東北遠征2日目。前日の安達太良山に続いて、磐梯山へ。
今回は裏磐梯スキー場からの周回ルート。理由はシンプルで、下山途中に銅沼(あかぬま)を通れるから。結果的にこれが大正解だった。山頂からの五色沼も綺麗だったけど、帰りに見た銅沼の神秘的な美しさは今回一番の感動ポイント。弘法清水小屋で飲んだ挽きたてコーヒーも最高だった☕️
この記事でわかること
- 裏磐梯スキー場からの周回ルートの全容と注意点
- 途中の急登区間の体感と対策
- 山頂から見える五色沼の景色
- 銅沼(あかぬま)の幻想的な美しさ
- 弘法清水小屋・岡部小屋の山小屋情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 磐梯山(1,816m) |
| ルート | 裏磐梯スキー場~天狗岩~弘法清水小屋~磐梯山山頂~銅沼経由 周回 |
| 日程 | 2021年7月23日(金)日帰り |
| 行動時間 | 6時間25分 |
| 距離 | 10.7km |
| 累積標高 | 登り1,018m / 下り1,017m |
| 天気 | ガス→山頂付近で晴れ間 ☀️ |

裏磐梯ルートを選んだ理由
拠点を裏磐梯に置いていたのもあるけど、一番の理由は銅沼(あかぬま)を通れるから。
磐梯山の表ルート(猪苗代側)の方が登山者は多い。でも裏磐梯からの周回なら、銅沼という他のルートでは見られない絶景スポットを通れる。時計回りで山頂を踏んで、帰りに銅沼を眺めながら下りるプラン。
ただし、途中に急登区間があるので体力に自信がなければ表からの方が登りやすいかもしれない。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
裏磐梯スキー場~樹林帯(06:25~07:30 / 約1時間)
朝6時半前に駐車場を出発。あまり車が停まっていない…やっぱり裏磐梯からのルートはマイナーなのかも💦
まずはスキー場のゲレンデを登っていく。朝の空気が気持ちいい。ゲレンデを抜けると樹林帯に入る。
しばらく歩くと視界が開けるポイントがあって、火山らしい荒々しい景色が広がっていた。


急登区間~稜線(07:30~08:30 / 約1時間)
ここからがこのルートの核心部。急登が始まる💦
結構キツい登りが続く。一歩一歩、足を上げていく感じ。体力に自信がない人はペース配分に注意。
急登を抜けると、ふっと視界が開ける。ガスっているけど、風の流れが早くて太陽が見え隠れしている。これなら山頂で晴れるかも、と少し期待😄
岩なだれの跡のような場所を通過。火山の歴史を感じる。そして五色沼が見えた! ガスの切れ間から覗く五色沼はなんとも綺麗。山頂方面も見え始めて、テンションが上がる。





天狗岩~弘法清水小屋(08:30~09:10 / 約40分)
天狗岩を過ぎると、晴れてきた☀️ 山頂も見えている。あそこまで行くんだ、と気合いが入る。
弘法清水小屋・岡部小屋に到着。山頂の手前にある山小屋で、帰りにコーヒーを飲もうと決めて先に進む。


磐梯山 山頂(09:27着)
山小屋から岩場を登っていく。最後のひと踏ん張り。
そして磐梯山の山頂に到着! 百名山23座目。
山頂には祠があった。ここからの眺めは…ガスが流れてきたり晴れたりの繰り返し。五色沼方面が見えた瞬間は本当に綺麗だった。でもあっという間にガスに覆われる。山はやっぱり早めのスタートが吉。
少し下ったところに山頂の看板があった。




山頂~弘法清水小屋でコーヒー休憩(09:42~10:58)
山頂を後にして、弘法清水小屋へ戻る。途中、湧き水でタオルを濡らす。冷たくて気持ちいい😆
お待ちかねの弘法清水小屋で挽きたてコーヒーをいただく。地図を見ながらのんびり。山の上で飲むコーヒーは格別。この時間が好き。


下山~銅沼(10:58~12:08 / 約1時間10分)
さて、下山。帰りは銅沼方面へ。こちらの方が道は整備されている。
上から見下ろすと、スケールの大きさがわかる。磐梯山の噴火の歴史がそのまま目の前に広がっている感じ。
緑の中を抜けていくと…出た。銅沼。
これが今日一番の絶景。 写真では伝わりきらないんだけど、実際に見ると本当に幻想的で神秘的。エメラルドグリーンとも違う、独特の色合い。裏磐梯ルートを選んで本当に良かった。




銅沼~裏磐梯スキー場(12:08~12:48 / 約40分)
銅沼を後にして、スキー場へ戻る。駐車場が見えてきた。トンボが飛んでいて、夏らしい。
12:48、無事に下山。駐車場には朝より車が増えていた。



