百名山34座目は丹沢山。戸沢の出合から塔ノ岳を経由して、丹沢山、そして神奈川県最高峰の蛭ヶ岳まで日帰りで歩いてきた。
結論から言うと、稜線は最高、でも階段がキツい。丹沢ってこんなに階段多いの?ってくらい整備されてる。でもその分、稜線に出てからの景色は格別。富士山に海に、ご褒美が待ってる。
ただ、この日はハプニング続出で予定より1時間遅れのスタート。ナビに翻弄されてレインボーブリッジを初めて渡るという謎のドライブからの登山だった(笑)
この記事でわかること
- 戸沢の出合から蛭ヶ岳までの日帰りピストンルートの詳細
- 丹沢の稜線歩きの魅力と階段地獄の実態
- 戸沢の出合駐車場へのアクセスと注意点
- 丹沢山・蛭ヶ岳の登山に必要な装備
- 塔ノ岳〜蛭ヶ岳の稜線の絶景ポイント
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 丹沢山(1,567m) |
| ルート | 戸沢の出合〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳 ピストン |
| 日程 | 2021年11月27日(土)日帰り |
| 行動時間 | 9時間47分 |
| 距離 | 18.6km |
| 累積標高 | 登り 2,019m / 下り 2,015m |
| 天気 | 晴れ |

戸沢の出合ルートを選んだ理由
今回は戸沢の出合から塔ノ岳に登り、そこから丹沢山、さらに蛭ヶ岳まで足を延ばすルート。
なぜ大倉尾根(バカ尾根)じゃなくて戸沢からにしたかというと、少しでもショートカットしたかったから。蛭ヶ岳まで日帰りで行くとなると、距離も累積標高もなかなかのもの。戸沢からなら大倉からよりスタート地点の標高が高い分、少しだけ楽ができる。
…はずだったけど、結局18.6km・累積2,000m超えで全然楽じゃなかった💦

コース詳細|時間帯ごとのレポート
戸沢の出合〜花立山荘(06:43〜08:20)
予定より1時間遅れで06:43にスタート。朝日を見る予定だったのに、駐車場に着いた時にはもう日が出てた。
いきなり急登から始まる。身体がまだ温まってないのにこれはキツい。ひたすら樹林帯の中を登っていく。


07:50頃に大倉尾根の正規ルートに合流。ここからが丹沢名物の階段地獄。木道と階段がこれでもかと続く。整備されてるのはありがたいけど、膝にくる。

途中で振り返ると富士山がドーン。これは元気出る。海も見えて、先日登った三原山もはっきり見えた。


塔ノ岳(08:47着)
花立山荘を過ぎて08:47に塔ノ岳到着。さすが人気の山、人が多い。
山頂からは富士山がバッチリ。まずはここで一枚パシャリ。ここはあくまで通過点。今日の目的は丹沢山、そしてその先の蛭ヶ岳。

塔ノ岳〜丹沢山(08:47〜09:52)
塔ノ岳から先は一気に人が減る。ここからの稜線がいい感じ。木々の間を縫うように歩く。


09:52に丹沢山到着。百名山34座目、ゲット。山頂は塔ノ岳に比べると静かで落ち着いた雰囲気。みやま山荘で少し休憩。

丹沢山〜蛭ヶ岳(09:52〜11:30)
丹沢山から蛭ヶ岳へ向かう。ここからの稜線が今回のハイライト。
ほんとに綺麗。左右に開けた稜線を歩きながら、振り返ると丹沢山がだんだん遠くなっていく。海も見えるし、富士山も常にそばにいる。この区間は季節を変えてまた歩きたい。




不動ノ峰、棚沢ノ頭、鬼ヶ岩ノ頭といくつものピークを越えて、11:30に蛭ヶ岳到着。神奈川県最高峰(1,673m)。


蛭ヶ岳山頂(11:30)
天気に恵まれて、山頂からの景色は最高。ただ、あまり時間もないのでお昼を手早く済ませてUターン。ここから同じ道を戻るかと思うと、ちょっと気が遠くなる。

復路・下山(11:56〜16:28)
帰りは来た道を戻る。稜線に見とれてると「あれ、こんなとこ通ったっけ?」ってちょっと焦る場面も。往路と復路で景色の見え方が全然違うのが面白い。

14:22に塔ノ岳まで戻ってくると、やっぱり人が多い。さすが丹沢のメインピーク。

ここから新大日経由で戸沢へ下山。政次郎尾根を下っていく。


16:28に戸沢の出合に無事帰還。約10時間の行程、よく歩いた。
駐車場に戻ると、テントがいっぱい。戸沢はキャンプもできるみたい。11月だとさすがに寒そうだけど。


