
百名山64座目は、地元・九州が誇る活火山 阿蘇山(高岳)。
この日は九重連山とのダブルヘッダー。午後14時スタートという攻めたスケジュールだったけど、仙酔峡から高岳・中岳を周回して、噴煙もくもくの火口を間近に見てきた。溶岩の急登、腐卵臭のガス、そして圧倒的なカルデラの景色。やっぱり阿蘇はスケールが違う🌋
この記事でわかること
- 仙酔峡ルートの実際のコースタイムと難易度
- 午後スタートでも周回できるかどうか
- 高岳・中岳の山頂の様子と火口の迫力
- 仙酔峡の駐車場・トイレ情報
- 阿蘇山登山に必要な装備と注意点
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 阿蘇山・高岳(1,592m) |
| ルート | 仙酔峡ルート周回(仙酔峡登山口 起点) |
| 日程 | 2022年11月4日(金)日帰り |
| 行動時間 | 3時間11分 |
| 距離 | 5.7km |
| 累積標高 | 登り732m / 下り733m |
| 天気 | 晴れ |

仙酔峡ルートを選んだ理由
阿蘇山に登るルートはいくつかあるけど、今回は 仙酔峡 からスタート。
ここは春のミヤマキリシマが有名な場所。昔はロープウェイがあって、小さい頃に家族で来た思い出もある。ルートとしては急登が続くけど、距離は短め。九重を登った後のダブルヘッダーだったから、コンパクトに回れるこのルートがベストだった。
下山は整備された道を使う周回コース。午後スタートで暗くなるリスクを考えて、下りは歩きやすい方を選んだ。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
仙酔峡登山口〜急登の連続(13:44〜15:27)
九重を下山してから車で阿蘇へ移動。やまなみハイウェイのドライブも気持ちよかった🚗

仙酔峡の駐車場に着いたのは13時半すぎ。この時間だと、すれ違う登山者はみんな下山してくる人ばかり💦 念のためヘッドライトなど夜間装備も準備して出発。
登り始めてすぐ、リンドウが咲いていた。11月なのにツツジも咲いていて、ちょっとびっくり。


遠くに白く見える仏舎利塔を眺めながら、溶岩が固まった地面をひたすら登る。このルート、とにかく 急登、急登、そしてまた急登。でも溶岩のおかげで意外と滑りにくくて登りやすい。ただ、滑ったらかなり危ないから慎重に。


道標が丁寧に設置されていて助かった。黄色い花がたくさん咲いていて、目玉焼きみたいで面白い🍳


高岳山頂(15:40着)
急登を登りきると稜線に出て、あとは気持ちいい稜線歩き。分岐を右に進んで、ビクトリーロードを歩く。


高岳(1,592m)登頂! 百名山64座目。
ちなみに「1592」は「ひごくに(肥後国)」の語呂合わせ。小学校で習ったはずだけど、覚えてたかな?(笑)

高岳〜中岳(15:40〜15:55)
高岳から中岳へは稜線をたどってすぐ。途中、緑のモコモコした植物がいっぱいで、なんだかモリゾーみたいだった😆


中岳にも到着。ここからの景色がまた格別。

火口周辺〜下山(15:55〜16:56)
中岳を過ぎて周回コースへ入ると、阿蘇の真骨頂が始まる。
遠くに下山ルートが見えて、地層がシマシマ模様になっているのがわかる。活火山ならではの景色。


そしてここからが圧巻。火口から噴煙がもくもくと上がっていて、腐卵臭のガスも流れてくる。これが活火山のリアル🌋


稜線を通って火口東展望所を経由し、旧ロープウェイ跡へ。途中、ロープウェイの建物が解体工事中だった。子供の頃に乗った記憶があるだけに、なんだか寂しい。



振り返ると、さっきまでいた稜線がよく見える。あそこまで登ったのかと思うと、自分でもちょっと感心した😆

16:56に仙酔峡駐車場に到着。この時間になると車もほとんどいなくなっていた。

下山後のお楽しみ
阿蘇に来たらやっぱりグルメも楽しまないと。
この日は 赤牛 をいただいた🐮 テレビでもよく取り上げられている阿蘇の名物。そして熊本名物の 太平燕(タイピンエン) も。登山後の空腹にはたまらない。


