【22座目】安達太良山 ロープウェイ~鉄山周回|ガスからの大逆転!山頂で待っていた青空

100名山

駐車場に着いた瞬間、あたり一面のガス。「これ、山頂も真っ白かも…」と半ば諦めかけていた。

ところが、ロープウェイで上がって歩き始めると雲を突き抜けて、そこには青空が広がっていた。安達太良山、やってくれる。硫黄の香りが漂う白い稜線、鉄山から見下ろす噴火口の迫力。東北遠征の初日にふさわしい一座になった。


この記事でわかること

  • ロープウェイを使った安達太良山~鉄山周回ルートの全容
  • ガスっていても山頂で晴れる可能性がある話
  • 鉄山まで足を延ばす価値と稜線歩きの魅力
  • くろがね小屋経由の下山ルートの注意点
  • 奥岳登山口周辺の駐車場・温泉情報

登山データ

項目データ
山名安達太良山(1,700m)
ルートロープウェイ山頂駅~薬師岳~安達太良山~矢筈森~鉄山~くろがね小屋~奥岳登山口
日程2021年7月22日(木)日帰り
行動時間4時間33分
距離10.2km
累積標高登り529m / 下り933m
天気麓はガス → 山頂は晴れ ☀️
ロープウェイ乗り場から見上げた空
ロープウェイ乗り場から見上げた空

このルートを選んだ理由

東北遠征の初日。翌日に磐梯山を控えていたので、安達太良山はロープウェイで標高を稼いで効率よく回りたかった。

ロープウェイで山頂駅まで上がれば、薬師岳はすぐそこ。そこから安達太良山を踏んで、せっかくなら安達太良連峰の最高峰・鉄山まで足を延ばし、くろがね小屋を経由して奥岳に下りる周回ルート。登り529m・下り933mと下り多めで、体力的にもちょうどいい。

出発前の気合い
出発前の気合い

コース詳細|時間帯ごとのレポート

ロープウェイ山頂駅~薬師岳(08:36)

ロープウェイ乗り場に着いた時点で、あたりは見事にガス。「予想より酷いなぁ」と思いつつ、せっかく来たので出発。

ところが、ロープウェイで上がっていくと…あれ? 雲が薄くなってきた。山頂駅に着いたら、なんと青空が見え始めている😆

雲の上に出ていたんだ。薬師岳はロープウェイ山頂駅からすぐ。トンボがたくさん飛んでいて、夏山の雰囲気。

ガスの中のロープウェイ
ガスの中のロープウェイ
雲を抜けて青空が見え始めた瞬間
雲を抜けて青空が見え始めた瞬間
雲の上に出た稜線
雲の上に出た稜線
薬師岳付近のトンボ
薬師岳付近のトンボ

薬師岳~安達太良山(08:36~09:42 / 約1時間)

薬師岳から先は気持ちのいい稜線歩き。木の隙間から青空が覗いて、テンションが上がる。

途中、振り返ると下界は曇り。山の上だけ晴れているこの感じ、たまらない。

山頂が見えてきてからは岩場を登っていく。最後のひと登りで安達太良山の山頂に到着!

木の隙間から見えた青空
木の隙間から見えた青空
真っ青な空
真っ青な空
下界は雲海
下界は雲海
山頂が見えてきた
山頂が見えてきた
山頂への最後の登り
山頂への最後の登り

安達太良山 山頂(09:42着)

山頂に着くと、まさかの青空全開。駐車場のガスが嘘みたいだった。暑い…けど最高😅

山頂標識で記念撮影。ここが百名山22座目。

安達太良山山頂に到着
安達太良山山頂に到着
山頂標識
山頂標識

安達太良山~矢筈森~鉄山(09:42~10:37 / 約55分)

安達太良山の山頂を後にして、次は安達太良連峰の最高峰・鉄山を目指す。

矢筈森を越えて鉄山方面へ。この区間はゴロゴロとした岩場が続く。雰囲気がガラリと変わって、火山らしい荒々しい景色になる。

鉄山に到着。ここからの眺めがすごかった。噴火口方面を覗き込むと、硫黄で白くなった斜面が広がっている。ガスで立ち入り禁止区域もあって、活火山であることを実感する。噴火観測の設備もあった。

安達太良山から鉄山方面への稜線
安達太良山から鉄山方面への稜線
鉄山へ向かう登山道
鉄山へ向かう登山道
ゴロゴロの岩場
ゴロゴロの岩場
鉄山山頂付近の岩場
鉄山山頂付近の岩場
噴火の観測設備
噴火の観測設備

鉄山~くろがね小屋(10:37~11:38 / 約1時間)

鉄山から下って、くろがね小屋方面へ。途中、危険箇所もあるので慎重に。

下っていくとくろがね小屋が見えてきた。この小屋には温泉があるらしい。次回はぜひ浸かってみたい♨️

くろがね小屋方面への下り
くろがね小屋方面への下り
安達太良山の別名を示す標識
安達太良山の別名を示す標識
くろがね小屋が見えてきた
くろがね小屋が見えてきた
危険箇所の注意看板
危険箇所の注意看板
くろがね小屋
くろがね小屋

くろがね小屋~奥岳登山口(11:38~13:05 / 約1時間27分)

くろがね小屋からは旧道を下っていく。この旧道、滑りやすいので注意💦

長い下りをひたすら歩いて、ようやく奥岳登山口に到着。お疲れさま!