アクセス・駐車場情報
車の場合
- 秦野中井ICから県道706号経由で戸沢の出合まで約13km
- 途中から砂利道になるので注意。車高の低い車だと擦る可能性あり
- ナビで「戸沢の出合」をセットすると住宅街に案内されることがあるので、「戸沢山林事務所」や「戸沢の出合駐車場」で検索した方がいい
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 戸沢の出合駐車場 | 約30台 | 無料 | トイレあり(暗め) |
週末は早朝で埋まることも。キャンプ利用者もいるので、登山だけなら早めの到着がおすすめ。

公共交通機関の場合
- 小田急線「渋沢駅」からバスで大倉バス停へ。そこから大倉尾根経由で塔ノ岳を目指すルートが一般的
- 戸沢の出合へはバスが通っていないため、公共交通の場合は大倉ルートを選ぶ方が現実的
必要な装備
戸沢〜蛭ヶ岳ピストンは距離18.6km・累積標高2,000m超え。日帰りとしてはかなりハードな部類。しっかり準備して臨みたい。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| トレッキングシューズ | 階段が多いのでソールのクッション性が大事 |
| ヘッドライト | 行動時間が長いので日没リスクあり |
| レインウェア | 丹沢は天気が変わりやすい |
| 行動食・水分 | 10時間近く歩くので多めに。途中の山小屋で補給も可 |
僕が使っている装備
登山靴はソールが硬すぎると階段で膝にくる。適度にクッション性のあるミッドカットがこのルートには合ってると思う。
行動時間が長いから、トレッキングポールもあると後半の下りで助かる。特に政次郎尾根の下りは急なので、膝への負担が全然違う。
あると便利な装備
- サポートタイツ:距離が長いので脚の疲労軽減に効果あり
- 保温着:11月の稜線上は風が強いと一気に冷える。休憩時にさっと羽織れるものがあると安心
丹沢の稜線は裏切らない
正直、丹沢って「バカ尾根」のイメージが強くて、階段をひたすら登るだけかと思ってた。でも塔ノ岳から先の稜線は全く別世界。
特に丹沢山〜蛭ヶ岳の区間は、開放感のある稜線に富士山と相模湾がセットで見える贅沢な道。これは季節を変えてまた歩きたい。新緑の時期とか、きっとすごくいいだろうな。
ただ、ナビには要注意。首都高の分岐を見逃してレインボーブリッジを渡ってしまったり、住宅街に案内されたり、砂利道で車を擦りそうになったり…。登山より前にドライブで消耗するのはもったいない。事前に道順を確認しておくことを強くおすすめする。
まとめ|丹沢山に挑戦する人へ
丹沢山は百名山の中では比較的アクセスが良く、日帰りも可能。ただし蛭ヶ岳まで足を延ばすとなると、それなりの体力が必要。
戸沢〜蛭ヶ岳ピストンが向いている人:
- 日帰りで丹沢山と蛭ヶ岳を一度に登りたい
- 体力に自信がある(行動時間10時間前後を歩ける)
- 車でアクセスする予定
大倉ルート(バカ尾根)の方がいい人:
- 公共交通で来る場合
- まずは塔ノ岳・丹沢山だけ登りたい
- 砂利道を車で走りたくない
丹沢の稜線は想像以上に良かった。階段地獄を乗り越えた先のご褒美、ぜひ体感してみてほしい。
よくある質問(丹沢山 Q&A)
Q. 丹沢山の難易度は?
丹沢山単体なら中級者向け。戸沢や大倉から日帰り可能で、道も整備されている。ただし蛭ヶ岳まで足を延ばすと距離・累積標高ともにハードになるので、しっかり計画を立てて臨むこと。
Q. 丹沢山の登山適期は?
4月〜11月がベストシーズン。特に秋(10〜11月)は紅葉と澄んだ空気で富士山がよく見える。冬期も登れるが、積雪・凍結があるのでアイゼンが必要。
Q. 戸沢の出合から蛭ヶ岳のコースタイムは?
僕の場合は往復で約10時間(休憩込み)。一般的なコースタイムは11〜12時間程度。早朝出発が必須。
Q. 丹沢山に初心者でも登れる?
大倉尾根から塔ノ岳〜丹沢山なら、体力さえあれば初心者でも可能。ルートが明瞭で、山小屋も複数あるので安心感がある。ただし距離が長いので、事前に10km程度の山行経験は積んでおきたい。
登山をもっと安全に楽しむために
丹沢は都心からのアクセスが良い分、気軽に来る人も多い。でも蛭ヶ岳まで行くとなると本格的な登山。安全対策はしっかりと。
- 登山届:登山口にポストがある。オンラインで事前に提出しておくとスムーズ
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある。日帰りでも長い行程になるので、入っておいて損はない
- ガイド付き登山:丹沢が初めてで不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。特に塔ノ岳までなら初心者向けツアーも豊富
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では、またどこかのお山で👋



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