【7座目】焼岳(北峰) 新中の湯登山口周回|山頂はガスでも、硫黄の噴煙と虹に出会えた活火山

綺麗だぁー 100名山
綺麗だぁー

去年から行きたかった焼岳に、ついに登ってきた。

天気予報は微妙。登り始めは曇り空で、山頂に着いたら真っ白。「あぁ、今日はダメか…」と思ったけど、焼岳小屋でおでんを食べて元気を取り戻し、もう一度山頂へ。結局2回目も真っ白だったけど(笑)、途中で虹が出たり、鳥に会えたり、硫黄の噴煙は迫力満点だったり。結果オーライな一日だった。


この記事でわかること

  • 新中の湯登山口からの焼岳周回ルートの全容
  • 山頂付近の硫黄の噴煙・火口湖の様子
  • 焼岳小屋でのランチ休憩と山バッジ情報
  • 山頂2回アタックの結果と教訓
  • 新中の湯登山口の駐車場・アクセス情報

登山データ

項目データ
山名焼岳(北峰)(2,393m)
ルート新中の湯登山口〜焼岳北峰〜中尾峠〜焼岳小屋〜新中の湯登山口 周回
日程2020年9月6日(日)日帰り
行動時間8時間46分
距離9.3km
累積標高登り1,280m / 下り1,275m
天気曇り時々晴れ(山頂はガス)
新中の湯登山口
新中の湯登山口

このルートを選んだ理由

焼岳に登るなら、新中の湯ルートが一番ポピュラー。駐車場から直接登れるし、日帰りで周回もできる。

今回は山頂を踏んだあと、中尾峠を経由して焼岳小屋まで下り、そこからまた新中の湯登山口に戻る周回コース。ピストンだと同じ道を戻るだけだけど、周回なら焼岳小屋にも寄れるし、違う景色も楽しめる。

久しぶりの活火山というのもワクワクポイントだった。

活火山の案内看板
活火山の案内看板

コース詳細|時間帯ごとのレポート

新中の湯登山口〜樹林帯(05:27〜07:09 / 約1時間42分)

朝5時27分、新中の湯登山口を出発。見上げると木漏れ日の中に朝日が差し込んでいて、今日の天気に少し期待が持てた。

序盤はひたすら樹林帯の急登。アスレチックみたいな区間もあって、なかなかハード。でもこの区間を抜ければ視界が開けてくるはず。

朝日が差し込む樹林帯
朝日が差し込む樹林帯
アスレチックのような急登
アスレチックのような急登

樹林帯を抜けて〜山頂直下(07:09〜08:20 / 約1時間11分)

樹林帯を抜けると、頭の上は雲。でも遠くには青空も見えていて、「もうちょっと待てば晴れるかも」と期待しながら登る。

と思ったら、青空が覗いてきた✨ 天気もいい感じになってきて、テンションが上がる。

そして焼岳の姿が見えてきた。山頂付近には噴煙が上がっていて、活火山の迫力を感じる。紅葉し始めた登山道脇の植物が印象的。

さらに登ると、緑色の火口湖が目の前に。硫黄の匂いも漂ってきて、「あぁ、活火山に来たんだな」と実感する瞬間。

頭上は雲、遠くに青空
頭上は雲、遠くに青空
青空が覗いてきた
青空が覗いてきた
焼岳が見えてきた
焼岳が見えてきた
紅葉し始めた登山道脇の植物
紅葉し始めた登山道脇の植物
緑色の火口湖
緑色の火口湖
硫黄の噴煙
硫黄の噴煙

焼岳(北峰)山頂(08:39着)

山頂に到着! …したのはいいけど、真っ白。ガスで何も見えない😅

下山してきた人が「今日は景色がいい」と言っていたから期待していたんだけど、僕が着いた時にはすでにガスの中。山のあるある。

しばらく待ってみたけどガスは抜けそうにない。お腹も空いてきたし、焼岳小屋まで下りてご飯にしよう。

山頂到着、でも真っ白
山頂到着、でも真っ白
山頂付近からの眺め(ガスが切れた瞬間)
山頂付近からの眺め(ガスが切れた瞬間)

焼岳北峰〜中尾峠〜焼岳小屋(08:39〜09:44 / 約1時間5分)

山頂を後にして、中尾峠方面へ下る。こちら側のルートは景色が全然違って、振り返ると焼岳の荒々しい山肌が見える。

中尾峠に到着。下から見上げると結構な坂だった。

さらに進むと焼岳小屋が見えてきた。山小屋に到着して、まずはトイレを借りて、欲しかった山バッジと手ぬぐいをゲット。

中尾峠方面への下り途中の景色
中尾峠方面への下り途中の景色
中尾峠から振り返る
中尾峠から振り返る
焼岳小屋への道
焼岳小屋への道
焼岳小屋に到着
焼岳小屋に到着

焼岳小屋でランチタイム(09:47〜10:41 / 約54分)

朝が早かったから、10時前だけどもうお腹ペコペコ。ここでガッツリランチにする。

今日のメニューは、おでんに銀シャリ、スジコン。寒かったからおでんが沁みる🍢 銀シャリにスジコンとおでんのスープをかけて食べたら最高。最終的には全部のせにしちゃった(笑)

山で食べるご飯はなんでこんなに美味しいんだろう。

山ランチの材料たち
山ランチの材料たち
おでんランチ
おでんランチ
銀シャリにスジコンとおでんのスープをかけて
銀シャリにスジコンとおでんのスープをかけて

2回目の山頂アタック(10:41〜12:04 / 約1時間23分)

