【77座目】燧ヶ岳 御池ルート|午後の雷雨を避けて早朝サクッとピストン

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東北以北の最高峰、燧ヶ岳。山頂から見下ろす尾瀬ヶ原の景色がとにかく最高だった。

ただ、正直に言うと…山に登るより車の運転の方が疲れた(笑)。アクセスがなかなかハードなんだよね。でも、それを差し引いても登る価値のある山。早朝スタートで午後の雷雨を避けて、サクッとピストンしてきた記録です。


この記事でわかること

  • 燧ヶ岳・御池ルートのコースタイムと難易度
  • 広沢田代・熊沢田代の湿原歩きの様子
  • 俎嵓と柴安嵓、2つのピークの回り方
  • 御池駐車場の料金・トイレ・設備情報
  • 夏の燧ヶ岳で気をつけたいポイント

登山データ

項目データ
山名燧ヶ岳(2,356m)
ルート御池ルート(御池登山口 ピストン)
日程2023年8月26日(土)日帰り
行動時間5時間53分
距離8.8km
累積標高登り1,023m / 下り1,022m
天気晴れ(午後から雷雨予報)
御池登山口のスタート地点
御池登山口のスタート地点

御池ルートを選んだ理由

燧ヶ岳のメインルートは大きく2つ。御池からのピストンと、長英新道で尾瀬沼側に下りるルート。

今回は午後から雷雨の予報が出ていたので、最短で登って下りられる御池ピストンを選んだ。実際、下山途中に福島から来ていた方に聞いたら「普通は沼の方に下りてバスで御池に戻るのが一般的」とのこと。確かに、御池ルートの下りは岩場が多くてあまり下りたくない道ではある😅

でも、天候を考えると御池ピストンが正解だった。

登山口の注意書き
登山口の注意書き

コース詳細|時間帯ごとのレポート

御池登山口〜広沢田代(05:08〜05:53)

まだ薄暗い中、駐車場奥の登山口からスタート。

いきなり急登が始まる。岩がゴロゴロしていて、しかも湿っている。「帰りにここ下りるのか…」と思いながら登っていく。

しばらくすると木道が出てきて、少しホッとする。新しく整備された木道もあれば、荷降ろし用のモノレール?のようなものも。木道の修復作業をしているみたいだった。

序盤の木道
序盤の木道
岩場の急登
岩場の急登
新しく整備された木道
新しく整備された木道

広沢田代〜熊沢田代(05:53〜06:32)

広沢田代を過ぎると、木道がずっと続く。これが気持ちいい。どこまでも続く木道と湿原の景色。

ただ、途中で階段が出てきたり、壊れた木道があったりと、ちょっとしたアドベンチャー要素も。「これどこ登るの?」みたいな場所もあった(笑)

熊沢田代が近づくと視界が開けて、目指す燧ヶ岳の姿がドーンと見える。「あれか…まずはあのピークだな」と気合が入る。

どこまでも続く木道
どこまでも続く木道
壊れた階段に立入禁止テープ
壊れた階段に立入禁止テープ
熊沢田代から見える燧ヶ岳
熊沢田代から見える燧ヶ岳

熊沢田代〜俎嵓(06:32〜07:51)

ここからが本番。笹で足元が見えない区間があったり、コロコロした岩場が続いたり。ゆっくり慎重に進む。

標高を上げていくと、振り返れば湿原の絶景。しんどいけど、この景色があるから頑張れる。

笹で足元が見えない区間
笹で足元が見えない区間

登山道脇にはリンドウが咲いていた。秋の花に癒される。

登山道脇に咲くリンドウ
登山道脇に咲くリンドウ

俎嵓〜燧ヶ岳 柴安嵓(07:51〜08:31)

まず俎嵓(まないたぐら)に到着。ここから柴安嵓(しばやすぐら)が見える。「次はあっちだ」と進む。

一度下って登り返す形になるけど、距離はそこまで長くない。

そして柴安嵓に到着。ここが燧ヶ岳の最高点(2,356m)。

山頂からの眺めがもう最高。尾瀬ヶ原がバーンと広がっている。東北以北の最高峰から見下ろす尾瀬の大パノラマ。これを見るためにここまで来たんだよなぁ。

俎嵓から見た柴安嵓
俎嵓から見た柴安嵓
燧ヶ岳(柴安嵓)山頂
燧ヶ岳(柴安嵓)山頂
山頂から見下ろす尾瀬ヶ原
山頂から見下ろす尾瀬ヶ原

下山(08:31〜11:00頃)

下山は来た道をそのまま戻る。

帰りに俎嵓付近でパシャリ。やっぱりこの景色は撮っておかないと。

コロコロした岩場の下りはやっぱり気を使う。滑りやすい石にコケがついていて、一歩一歩慎重に。

熊沢田代まで下りてくると、湿原がまた綺麗に見える。壊れた木道もなんだかいい味出してる(笑)

