【19座目】大菩薩嶺 上日川峠〜大菩薩峠〜石丸峠 周回|早朝の富士山と雲海が最高すぎた

富士山と一緒に 稜線を歩いて 100名山
富士山と一緒に 稜線を歩いて

早朝5時、上日川峠を出発。まだ薄暗い登山道を歩き始めて、雷岩に着いた瞬間に目の前に広がったのは――富士山と雲海のドーンとした景色。

大菩薩嶺、正直「初心者向けの山でしょ」と思っていた。でも、この展望を見て考えが変わった。稜線から見る富士山、南アルプス、八ヶ岳。これは何度でも来たくなる山だ。百名山19座目にして、展望の満足度はトップクラス。


この記事でわかること

  • 上日川峠から大菩薩嶺〜大菩薩峠〜石丸峠の周回ルートの全容
  • 雷岩〜大菩薩峠の稜線から見える富士山・南アルプス・八ヶ岳の展望
  • 早朝出発のメリットと駐車場の混雑状況
  • 大菩薩峠の介山荘で登山バッジが買える話
  • 石丸峠経由の下山ルートの様子

登山データ

項目データ
山名大菩薩嶺(2,057m)
ルート上日川峠〜福ちゃん荘〜雷岩〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜石丸峠〜小屋平 周回
日程2021年6月12日(土)日帰り
行動時間4時間40分
距離8.3km
累積標高登り700m / 下り698m
天気晴れ ☀️
早朝の上日川峠駐車場
早朝の上日川峠駐車場

このルートを選んだ理由

上日川峠から登れば、大菩薩嶺の山頂まで比較的楽にアクセスできる。しかも大菩薩峠から石丸峠へ回れば、稜線歩きをたっぷり楽しめる周回コースになる。

今回は弾丸で夜から出発して、早朝スタート。人が少ない時間帯に富士山の展望を独り占めしたかった。結果的に大正解だった。

福ちゃん荘に到着
福ちゃん荘に到着

コース詳細|時間帯ごとのレポート

上日川峠〜福ちゃん荘(05:03〜05:28 / 約25分)

夜のうちに到着して、駐車場で仮眠。すでに9台ぐらい車が停まっていた。途中の山道では鹿と何回もすれ違ったのが印象的。

空が明るくなってきたので行動開始。上日川峠の登山口からスタートして、まずは福ちゃん荘を目指す。

登山口からスタート
登山口からスタート

福ちゃん荘には25分ほどで到着。早朝すぎてまだ開いていなかった。登山バッジは帰りに買おうかと思ったけど、結局この先の介山荘で手に入れることになる。

福ちゃん荘の外観
福ちゃん荘の外観

福ちゃん荘〜雷岩(05:28〜06:40 / 約1時間12分)

福ちゃん荘から先は樹林帯の登り。途中で鹿の親子に遭遇した🦌

登山道から見えた富士山
登山道から見えた富士山

そして登りの途中で木の間から富士山が見えた瞬間、テンションが一気に上がる。まだ木が邪魔してるけど、これは期待できる…!

さらに登っていくと視界が開けてきて、雷岩に到着。ここからの景色がこの日のハイライト。

富士山と雲海の大展望
富士山と雲海の大展望
南アルプスの山々
南アルプスの山々
八ヶ岳の眺め
八ヶ岳の眺め

富士山ドーン、雲海ドーン、南アルプスも八ヶ岳も全部見える。早朝に来た甲斐があった。この景色を見るためだけに登る価値がある。

大菩薩嶺 山頂(06:51着)

雷岩から大菩薩嶺の山頂までは約10分。ここが百名山19座目。

大菩薩嶺の山頂標識
大菩薩嶺の山頂標識
山頂標識にタッチ
山頂標識にタッチ

ただ、正直に言うと大菩薩嶺の山頂自体は樹林帯の中で展望はない。景色を楽しむなら雷岩やこの先の稜線がメイン。山頂で記念撮影したら、すぐに稜線歩きに向かった。

大菩薩嶺〜大菩薩峠(06:51〜07:41 / 約50分)

ここからが大菩薩嶺の真骨頂。雷岩に戻って、そこから大菩薩峠方面への稜線歩き。

気持ちいい稜線歩き
気持ちいい稜線歩き
標高2000m記念の標柱
標高2000m記念の標柱

稜線に出ると、ずっと富士山と一緒に歩いているような感覚。左手に富士山、右手に南アルプスと八ヶ岳。この稜線歩きが本当に気持ちいい。

途中、2000年に標高2000mを記念した標柱があった。ちょっとした遊び心が面白い😆

富士山と一緒に稜線を歩く
富士山と一緒に稜線を歩く
南アルプスの展望
南アルプスの展望
八ヶ岳の展望
八ヶ岳の展望

妙見ノ頭、さいの河原避難小屋、親不知ノ頭を経由して大菩薩峠に到着。途中、バランスよく積まれた石が印象的だった。

絶妙なバランスで積まれた石
絶妙なバランスで積まれた石

大菩薩峠・介山荘(07:41〜07:58)

大菩薩峠に到着。ここには介山荘があって、登山バッジを購入できた✌️

介山荘で登山バッジを購入
介山荘で登山バッジを購入
大菩薩峠からの景色
大菩薩峠からの景色

大菩薩峠〜石丸峠〜小屋平(07:58〜09:16 / 約1時間18分)