道の駅阿蘇では登山バッジもゲット。バッジは道の駅阿蘇のほか、草千里や火口の駐車場でも売っているとのこと。

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 九州自動車道 熊本ICから国道57号・県道111号経由で約50km
- やまなみハイウェイ経由で九重方面からもアクセス可能
- 火山活動の状況によっては通行規制がかかることがあるので事前確認を
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 仙酔峡駐車場 | 約200台 | 無料 | トイレあり(仮設のみ使用可能) |
午後の遅い時間に行ったら、ほとんど車がいなかった。逆に朝は混雑することもあるので、早めの到着が安心。
公共交通機関の場合
- JR豊肥本線「阿蘇駅」からタクシーで約15分
- バスの便は限られるため、車でのアクセスが現実的
必要な装備
仙酔峡ルートは急登の連続。溶岩の上を歩くので、しっかりした装備が必要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 溶岩の上は滑ると危険。ソールのしっかりしたものを |
| ヘッドライト | 午後スタートなら必須。日没が早い時期は特に |
| 防寒着 | 稜線は風が強い。11月は特に冷える |
| 水分 | 仙酔峡周辺で水の確保が難しいので、多めに持参 |
僕が使っている装備
今回のルートは溶岩の急登が続くから、ソールが硬めの登山靴がおすすめ。グリップが効かないと、下りで怖い思いをするかも。
ヘッドライトは軽量でバッテリーが長持ちするものを選んでいる。午後スタートだと万が一に備えて必須装備。
あると便利な装備
- マスク・バンダナ:火山ガス(硫化水素)対策。腐卵臭がきつい場所がある
- ストック:急登の登り下りで膝の負担を軽減できる
地元・阿蘇の活火山を歩いて
阿蘇山は東西18km、南北24km、周囲130kmに及ぶ外輪山を持つ世界最大規模のカルデラ。中央火口丘には阿蘇五岳(中岳・高岳・根子岳・杵島岳・烏帽子岳)がそびえる。
九州に住んでいると「阿蘇」は身近な存在だけど、実際に山頂に立つとそのスケールに圧倒される。噴煙を上げる火口、縞模様の地層、溶岩が固まった登山道。どこを見ても「活きている山」だと実感する。
子供の頃にロープウェイで来た記憶と、自分の足で登った今回と。同じ山なのに全然違う景色に見えたのが印象的だった。
まとめ|阿蘇山(高岳)に挑戦する人へ
仙酔峡ルートは距離こそ短いけど、急登の連続で体力は使う。ただ、溶岩の地面は意外と歩きやすくて、道標も丁寧。高岳・中岳を周回すれば火口の迫力も味わえる、充実したルート。
仙酔峡ルートが向いている人:
- 短い距離でサクッと登りたい人
- 火口を間近に見たい人
- 九重とのダブルヘッダーを考えている人
砂千里ルート(阿蘇山上ターミナルから)の方がいい人:
- 急登を避けたい人
- 初心者でゆったり歩きたい人
活火山なので、登山前に火山活動情報を必ず確認すること。噴火警戒レベルによっては入山規制がかかる。気象庁のサイトで最新情報をチェックしよう。
よくある質問(阿蘇山 Q&A)
Q. 阿蘇山(高岳)の難易度は?
体力的には中級レベル。仙酔峡ルートは急登が続くけど、距離は短いので、普段から登山している人なら問題ない。ただし活火山なので、火山ガスや天候の急変には注意が必要。
Q. 阿蘇山の登山適期は?
4月〜11月がベスト。特に5月のミヤマキリシマの時期は仙酔峡が見事。冬場は積雪や凍結の可能性があるので、経験者向け。ただし、噴火警戒レベルによっては登山規制がかかることがあるので、常に最新情報の確認を。
Q. 仙酔峡ルートのコースタイムは?
周回で約3〜4時間。僕は14時近くにスタートして約3時間10分で周回した。登りは急登で時間がかかるけど、下りは整備された道で比較的スムーズ。
Q. 阿蘇山に初心者でも登れる?
砂千里ルート(阿蘇山上ターミナルから)なら初心者でも比較的登りやすい。仙酔峡ルートは急登があるので、ある程度の登山経験がある人におすすめ。
登山をもっと安全に楽しむために
阿蘇山は活火山。安全対策はしっかりしておきたい。
- 火山情報の確認:気象庁の噴火警報・予報を必ずチェック。噴火警戒レベル2以上だと火口周辺への立入りが規制される
- 登山届:コンパスや登山口の届出ポストで提出。活火山では特に大事
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ヘルメット:噴石対策として推奨。阿蘇山では特に火口周辺を歩く場合に検討を
では、またどこかのお山で👋


コメント