因縁の山だった。
去年から何回もチャレンジしようとして、高速でタヌキにぶつかったり、外せない予定が入ったりと、ずっと流れていた赤岳。やっと行けた。
連休に予定していた聖岳・光岳がキャンセルになり、天気予報とにらめっこしていたら赤岳がワンチャンいい感じ。よし行ってみようと。結果、阿弥陀岳から赤岳、横岳、硫黄岳まで八ヶ岳の主稜線を日帰りで縦走してきた💦
この記事でわかること
- 美濃戸口から阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳の周回ルート詳細
- 赤岳の難易度と阿弥陀岳の鎖場・ハシゴの実態
- 横岳のアスレチック度(聞いていたより高い)
- 赤岳天望荘の山菜うどんレポート
- 美濃戸口の駐車場事情(3連休はいっぱい)
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 赤岳(2,899m)・阿弥陀岳(2,805m)・横岳(2,829m)・硫黄岳(2,760m) |
| ルート | 美濃戸口→阿弥陀岳→中岳→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口(周回) |
| 日程 | 2022年7月17日(日) 日帰り |
| 行動時間 | 12時間49分 |
| 距離 | 20.8km |
| 累積標高 | 登り1,989m / 下り1,990m |
| 天気 | 曇り時々雨、時々晴れ |

阿弥陀岳ルートを選んだ理由
美濃戸口から少し歩くと運命の分かれ道。右に行くか左に行くか。
左は人が多くて渋滞の可能性あり。道の不明瞭さの可能性もあるけど、即答で右から阿弥陀岳へ。ソロならではの自由度😆
3連休真ん中で駐車場はいっぱい。SAで空を眺めすぎたせいもあるけど、どうにか停めてスタート。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
美濃戸口〜阿弥陀岳(約4時間半)
6:05にスタート。しばらく別荘地を登り、砂利道を経て山道へ。人が少ないルートだけど、意外と整備されている。
雲が上がってきて、時々小雨。でも木々の中なので平気。静かな森の中をテクテク歩く。
阿弥陀岳の取り付きは要注意。左上のハシゴに取り付くところが今回一番神経を使ったポイント。落ちたらアウト。青いロープにザックが引っかかってバランスを崩しそうになった場面も💦
10:40、阿弥陀岳に到着。山頂は人で賑わっている。さすが3連休。景色はイマイチだけど、道中の花に目がいった。




阿弥陀岳〜赤岳(約1時間40分)
阿弥陀岳から中岳へ向かう下りで事件。上からラーク(落石)の声。見上げると拳大の岩が転がってくる。とっさにストックでカバー。危なかった…。特にこの区間は崩れやすいので要注意。
中岳を越えて赤岳へ。阿弥陀岳の後だったので、かなりラクに感じた。ただし山頂直下は渋滞。様子を見て一気に登る。
12:20、赤岳山頂に到着。やっと行けたよ、因縁の山。でもガスガスで何も見えない😢




赤岳天望荘でお昼
とにかく寒かったので、赤岳天望荘で暖かいうどんを。大好きな肉うどんは売り切れで山菜うどんに😭
消防の方がいらっしゃって少しお話したら、巡回中とのこと。頭が下がる。
温まったところで、下るか周回するか。せっかく来たし日も長いし、横岳・硫黄岳も行きますかと。これが後から後悔することになる…。


横岳〜硫黄岳(約2時間)
横岳、聞いていたよりアスレチック度が高い。しかも雨が降ってきて滑りそうで最悪。かなり時間をロスしてしまった。
14:46、なんとか横岳(奥ノ院)に到着。
硫黄岳山荘は時間がなくて寄る余裕なし。硫黄岳は真っ白で方向がわからない。視界ゼロになったら迷うね、ここ。風も強くてマジで寒い。先行者の後を追って助かった🙏
15:31、硫黄岳に到着。写真を撮ったら即下山開始。



