去年から行きたかった焼岳に、ついに登ってきた。
天気予報は微妙。登り始めは曇り空で、山頂に着いたら真っ白。「あぁ、今日はダメか…」と思ったけど、焼岳小屋でおでんを食べて元気を取り戻し、もう一度山頂へ。結局2回目も真っ白だったけど(笑)、途中で虹が出たり、鳥に会えたり、硫黄の噴煙は迫力満点だったり。結果オーライな一日だった。
この記事でわかること
- 新中の湯登山口からの焼岳周回ルートの全容
- 山頂付近の硫黄の噴煙・火口湖の様子
- 焼岳小屋でのランチ休憩と山バッジ情報
- 山頂2回アタックの結果と教訓
- 新中の湯登山口の駐車場・アクセス情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 焼岳(北峰)(2,393m) |
| ルート | 新中の湯登山口〜焼岳北峰〜中尾峠〜焼岳小屋〜新中の湯登山口 周回 |
| 日程 | 2020年9月6日(日)日帰り |
| 行動時間 | 8時間46分 |
| 距離 | 9.3km |
| 累積標高 | 登り1,280m / 下り1,275m |
| 天気 | 曇り時々晴れ(山頂はガス) |

このルートを選んだ理由
焼岳に登るなら、新中の湯ルートが一番ポピュラー。駐車場から直接登れるし、日帰りで周回もできる。
今回は山頂を踏んだあと、中尾峠を経由して焼岳小屋まで下り、そこからまた新中の湯登山口に戻る周回コース。ピストンだと同じ道を戻るだけだけど、周回なら焼岳小屋にも寄れるし、違う景色も楽しめる。
久しぶりの活火山というのもワクワクポイントだった。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
新中の湯登山口〜樹林帯(05:27〜07:09 / 約1時間42分)
朝5時27分、新中の湯登山口を出発。見上げると木漏れ日の中に朝日が差し込んでいて、今日の天気に少し期待が持てた。
序盤はひたすら樹林帯の急登。アスレチックみたいな区間もあって、なかなかハード。でもこの区間を抜ければ視界が開けてくるはず。


樹林帯を抜けて〜山頂直下(07:09〜08:20 / 約1時間11分)
樹林帯を抜けると、頭の上は雲。でも遠くには青空も見えていて、「もうちょっと待てば晴れるかも」と期待しながら登る。
と思ったら、青空が覗いてきた✨ 天気もいい感じになってきて、テンションが上がる。
そして焼岳の姿が見えてきた。山頂付近には噴煙が上がっていて、活火山の迫力を感じる。紅葉し始めた登山道脇の植物が印象的。
さらに登ると、緑色の火口湖が目の前に。硫黄の匂いも漂ってきて、「あぁ、活火山に来たんだな」と実感する瞬間。






焼岳(北峰)山頂(08:39着)
山頂に到着! …したのはいいけど、真っ白。ガスで何も見えない😅
下山してきた人が「今日は景色がいい」と言っていたから期待していたんだけど、僕が着いた時にはすでにガスの中。山のあるある。
しばらく待ってみたけどガスは抜けそうにない。お腹も空いてきたし、焼岳小屋まで下りてご飯にしよう。


焼岳北峰〜中尾峠〜焼岳小屋(08:39〜09:44 / 約1時間5分)
山頂を後にして、中尾峠方面へ下る。こちら側のルートは景色が全然違って、振り返ると焼岳の荒々しい山肌が見える。
中尾峠に到着。下から見上げると結構な坂だった。
さらに進むと焼岳小屋が見えてきた。山小屋に到着して、まずはトイレを借りて、欲しかった山バッジと手ぬぐいをゲット。




焼岳小屋でランチタイム(09:47〜10:41 / 約54分)
朝が早かったから、10時前だけどもうお腹ペコペコ。ここでガッツリランチにする。
今日のメニューは、おでんに銀シャリ、スジコン。寒かったからおでんが沁みる🍢 銀シャリにスジコンとおでんのスープをかけて食べたら最高。最終的には全部のせにしちゃった(笑)
山で食べるご飯はなんでこんなに美味しいんだろう。



2回目の山頂アタック(10:41〜12:04 / 約1時間23分)
お腹も満たされたところで、再び山頂を目指す。さっきはガスで真っ白だったけど、今度こそ晴れてくれるかも。
途中、鳥が飛んでいるのを発見🐦 さらに、うっすらと虹が出ていた🌈 ガスの中でも、こういう出会いがあるから山はおもしろい。
…が、山頂に着いたらやっぱり真っ白。2回来て2回ともガス。もうお手上げ🤣