大菩薩峠から熊沢山を越えて石丸峠へ。この区間はまだまだ景色が楽しめる。

登山道沿いに咲く黄色い花
登山道沿いに咲く黄色い花

石丸峠を過ぎてからは下り。小屋平バス停方面へ下っていく。途中でバスの到着時間と重なったのか、登ってくる人がたくさんいた。早朝出発だと、こういう混雑を避けられるのがいい。

すれ違う登山者たち
すれ違う登山者たち
沢を渡る
沢を渡る
登山道で見つけた怪しいキノコ
登山道で見つけた怪しいキノコ

下山・ゴール(09:16〜09:41)

小屋平バス停から車道を歩いて上日川峠の駐車場に戻ってきた。

上日川峠に帰還
上日川峠に帰還
満車の駐車場
満車の駐車場

駐車場に戻ったら、すでに満車。Uターンして帰る車もいた💦 早朝出発して正解だった。これから行く人はお早めに。


寄り道|そば切り発祥の地へ

下山後、帰り道にお寺に寄り道。なんと、このあたりはそば切り発祥の地らしい。

蕎麦の花
蕎麦の花
そば切り発祥の地の案内
そば切り発祥の地の案内

ということで、お昼はお蕎麦屋さんへ。登山後のお蕎麦は最高だった😁

お蕎麦屋さんでお昼
お蕎麦屋さんでお昼
デザートまでいただいてお腹いっぱい
デザートまでいただいてお腹いっぱい

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 勝沼ICまたは大月ICから国道411号・県道218号経由で上日川峠まで約30〜40分
  • 途中の山道は細いところもあるので注意
  • 夜間は鹿の飛び出しが多い(僕も何回もすれ違った)

駐車場

駐車場台数料金備考
上日川峠駐車場約80台無料第1・第2あり
第2駐車場約30台無料トイレあり

早朝5時の時点で9台程度。しかし下山時(9:40頃)には満車でUターンする車も。土日は早めの到着が必須。第2駐車場の付近にトイレあり。

公共交通機関の場合

  • JR甲斐大和駅から栄和交通バスで上日川峠まで約40分(季節運行)
  • バスの本数が限られるので、事前に時刻表を確認しておこう

必要な装備

上日川峠からの周回ルートは、百名山の中でも比較的歩きやすい部類。ただし石丸峠からの下りは滑りやすい箇所もあるので、足元はしっかりしたものを。

必須装備

装備ポイント
登山靴石丸峠からの下りは滑りやすい。ソールのしっかりしたもの
レインウェア山の天気は変わりやすい。稜線は吹きさらし
水分6月でも稜線は暑い。1L以上は持っていきたい
帽子・日焼け止め雷岩〜大菩薩峠の稜線は遮るものがない

あると便利な装備

  • ストック:石丸峠からの下りで膝への負担を減らせる
  • 防寒着:早朝スタートの場合、山頂付近は冷える

富士山と雲海の展望が圧巻だった

この日のベストショットは、間違いなく雷岩からの景色。富士山の裾野まで見えて、手前には雲海。南アルプスも八ヶ岳も全部見渡せる360度の大パノラマ。

大菩薩嶺の山頂自体は展望がないから「あれ?」ってなるけど、その分、雷岩〜大菩薩峠の稜線が全部持っていく。富士山を眺めながらの稜線歩きは、百名山の中でもトップクラスの気持ちよさだった。

そして下山後のそば切り発祥の地でのお蕎麦。登山+ご当地グルメのセットは鉄板。

稜線からの富士山
稜線からの富士山

まとめ|大菩薩嶺に挑戦する人へ

大菩薩嶺は、百名山デビューにもおすすめできる山。上日川峠からなら標高差も少なく、しっかり整備された登山道。それでいて雷岩〜大菩薩峠の稜線からの展望は百名山レベル。

上日川峠〜大菩薩峠〜石丸峠 周回が向いている人:

  • 富士山・南アルプス・八ヶ岳の大展望を楽しみたい人
  • 気持ちのいい稜線歩きをしたい人
  • 日帰りでサクッと百名山を踏みたい人

唐松尾根ピストン(上日川峠〜雷岩〜大菩薩嶺の往復)の方がいい人:

  • とにかく最短で山頂を踏みたい人
  • 体力に不安がある人

ただし、駐車場は早い者勝ち。土日は特に。早朝出発をおすすめする。


よくある質問(大菩薩嶺 Q&A)

Q. 大菩薩嶺の難易度は?

百名山の中では初心者向け。上日川峠からの標高差は約700mで、危険箇所もほとんどない。登山を始めたばかりの人にもおすすめできる。

Q. 大菩薩嶺の登山適期は?

5月下旬〜11月上旬がベストシーズン。6月は新緑、10月は紅葉が美しい。冬期は上日川峠までの林道が閉鎖されるので注意。

Q. 上日川峠〜大菩薩峠〜石丸峠 周回のコースタイムは?

僕の場合は約4時間40分(距離8.3km)。標準コースタイムは約5時間半〜6時間。大菩薩峠まで行って折り返すなら、もう少し短くなる。

Q. 大菩薩嶺に初心者でも登れる?

登れる。上日川峠からなら、百名山入門にぴったりの山。ただし石丸峠経由の周回は少し距離が伸びるので、不安なら大菩薩峠からのピストンがおすすめ。


登山をもっと安全に楽しむために

大菩薩嶺は初心者向けとはいえ、稜線は天候が急変することもある。基本的な安全対策は忘れずに。

  • 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
  • ガイド付き登山:大菩薩嶺が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある

では、またどこかのお山で👋



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