下山|赤岳鉱泉〜美濃戸口(約3時間半)
明るいうちに林道に出ればどうにかなる。
下って赤岳鉱泉付近に来ると、急にいい天気。大好きな木漏れ日と川のコントラストがたまらない😍 また時間を潰してしまった。
ヘッドランプも準備したけど、なんとか明るいうちに林道に到着。あとはのんびり帰るだけ。
駐車場に着くと救急車が…。何かあったのかな。なんとか無事に下山。


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 諏訪南ICから美濃戸口まで約30分
- 美濃戸口から先の林道は悪路。車高の低い車は要注意
駐車場
| 駐車場 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 八ヶ岳山荘駐車場(美濃戸口) | 800円/日 | トイレ・売店あり |
| 赤岳山荘駐車場(美濃戸) | 1,000円/日 | 林道の悪路を走れる車のみ |
| やまのこ村駐車場(美濃戸) | 1,000円/日 | 赤岳山荘の隣 |
注意: 3連休は6時でもう満車。早めの到着がおすすめ。SAでゆっくりしすぎると停められなくなる(経験談)。
公共交通機関の場合
- JR茅野駅からアルピコ交通バスで美濃戸口まで約40分
- 夏季は増便あり
必要な装備
赤岳・阿弥陀岳・横岳はいずれも岩場・鎖場あり。雨の日は滑りやすさが跳ね上がる。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| ヘルメット | 阿弥陀岳・横岳は落石リスクあり。今回実際に落石を食らった |
| 登山靴(ハイカット) | 岩場が多く、グリップ力が必要 |
| レインウェア | 八ヶ岳は天候が変わりやすい。必須 |
| ヘッドランプ | 周回コースは行動時間が長い。日没に備えて |
あると便利な装備
- ストック:阿弥陀岳の下りで落石をカバーするのにも使えた(本来の使い方ではないけど)
- 防寒着:稜線上は夏でも風が強く寒い。硫黄岳は特に
まとめ|赤岳に挑戦する人へ
因縁の山にやっと登れた。天気はイマイチだったけど、阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳の主稜線を歩けたのは達成感がある。
今度は天気のいい時に来たい。雪の時期もいいかも。小屋もいっぱいあるし、八ヶ岳縦走の可能性は無限大。
阿弥陀岳経由ルートが向いている人: – 静かなルートが好きな人(人が少ない) – 鎖場・ハシゴが好きな人 – 4座縦走で達成感を味わいたい人
南沢ルート(行者小屋経由)の方がいい人: – 赤岳だけに集中したい人 – 鎖場の経験が少ない人 – 行動時間を短くしたい人
日帰りで周回すると12〜13時間かかる。余裕をもった計画と、ヘッドランプの準備を忘れずに。
よくある質問(赤岳 Q&A)
Q. 赤岳の難易度は?
百名山の中では中級レベル。南沢ルートなら初級者でも行けるけど、阿弥陀岳や横岳を含む周回は中級者以上向け。
Q. 赤岳の登山適期は?
6月下旬〜10月中旬。7〜8月の夏山シーズンが一般的。冬季も人気だけど、アイゼン・ピッケルなど冬山装備が必要。
Q. 美濃戸口からのコースタイムは?
赤岳のみ(南沢ルート)なら往復8〜9時間。今回の4座周回は約13時間。
Q. 赤岳に初心者でも登れる?
南沢ルートから行者小屋経由なら登山経験があれば可能。ただし岩場があるので、基本的な三点確保は必要。
登山をもっと安全に楽しむために
- 登山届:長野県・山梨県ともに登山届の提出を推奨。コンパスでオンライン提出が便利
-
登山保険:僕はココヘリに入っている。八ヶ岳は遭難事故も多い山域なので、保険は必須
-
ガイド付き登山:赤岳が不安な人は、ガイドツアーもおすすめ。特に冬季は経験者同行が安心
では、またどこかのお山で👋
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