下山(12:14〜14:12 / 約1時間58分)
山頂の展望は諦めて下山開始。不思議なことに、下っていくとふもとの方は青空が広がっている。山頂だけガスっているパターン。
緑のトンネルのような樹林帯を抜けて、14時12分に新中の湯登山口に到着。約8時間46分の山行、おつかれさま。



アクセス・駐車場情報
車の場合
- 松本ICから国道158号経由で新中の湯登山口まで約50km
- 安房トンネル手前で右折して旧道に入る。登山口までの道は細めだけど舗装されている
- 冬期は中の湯~安房峠間が閉鎖されるので要確認
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 新中の湯登山口駐車場 | 約25台 | 無料 | 路肩駐車含む。早朝で埋まることも |
焼岳は人気の山だから、夏~秋のシーズン中は早朝でも満車になることがある。できれば5時前には到着したい。溢れた場合は少し下の路肩に停めることになるけど、スペースは限られている。
公共交通機関の場合
- JR松本駅からアルピコ交通バスで「中の湯」下車、徒歩約1時間で登山口
- バスの便数が少ないので、マイカーの方が圧倒的に便利
必要な装備
焼岳は北アルプスの活火山。標高差1,280mの登りがあるので、しっかりした装備が必要。噴煙が出ている場所もあるので、火山ガスへの備えも意識しておきたい。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 岩場が多い。ソールのしっかりしたもの必須 |
| レインウェア | 山頂付近は天気が急変しやすい。今回もガスに巻かれた |
| ヘルメット | 落石リスクあり。焼岳では着用推奨 |
| 水分 | 1.5L以上推奨。山小屋で補給も可 |
あると便利な装備
- ストック:樹林帯の急登と下りで足腰への負担を軽減できる
- 手袋:山頂付近の岩場で手をつく場面がある
- 防寒着:9月でも山頂付近は寒い。今回もおでんが沁みるくらいだった
山頂は真っ白でも、焼岳は楽しかった
正直、山頂の展望は残念だった。2回登って2回ともガス。「山のあるある」と笑うしかない。
でも、焼岳の魅力は山頂の展望だけじゃない。
登りの途中で見た緑色の火口湖、硫黄の噴煙、紅葉し始めた登山道脇の植物。活火山ならではの景色は、晴れてもガスっても変わらない迫力がある。
焼岳小屋でのおでんランチも最高だった。銀シャリにスジコンにおでんのスープ…山で食べるとなんでこんなに美味いのか。
そして帰り道で見た虹と、飛んでいた鳥。山は頂上だけが目的じゃないんだよね。ガスの中でも、ちゃんと楽しい瞬間を用意してくれていた。


まとめ|焼岳に挑戦する人へ
北アルプスの中では比較的登りやすい焼岳。でも活火山だからこその注意点もある。
新中の湯ルート周回が向いている人:
- 日帰りで北アルプスの活火山を体験したい人
- 焼岳小屋に寄って山バッジやランチを楽しみたい人
- ピストンだけじゃ物足りない、変化のあるルートを歩きたい人
新中の湯ルートのピストンの方がいい人:
- 初めての焼岳でシンプルに山頂を目指したい人
- 体力に不安がある人(周回は距離9.3km、行動時間8時間超)
山頂の天気は運次第。ガスっていても焼岳の魅力は十分に味わえる。でも次回は晴れた山頂からの穂高連峰を見たいなぁ。
よくある質問(焼岳 Q&A)
Q. 焼岳の難易度は?
北アルプスの中では入門レベル。ただし標高差1,280mあるので、登山初心者がいきなり挑戦するのは厳しい。ある程度の体力と登山経験が必要。
Q. 焼岳の登山適期は?
6月下旬~10月がベストシーズン。紅葉の時期(9月下旬~10月上旬)は特に人気。冬季は雪山装備が必要で、上級者向け。
Q. 新中の湯ルートのコースタイムは?
僕の場合は周回で8時間46分(距離9.3km)。山頂を2回踏んで焼岳小屋で約1時間休憩しているので、通常の周回なら6~7時間程度が目安。
Q. 焼岳に初心者でも登れる?
登山自体の初心者にはおすすめしない。低山〜中級山岳の経験を積んでからがいい。新中の湯ルートのピストンなら日帰りで行けるけど、標高差と距離を考えるとある程度の体力は必要。活火山なのでヘルメットも持っていこう。

登山をもっと安全に楽しむために
焼岳は活火山。噴火警戒レベルに応じて入山規制がかかることもあるので、登る前に必ず最新の火山情報を確認しよう。
- 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
- 火山情報:気象庁の噴火警報・予報を事前にチェック。焼岳は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)が多いけど、変更されることもある
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:焼岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。活火山だからこそ、プロと一緒だと心強い
では、またどこかのお山で👋




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