南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。梅雨の合間を狙って行ってきた。
樹林帯は涼しくて快適。でも稜線に出た瞬間、暑い。とにかく暑い😂 それでも、北岳や甲斐駒ヶ岳を眺めながらの稜線歩きは最高だった。小仙丈ヶ岳から見える仙丈ヶ岳のカールは、さすが女王の名にふさわしい優雅さ。百名山68座目、インソール忘れて足が痛かったけど、楽しい一日だった。
この記事でわかること
- 北沢峠〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜仙丈小屋の周回ルートの全容
- 北沢峠バスの場所取り・チケット購入事情
- 樹林帯と稜線の気温差と装備の注意点
- 小仙丈ヶ岳からの絶景とカールの迫力
- 駐車場・バスのアクセス情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 仙丈ヶ岳(3,033m) |
| ルート | 北沢峠〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜仙丈小屋〜北沢峠(周回) |
| 日程 | 2023年6月25日(日)日帰り |
| 行動時間 | 7時間01分 |
| 距離 | 8.9km |
| 累積標高 | 登り1,168m / 下り1,170m |
| 天気 | 晴れ ☀️ |

このルートを選んだ理由
仙丈ヶ岳に登るなら、北沢峠からの周回ルートが王道。北沢峠を挟んで反対側には甲斐駒ヶ岳がそびえていて、どちらもここを起点に登れる。
今回は小仙丈ヶ岳経由で仙丈ヶ岳に登り、仙丈小屋を経由して下山する周回コース。小仙丈ヶ岳からは仙丈ヶ岳のカールがドーンと見えるらしいので、そこが一番の楽しみだった。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
駐車場〜北沢峠(バス移動)
深夜3時30分に駐車場に到着。すでに場所取りが始まっていた😅 バスの切符売場と乗り場が別の場所にあって、それぞれに荷物を置いて並ぶのが暗黙の了解らしい。初めての人は戸惑うかも。実際、何人かに「これ何ですか?」と聞かれた。
チケットの販売は5時30分頃から。バスは6時前には出発し始める。前日は14台バスが運行したとか。シーズン到来。バスに揺られること約1時間、北沢峠に到着。車酔いしやすい人はちょっと注意かも💦


北沢峠〜3合目(06:51出発 / 約1時間30分)
北沢峠を出発。まずは樹林帯の中を歩いていく。
夏場の樹林帯は日差しを遮ってくれるから涼しくて快適😊 いいコンディションで歩ける。3合目を通過して、さらに登っていく。



樹林帯〜小仙丈ヶ岳(約2時間)
小仙丈ヶ岳を目指して登り続ける。途中、北岳が顔を覗かせてくれた。南アルプスの盟主がチラリ。
稜線に出ると天気は予定通りのいい天気☀️ 鳳凰三山のオベリスクも見える。さらに遠くには…富士山? いや、桃太郎の鬼ヶ島にしか見えない😆
奥には甲斐駒ヶ岳と、北沢峠のキャンプ場にテントが並んでいるのも見えた。






小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳(約1時間30分)
小仙丈ヶ岳を越えると、目の前に仙丈ヶ岳のカールがドーンと広がる。さすが南アルプスの女王👸 雪の時期はもっと綺麗なんだろうなぁ。
ここからが暑かった💦 稜線は日差しを遮るものがなくて、ひたすら暑い。途中で休憩を挟みつつ、遠くに北アルプスの山々も見えた。
山頂はまだ奥。見えているのに遠い。気持ちいい稜線歩きだけど、体力は削られる。最後のラストスパートで踏ん張って…






仙丈ヶ岳 山頂(10:59着)
到着! 百名山68座目、仙丈ヶ岳3,033m。
予定通り雲が上がってきていたけど、それでも達成感は格別。ここが南アルプスの女王の頂。北沢峠から約4時間、登りごたえのある一座だった。


仙丈ヶ岳〜仙丈小屋(11:12着 / 約13分)
山頂を後にして、仙丈小屋方面へ下る。途中に雪渓があった。6月下旬でもまだ残っているんだね。左側を歩けば問題ないけど、そのまま滑ったら小屋にショートカットできそうな角度(笑)
仙丈小屋に到着。ここでお昼休憩。小屋の近くには日清食品の看板があって、「カップラーメン食べろってことか?」と思わずツッコんだ🤣




仙丈小屋〜北沢峠(13:51着 / 約2時間40分)
お昼を済ませて下山開始。名残惜しいけど、雲も増えてきていたので潔く。
小屋を後にして、巻き道を使って下っていく。途中、岩が人の顔に見えなくもない場所があったり😂 長い下りをひたすら歩いて、途中の森はいい空気だった😁
そして北沢峠に無事到着。14時頃に着くと、バスは人が集まり次第出発していた。バスに乗って駐車場に戻ると…猛暑🥵 やっぱり夏は高いところに限る。