下山後のお楽しみ|蕎麦と五色沼散策
いわはし館で山菜蕎麦
下山後は「いわはし館」でお昼。お蕎麦を注文。出汁に味噌を溶かしていただくスタイルで、最後に蕎麦湯とネギを入れて味噌汁にするのが通な食べ方😆
お店から見える磐梯山がデカい。自分が今日登った山を眺めながらの食事。最高。ただ、雨が降りそうな空模様☔


五色沼散策
食後は帰りに少し観光。お寺に寄って紫陽花を眺めた後、五色沼を散策。
毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、るり沼、青沼…と巡っていく。それぞれ色が違って面白い。雨が降りそうだったので駆け足だったけど、それでも十分楽しめた。
龍沼はよく見えなかった😅 そして雷が鳴り始めたのでUターン。山の天気、やっぱり午後は要注意。







アクセス・駐車場情報
車の場合
- 猪苗代磐梯高原ICから国道459号経由で裏磐梯スキー場まで約20km
- 道路は整備されていて走りやすい
- 裏磐梯エリアは宿泊施設・キャンプ場も多いので拠点にしやすい
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 裏磐梯スキー場駐車場 | 約50台 | 無料 | 表ルートより空いている |
金曜日の朝6時半で車は少なかった。裏磐梯ルートは表ルート(猪苗代側)に比べて登山者が少ない印象。駐車場で困ることはないと思う。
公共交通機関の場合
- JR猪苗代駅から磐梯東都バスで「裏磐梯高原駅」下車、そこからタクシーまたは徒歩
- バスの本数が少ないので、事前に時刻表の確認を
必要な装備
裏磐梯からの周回ルートは累積標高1,000m超え。急登区間もあるので、しっかりした装備が必要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 急登+岩場があるので、足首までサポートするもの |
| レインウェア | 午後は天気が崩れやすい。今回も下山後に雷雨 |
| 水分 | 夏場は暑い。弘法清水で水は補給できるが、1L以上は持っていきたい |
| 帽子・日焼け止め | 稜線に出ると遮るものがない |
僕が使っている装備
山頂付近の岩場では手をつく場面もあった。グローブがあると安心。弘法清水の湧き水は冷たくて、タオルを濡らすと最高にリフレッシュできる。
水を入れるならナルゲンボトルが使いやすい。弘法清水で汲めるから、空のボトルを持っていくのもあり。
あると便利な装備
- ストック:急登区間と下山で膝への負担を減らせる。特に下りは長い
- 手袋:山頂付近の岩場で手をつくことがある
銅沼の神秘的な美しさが忘れられない
正直に言うと、磐梯山は「急登がキツかった山」でもある。裏磐梯からの時計回りは、途中の急登が結構ハード。
でも、それを上回る感動があった。
山頂から五色沼を見下ろした瞬間。ガスの切れ間から覗く景色に思わず声が出た。そして何より、下山途中の銅沼。写真では伝わりきらない、あの幻想的な色合い。裏磐梯ルートを選んだ人だけが見られる特別な景色。
弘法清水小屋で飲んだ挽きたてコーヒーも印象に残っている。山の上で、地図を見ながらのんびり。こういう時間があるから登山は楽しい。
夜は道の駅きたかたで焼肉定食を食べて車中泊。翌日の吾妻山に備えた。東北の山、いい。

まとめ|磐梯山に挑戦する人へ
磐梯山は表と裏、どちらから登るかで全く違う印象の山になる。銅沼を見たいなら裏磐梯一択。
裏磐梯周回ルートが向いている人:
- 銅沼の絶景を見たい人
- 裏磐梯エリアに宿泊・滞在している人
- ある程度の急登に対応できる体力がある人
表ルート(猪苗代側)の方がいい人:
- 初めての登山で不安がある人
- 体力に自信がない人
- 短時間で山頂を踏みたい人
山頂のガスは運次第。でも早めのスタートが有利なのは間違いない。
よくある質問(磐梯山 Q&A)
Q. 磐梯山の難易度は?
表ルート(猪苗代側)なら初中級者向け。裏磐梯からの周回ルートは急登区間があるので中級者向け。累積標高は1,000m超えで、行動時間も6時間以上かかる。
Q. 磐梯山の登山適期は?
6月~10月がベストシーズン。夏は暑いが、山頂付近は風があって気持ちいい。紅葉の時期(9月下旬~10月中旬)も人気。冬は雪山装備が必要。
Q. 裏磐梯周回ルートのコースタイムは?
僕の場合は約6時間25分(距離10.7km、弘法清水小屋での休憩含む)。標準コースタイムは約7時間前後。早めのスタートがおすすめ。
Q. 磐梯山に初心者でも登れる?
表ルート(猪苗代側)なら初心者でも登れる。八方台登山口からなら距離も短く、コースタイムも短い。裏磐梯からの周回は急登があるので、ある程度の登山経験があった方がいい。
登山をもっと安全に楽しむために
磐梯山は活火山。噴火警戒レベルの確認と登山届の提出は忘れずに。
- 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:磐梯山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。裏磐梯ルートは特に、初めてなら心強い
では、またどこかのお山で👋




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