駐車場に戻ると車がいっぱい。平日でもこの人気。さすが百名山。

滑りやすい旧道
滑りやすい旧道
下山途中の渓流
下山途中の渓流
奥岳登山口に到着
奥岳登山口に到着
満車の駐車場
満車の駐車場

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 二本松ICから国道459号経由であだたら高原スキー場(奥岳登山口)まで約20km
  • 道路は整備されていて走りやすい
  • ロープウェイ利用の場合は山麓駅へ

駐車場

駐車場台数料金備考
奥岳登山口駐車場約200台無料あだたら高原スキー場の駐車場を利用

平日の木曜日だったけど、下山時には駐車場がいっぱいになっていた。夏の百名山は平日でも混む。早めの到着がおすすめ。

公共交通機関の場合

  • JR二本松駅から福島交通バスで「奥岳」下車(約40分)
  • バスの本数が少ないので、事前に時刻表を確認しておこう

必要な装備

ロープウェイ利用で標高差が少ないとはいえ、鉄山まで周回するなら足元はしっかりしたものが必要。岩場もあるし、旧道は滑りやすい。

必須装備

装備ポイント
登山靴岩場+滑りやすい旧道があるので、ソールのしっかりしたもの
レインウェア今回も下山後にスコールが来た。山の天気は変わりやすい
水分夏場は暑い。1L以上は持っていきたい
帽子・日焼け止め稜線は遮るものがない。直射日光がキツい

あると便利な装備

  • ストック:旧道の下りで膝への負担を減らせる
  • 手袋:鉄山付近の岩場で手をつくことがある

ガスからの逆転劇が最高だった

正直、駐車場に着いた時は「今日はダメかも」と思った。あたり一面のガスで、山頂の景色は期待できないかなと。

でも、ロープウェイで上がったら雲の中を突き抜けて青空。これがあるから山はやめられない。

鉄山からの眺めも印象的だった。硫黄で白くなった噴火口は、安達太良山だけの景色。安達太良山だけで引き返すのはもったいない。鉄山まで足を延ばす価値は大いにある。

そして下山後のオチ。駐車場に着いた途端にスコール☂️ 山の上では晴れていたのに、下界に降りた瞬間に雨。タイミングが良かったのか悪かったのか(笑)

雨が止むまで冷し鳥ラーメンと桃のジュースで昼食。福島の桃、うまかった。

下山後のスコール
下山後のスコール
冷し鳥ラーメンと桃の恵で昼食
冷し鳥ラーメンと桃の恵で昼食

まとめ|安達太良山に挑戦する人へ

ロープウェイを使えば初心者でも十分に楽しめる山。でも、鉄山まで周回するなら少し体力と経験が必要かも。

ロープウェイ~鉄山周回ルートが向いている人:

  • ロープウェイで楽をしつつ、しっかり歩きたい人
  • 火山の迫力ある景色を見たい人
  • くろがね小屋の温泉にも興味がある人

ロープウェイ往復(薬師岳~安達太良山ピストン)の方がいい人:

  • 登山を始めたばかりの人
  • 短時間でサクッと百名山を踏みたい人

下界がガスっていても、山の上は晴れていることがある。諦めずに登ってみる価値はあるよ。


よくある質問(安達太良山 Q&A)

Q. 安達太良山の難易度は?

ロープウェイを使えば初心者向け。薬師岳~安達太良山のピストンなら、登山を始めたばかりの人でも大丈夫。鉄山周回になると中級者向けで、岩場や滑りやすい旧道があるので注意が必要。

Q. 安達太良山の登山適期は?

6月~10月がベストシーズン。特に紅葉の時期(9月下旬~10月中旬)は人気が高い。夏場は暑いけど、稜線に出れば風が気持ちいい。冬は雪山装備が必要。

Q. ロープウェイ~鉄山周回のコースタイムは?

僕の場合は約4時間33分(距離10.2km)。標準コースタイムは約5時間30分。ロープウェイの運行時間に合わせて計画を立てよう。

Q. 安達太良山に初心者でも登れる?

ロープウェイ利用のピストンなら初心者でも十分に楽しめる。ただし、鉄山まで周回する場合は岩場や滑りやすい箇所があるので、ある程度の経験があった方がいい。


登山をもっと安全に楽しむために

安達太良山は活火山。噴火口付近はガスで立ち入り禁止区域もある。登山届の提出と最新の火山情報の確認は忘れずに。

  • 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
  • 登山保険:僕はモンベルの野あそび保険に入っている。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるから安心
  • ガイド付き登山:安達太良山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。特に鉄山周回ルートは、初めてなら心強い

では、またどこかのお山で👋

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