱岳、遠くの槍ヶ岳。山頂から360度の大パノラマは、泊まりだからこそ味わえたもの。
帰りの遠見尾根の紅葉も予想以上に綺麗で、長い下りも飽きなかった。……いや、最後はさすがに疲れたけど💦
雷鳥にも会えたし、今回の山行は大満足。干支にちなんで選んだ五竜岳(龍の山)、いい思い出になった🐉
まとめ|五竜岳に挑戦する人へ
五竜岳は北アルプスの中でもアクセスがよく、唐松岳と組み合わせて歩けるのが魅力。ただし、牛首の鎖場と山頂直下の岩場はそれなりの経験が必要。
唐松岳〜五竜岳 縦走が向いている人:
- 唐松岳と五竜岳を一度に楽しみたい
- 稜線歩きが好き
- 岩場・鎖場の経験がある
遠見尾根ピストンの方がいい人:
- 車の回収が面倒(縦走だと登山口と下山口が違う)
- 牛首の鎖場を避けたい
1泊2日で計画するなら五竜山荘泊がおすすめ。天気が悪ければ翌日に山頂を狙えるし、朝の雲海を見られる確率も上がる。
よくある質問(五竜岳 Q&A)
Q. 五竜岳の難易度は?
中級者〜上級者向け。特に唐松岳からの縦走ルートは牛首の鎖場があり、五竜岳直下も岩場が続く。遠見尾根ピストンでも標高差が大きく、体力が必要。
Q. 五竜岳の登山適期は?
7月〜10月が一般的。10月中旬は紅葉が見頃だけど、山頂付近は氷点下になることもあるので防寒対策は必須。
Q. 唐松岳〜五竜岳のコースタイムは?
今回の実績では、八方池山荘から唐松岳まで約3時間、唐松岳から五竜山荘まで約2時間30分、五竜山荘から五竜岳山頂まで約1時間20分、遠見尾根の下りが約3時間30分。合計で約10時間30分(1泊2日)。
Q. 五竜岳にヘルメットは必要?
推奨。五竜山荘から山頂への登りは岩場が連続していて、ヘルメット推奨の案内板もある。持っていくことを強くおすすめする。
Q. 牛首の鎖場は怖い?
鎖がしっかり設置されているので、慎重に通過すれば大丈夫。唐松岳側からだと下りになるので、五竜側から登る方が通りやすいかも。高所が苦手な人は遠見尾根ピストンを検討してもいいかもしれない。
登山をもっと安全に楽しむために
北アルプスの縦走は天候の急変や岩場での転倒リスクがある。準備はしっかりと。
- 登山届:長野県は登山届の提出が条例で義務化されている。オンラインで提出できるサービスを活用しよう。
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。北アルプスの縦走は特に加入をおすすめしたい。
- 天気予報:山の天気は変わりやすい。今回も初日はガスで翌日は快晴だった。泊まりで計画すると天気のリスクを分散できる。
では、またどこかのお山で👋