お腹も満たされたところで、再び山頂を目指す。さっきはガスで真っ白だったけど、今度こそ晴れてくれるかも。

途中、鳥が飛んでいるのを発見🐦 さらに、うっすらと虹が出ていた🌈 ガスの中でも、こういう出会いがあるから山はおもしろい。

…が、山頂に着いたらやっぱり真っ白。2回来て2回ともガス。もうお手上げ🤣

途中で出会った鳥
途中で出会った鳥
うっすらと虹が
うっすらと虹が
2回目の山頂もガスの中
2回目の山頂もガスの中

下山(12:14〜14:12 / 約1時間58分)

山頂の展望は諦めて下山開始。不思議なことに、下っていくとふもとの方は青空が広がっている。山頂だけガスっているパターン。

緑のトンネルのような樹林帯を抜けて、14時12分に新中の湯登山口に到着。約8時間46分の山行、おつかれさま。

ふもとは青空
ふもとは青空
緑のトンネルを抜けて下山
緑のトンネルを抜けて下山
新中の湯登山口に帰還
新中の湯登山口に帰還

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 松本ICから国道158号経由で新中の湯登山口まで約50km
  • 安房トンネル手前で右折して旧道に入る。登山口までの道は細めだけど舗装されている
  • 冬期は中の湯~安房峠間が閉鎖されるので要確認

駐車場

駐車場台数料金備考
新中の湯登山口駐車場約25台無料路肩駐車含む。早朝で埋まることも

焼岳は人気の山だから、夏~秋のシーズン中は早朝でも満車になることがある。できれば5時前には到着したい。溢れた場合は少し下の路肩に停めることになるけど、スペースは限られている。

公共交通機関の場合

  • JR松本駅からアルピコ交通バスで「中の湯」下車、徒歩約1時間で登山口
  • バスの便数が少ないので、マイカーの方が圧倒的に便利

必要な装備

焼岳は北アルプスの活火山。標高差1,280mの登りがあるので、しっかりした装備が必要。噴煙が出ている場所もあるので、火山ガスへの備えも意識しておきたい。

必須装備

装備ポイント
登山靴岩場が多い。ソールのしっかりしたもの必須
レインウェア山頂付近は天気が急変しやすい。今回もガスに巻かれた
ヘルメット落石リスクあり。焼岳では着用推奨
水分1.5L以上推奨。山小屋で補給も可

あると便利な装備

  • ストック:樹林帯の急登と下りで足腰への負担を軽減できる
  • 手袋:山頂付近の岩場で手をつく場面がある
  • 防寒着:9月でも山頂付近は寒い。今回もおでんが沁みるくらいだった

山頂は真っ白でも、焼岳は楽しかった

正直、山頂の展望は残念だった。2回登って2回ともガス。「山のあるある」と笑うしかない。

でも、焼岳の魅力は山頂の展望だけじゃない。

登りの途中で見た緑色の火口湖、硫黄の噴煙、紅葉し始めた登山道脇の植物。活火山ならではの景色は、晴れてもガスっても変わらない迫力がある。

焼岳小屋でのおでんランチも最高だった。銀シャリにスジコンにおでんのスープ…山で食べるとなんでこんなに美味いのか。

そして帰り道で見た虹と、飛んでいた鳥。山は頂上だけが目的じゃないんだよね。ガスの中でも、ちゃんと楽しい瞬間を用意してくれていた。

焼岳小屋でゲットした山バッジと手ぬぐい
焼岳小屋でゲットした山バッジと手ぬぐい
今日の戦利品
今日の戦利品

まとめ|焼岳に挑戦する人へ

北アルプスの中では比較的登りやすい焼岳。でも活火山だからこその注意点もある。

新中の湯ルート周回が向いている人:

  • 日帰りで北アルプスの活火山を体験したい人
  • 焼岳小屋に寄って山バッジやランチを楽しみたい人
  • ピストンだけじゃ物足りない、変化のあるルートを歩きたい人

新中の湯ルートのピストンの方がいい人:

  • 初めての焼岳でシンプルに山頂を目指したい人
  • 体力に不安がある人(周回は距離9.3km、行動時間8時間超)

山頂の天気は運次第。ガスっていても焼岳の魅力は十分に味わえる。でも次回は晴れた山頂からの穂高連峰を見たいなぁ。


よくある質問(焼岳 Q&A)

Q. 焼岳の難易度は?

北アルプスの中では入門レベル。ただし標高差1,280mあるので、登山初心者がいきなり挑戦するのは厳しい。ある程度の体力と登山経験が必要。

Q. 焼岳の登山適期は?

6月下旬~10月がベストシーズン。紅葉の時期(9月下旬~10月上旬)は特に人気。冬季は雪山装備が必要で、上級者向け。

Q. 新中の湯ルートのコースタイムは?

僕の場合は周回で8時間46分(距離9.3km)。山頂を2回踏んで焼岳小屋で約1時間休憩しているので、通常の周回なら6~7時間程度が目安。

Q. 焼岳に初心者でも登れる?

登山自体の初心者にはおすすめしない。低山〜中級山岳の経験を積んでからがいい。新中の湯ルートのピストンなら日帰りで行けるけど、標高差と距離を考えるとある程度の体力は必要。活火山なのでヘルメットも持っていこう。

天気が回復してきた登山道
天気が回復してきた登山道

登山をもっと安全に楽しむために

焼岳は活火山。噴火警戒レベルに応じて入山規制がかかることもあるので、登る前に必ず最新の火山情報を確認しよう。

  • 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
  • 火山情報:気象庁の噴火警報・予報を事前にチェック。焼岳は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)が多いけど、変更されることもある
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
  • ガイド付き登山:焼岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。活火山だからこそ、プロと一緒だと心強い

では、またどこかのお山で👋



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