アクセス・駐車場情報
車の場合
- 伊那ICから国道361号・県道経由で仙流荘バス乗り場まで約30km
- マイカー規制のため、仙流荘から北沢峠まではバス利用が必須
- バスの所要時間は約50分〜1時間
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 仙流荘駐車場 | 約350台 | 1,000円(帰りのバス降車時に徴収) | トイレあり |
朝3時過ぎの時点で第1駐車場にはまだわずかに空きがあった。シーズン中の週末は早めの到着が必須。バスのチケット販売は5時30分頃からで、6時前にはバスが出発し始める。
公共交通機関の場合
- JR伊那市駅からJRバスで仙流荘へ、そこから南アルプス林道バスで北沢峠へ
- バスの本数が限られるので、事前に時刻表を確認しておこう
必要な装備
3,000m級の山とはいえ、夏場の稜線は暑い。樹林帯は涼しいから油断しがちだけど、稜線に出たら直射日光との闘い。寒暖差への対策が重要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 標高差1,100m以上あるので、ソールのしっかりしたものを |
| レインウェア | 梅雨時期は天気が変わりやすい。防寒兼用で |
| 水分 | 稜線が暑い。最低1.5Lは持っていきたい |
| 帽子・日焼け止め | 稜線は遮るものがない。直射日光がキツい |
| インソール | 僕は忘れて足が痛かった😂 忘れずに |
僕が使っている装備
今回の仙丈ヶ岳ではインソールを忘れるという痛恨のミス。7時間歩くと足への負担は大きいから、インソールはちゃんと確認してから出発しよう。
登山靴のインソールは純正からカスタムに変えるだけで疲労感がだいぶ違う。足裏のアーチをしっかりサポートしてくれるものがおすすめ。
あると便利な装備
- トレッキングポール:登り1,168mは脚にくる。下山時の膝への負担軽減にも
- 行動食:仙丈小屋で休憩できるけど、稜線歩きが長いので途中のエネルギー補給に
南アルプスの女王は優雅で暑かった
「南アルプスの女王」という呼び名、登ってみて納得した。小仙丈ヶ岳から見える仙丈ヶ岳のカールは優雅そのもの。高山植物も多くて、北岳や甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、遠くには北アルプスまで見渡せる。見どころ満載の一座だった。
ただ、梅雨の合間の晴れ間は暑い。樹林帯は涼しくて「最高のコンディション」と思っていたのに、稜線に出た瞬間に汗だく💦 3,000m級でも夏の日差しは容赦ない。
インソールを忘れた足の痛みは最後まで付きまとったけど、それも含めて思い出。北沢峠を挟んで甲斐駒ヶ岳と対峙するこの山、次は秋の紅葉の時期に来てみたいかも。


まとめ|仙丈ヶ岳に挑戦する人へ
仙丈ヶ岳は3,000m級だけど、北沢峠から登れば日帰りも可能。ただし行動時間7時間、標高差1,100m以上あるので、ある程度の体力は必要。
北沢峠〜小仙丈ヶ岳周回ルートが向いている人:
- 3,000m級の稜線歩きを楽しみたい人
- カールの景色を堪能したい人
- 甲斐駒ヶ岳とセットで南アルプスを満喫したい人
もう少し余裕が欲しい人:
- 仙丈小屋に1泊するプランもあり。ご来光も期待できる
- 体力に不安がある場合は、薮沢ルート(馬の背経由)で登るのも手
夏は高いところに限る。下山してバスで駐車場に戻った瞬間の猛暑で、改めてそう思った🥵
よくある質問(仙丈ヶ岳 Q&A)
Q. 仙丈ヶ岳の難易度は?
中級者向け。技術的に難しいところはないけど、標高差1,100m以上・行動時間7時間の体力勝負。3,000m級なので高山病にも注意が必要。樹林帯は歩きやすいけど、稜線に出ると風や日差しにさらされる。
Q. 仙丈ヶ岳の登山適期は?
6月下旬〜10月がベストシーズン。梅雨明け後の7月〜8月が人気だけど、暑い。9月〜10月の秋は涼しくて歩きやすく、紅葉も楽しめる。残雪期(6月上旬頃まで)はアイゼンが必要な場合も。
Q. 北沢峠〜仙丈ヶ岳のコースタイムは?
僕の場合は約7時間01分(距離8.9km)。標準コースタイムは約6時間55分。北沢峠からの周回で、仙丈小屋での休憩込み。バスの最終時刻に間に合うよう、余裕を持った計画を。
Q. 仙丈ヶ岳に初心者でも登れる?
登山経験がある人なら挑戦できる。ただし3,000m級で行動時間が長いので、百名山を何座か経験してからの方がいい。まずは北沢峠からの甲斐駒ヶ岳(仙水峠経由)で南アルプスの雰囲気に慣れてからチャレンジするのも一つの手。
登山をもっと安全に楽しむために
仙丈ヶ岳は3,000m級。天候の急変や高山病のリスクがある。万全の準備で臨みたい。
- 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:仙丈ヶ岳が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。3,000m級が初めてなら心強い
では、またどこかのお山で👋




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