最後の急な下りを越えて、御池駐車場に帰還。全行程約6時間、午前中に下山完了。午後の雷雨もセーフ。

帰りに撮った一枚
帰りに撮った一枚
下山の岩場
下山の岩場
壊れた木道がいい味を出している
壊れた木道がいい味を出している
御池駐車場に帰還
御池駐車場に帰還

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 西那須野塩原ICから国道400号→352号で約100km(約2時間半)
  • 小出ICから国道352号(樹海ライン)で約70km(約2時間)
  • どちらのルートもかなり遠い。山道も長いので、運転の疲労対策は必須
  • 冬期は国道352号(御池〜沼山峠間)が通行止め。例年5月下旬〜11月上旬が通行可能

駐車場

駐車場台数料金備考
御池駐車場約420台1,000円/回山の駅(売店・食堂)隣接

早朝5時頃の到着でガラガラだった。夏の土曜でもこの時間なら余裕。トイレは水洗でウォシュレット付きという快適さ。山の駅には靴洗い場もあって、下山後にドロドロの靴を洗えるのがありがたい。

早朝の駐車場
早朝の駐車場
下山後の靴洗い場
下山後の靴洗い場

公共交通機関の場合

  • 会津高原尾瀬口駅からバスで御池まで約90分
  • バスの本数が少ないので、事前にダイヤを確認しておくこと
  • シーズン中(6月〜10月)のみ運行

必要な装備

御池ルートは岩場と木道のミックスルート。湿った岩やコケで滑りやすい箇所が多いので、足元の装備が特に重要。

必須装備

装備ポイント
登山靴ハイカットがおすすめ。岩場が多く、足首の保護が大事
レインウェア夏の尾瀬は午後の雷雨が多い。必ず携行
熊鈴尾瀬エリアはツキノワグマの生息地。鳴らしながら歩こう
水分夏場は最低2L。途中に水場はない

僕が使っている装備

岩場と木道が交互に出てくるルートだから、ソールのグリップ力がしっかりした登山靴がいい。コケで滑りやすい石がオンパレードだったから、ソールが減った靴だと厳しいと思う。

あと、夏の早朝スタートだけど、標高が高い場所は思ったより涼しい。薄手のウインドブレーカーがあると安心。

あると便利な装備

  • ストック:岩場の下りで膝への負担を軽減できる。特に御池ルートの下りはあると助かる
  • ゲイター:朝露で笹が濡れている区間があるので、足元の濡れ防止に

山に登るより運転が大変だった話

正直、今回いちばん疲れたのは車の運転(笑)。

前日ほぼ徹夜気味で、さらにアクセスがとにかく遠い。山道をひたすら走って、ようやく御池に到着。着いた時にはもうヘトヘト。

でも、登り始めたら空気が変わった。湿原の木道、岩場の急登、そして山頂からの尾瀬ヶ原の絶景。「来てよかった」としか言いようがない。

燧ヶ岳は東北以北の最高峰。その肩書きに恥じない、スケールの大きな山だった。

木道修復の資材が置かれた湿原
木道修復の資材が置かれた湿原
早朝の空が明るくなっていく
早朝の空が明るくなっていく

まとめ|燧ヶ岳に挑戦する人へ

御池ルートは距離8.8km・累積標高差約1,000mと、百名山の中では中程度の難易度。ただし、湿った岩場と壊れた木道には注意が必要。

御池ピストンが向いている人:

  • 午後の雷雨を避けて午前中に下山したい人
  • マイカーで来ていて、バスの時刻を気にしたくない人
  • サクッと往復して体力を温存したい人

長英新道(尾瀬沼経由)の方がいい人:

  • 尾瀬沼の景色も楽しみたい人
  • 下りの岩場を避けたい人(御池側の下りは滑りやすい)

夏は午後の雷雨に要注意。早朝スタートが鉄則。僕は5時過ぎにスタートして11時前に下山できたので、十分余裕があった。


よくある質問(燧ヶ岳 Q&A)

Q. 燧ヶ岳の難易度は?

中級者向け。標高差約1,000m、距離8.8kmで、健脚な人なら日帰り可能。ただし岩場が多く、湿ったコケで滑りやすい箇所があるので、登山経験がある人向け。

Q. 燧ヶ岳の登山適期は?

6月〜10月。7〜8月は高山植物が見られるけど、午後の雷雨が多い。9〜10月は紅葉が楽しめる。積雪期は上級者のみ。

Q. 御池ルートのコースタイムは?

往復で5〜7時間程度。僕は5時間53分(休憩込み)だった。早朝スタートすれば午前中に下山できる。

Q. 燧ヶ岳に初心者でも登れる?

登山初心者にはおすすめしない。岩場が多く、足元が悪い区間が長い。少なくとも何度か標高差1,000m前後の山を経験してからチャレンジした方がいいと思う。


登山をもっと安全に楽しむために

  • 登山届:御池登山口にポストがある。コンパス(登山届提出サイト)でオンライン提出も可能
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。特に尾瀬エリアは山深いので、万が一に備えておきたい
  • ガイド付き登山:燧ヶ岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。尾瀬エリアは自然保護の観点からもガイドがいると学びが深い

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では、またどこかのお山で👋


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