【14座目】石鎚山 成就社ルート|鎖場全制覇で西日本最高峰へ!天狗岳・南尖峰の絶景が待っていた

南尖峰到着!! 100名山
南尖峰到着!!

西日本最高峰・石鎚山。標高1,982mの天狗岳に立ったとき、眼下に広がる雲海と紅葉の山並みに思わず声が出た。

この山の醍醐味は、なんと言っても4つの鎖場。試しの鎖・一の鎖・二の鎖・三の鎖を全部登って、山頂からさらに天狗岳・南尖峰まで足を延ばしてきた。11月中旬、紅葉の終わりかけに雪もちらっと残る石鎚山の記録。


この記事でわかること

  • 石鎚山・成就社ルートのコース詳細と所要時間
  • 試しの鎖〜三の鎖、4つの鎖場のリアルな難易度
  • 天狗岳・南尖峰への縦走ルートの様子
  • ロープウェイを使った日帰り登山のアクセス情報
  • 11月中旬の紅葉と積雪の状況

登山データ

項目データ
山名石鎚山(1,982m)
ルート成就社ルート(山頂成就駅 ピストン)
日程2020年11月14日(土)日帰り
行動時間7時間02分
距離9.1km
累積標高登り1,096m / 下り1,101m
天気晴れ
山頂成就駅からスタート
山頂成就駅からスタート

成就社ルートを選んだ理由

石鎚山の登山ルートはいくつかあるけど、成就社ルートはロープウェイで一気に標高を稼げるのが魅力。初めての石鎚山だったので、アクセスのよさと鎖場を全部楽しめるこのルートを選んだ。

前日に愛媛入りして前泊。せっかくの遠征だから、万全の状態で臨みたかった。

ロープウェイからの紅葉
ロープウェイからの紅葉

コース詳細|時間帯ごとのレポート

山頂成就駅〜成就社(約20分)

ロープウェイを降りて、まずは成就社を目指す。参道沿いには落ち葉が敷き詰められて、秋の雰囲気たっぷり。

途中、奥前神寺を通過。石鎚山は修験道の山だから、あちこちに神社仏閣がある。

落ち葉が秋の訪れを感じさせる
落ち葉が秋の訪れを感じさせる
成就社に到着
成就社に到着

成就社〜試しの鎖(約50分)

成就社からいよいよ登山道へ。最初はなだらかな道だけど、徐々に山らしくなってくる。

そして階段。これがなかなか多い💦 ひたすら階段を登る区間があって、地味にキツい。

山らしくなってきた登山道
山らしくなってきた登山道
とにかく階段が多い
とにかく階段が多い

試しの鎖〜夜明峠(約40分)

最初の鎖場「試しの鎖」に到着。名前は「試し」だけど、実はこれが一番ヤバかった。かなりの急斜面で、しかも登った先から下って元の高さに戻るという修行スタイル😅

登りきったところからの眺めは絶景。石鎚ブルーとでも言いたくなるような、澄みきった青空が広がっていた。

夜明峠まで来ると、石鎚山の全容がドーンと見える。テンション上がる。

試しの鎖にチャレンジ
試しの鎖にチャレンジ
鎖場の上から絶景が広がる
鎖場の上から絶景が広がる

一の鎖〜二の鎖(約30分)

一の鎖は短め。試しの鎖を越えた後だと、わりとあっさり感じる。

続いて二の鎖。こっちはそこそこの長さがあって、鎖を掴みながらグイグイ登っていく。高度感もあるけど、鎖がしっかりしているから安心感はある。

一の鎖は比較的短い
一の鎖は比較的短い
二の鎖を見上げる
二の鎖を見上げる

三の鎖〜石鎚山山頂(約25分)

ラスボスの三の鎖。ハシゴ混じりの鎖場で、ここまでの鎖とはちょっと雰囲気が違う。

11月中旬ということもあって、山頂付近には雪が残っていた。鎖に雪がついていると滑るから要注意。

全部の鎖を登りきった達成感はかなりのもの✌️

三の鎖付近、雪が残っている
三の鎖付近、雪が残っている
雪が残って滑りやすい
雪が残って滑りやすい
鎖を全制覇した達成感
鎖を全制覇した達成感

石鎚山山頂(12:04着)

弥山(石鎚神社頂上社)に到着。ここが一般的な山頂だけど、最高点は目の前に見える天狗岳(1,982m)。

山頂からの景色は文句なし。雲海の上に山々が浮かんでいて、まさに西日本最高峰からの眺め。

山頂から天狗岳を望む
山頂から天狗岳を望む
天狗岳への稜線
天狗岳への稜線

天狗岳・南尖峰へ(約50分)

弥山から天狗岳へは、やせ尾根を渡っていく。ここがまた高度感すごい💦 でもせっかく来たんだから行くしかない。

天狗岳のてっぺんでちょっと休憩。疲れたのでゴロッと横になったり(笑)

お立ち台みたいな岩の上に立つと、足がすくむほどの高度感。怖いけど最高。

さらに南尖峰まで足を延ばした。ここまで来る人は少ないけど、雲海をバックにした景色は格別。

天狗岳の岩の上でポーズ
天狗岳の岩の上でお昼寝
お立ち台に立つ
お立ち台に立つ
南尖峰に到着
南尖峰に到着
雲海をバックに
雲海をバックに
足がすくむ高度感
足がすくむ高度感

昼食

天狗岳周辺で昼食タイム。山の上で食べるご飯はやっぱり最高。景色を眺めながらのんびり。

山頂付近での昼食
山頂付近での昼食

下山(約2時間30分)

13:54に下山開始。来た道を戻る。鎖場は巻き道を使って下山。

成就社まで戻ってきたあたりで、紅葉がまだ綺麗に残っていた。登りのときは余裕がなくて見逃してた景色を、下山では楽しむ余裕があった🍁

15:39にロープウェイ山頂成就駅に到着。お疲れさま。

だいぶ下りてきた
だいぶ下りてきた
下山途中の紅葉がきれい
下山途中の紅葉がきれい
ロープウェイで下山
ロープウェイで下山

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • いよ西条ICから国道11号・県道12号経由で石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅まで約30km
  • 山道だけど道幅は広めで走りやすい
  • 冬期は路面凍結に注意

駐車場

駐車場台数料金備考
ロープウェイ山麓駅周辺駐車場約200台700円/日ロープウェイ駅まで徒歩すぐ
京屋旅館駐車場約50台500円/日少し離れるが料金安め

紅葉シーズンの週末は早めに埋まるから、できれば早朝到着がおすすめ。

公共交通機関の場合

  • JR予讃線「伊予西条駅」からせとうちバスで「ロープウェイ前」下車(約1時間)
  • バスの本数が限られるので、事前に時刻表を確認しておくこと

ロープウェイ情報

  • 石鎚登山ロープウェイ:山麓下谷駅〜山頂成就駅(約8分)
  • 往復2,200円(2024年時点)
  • 始発は季節によって変動。紅葉シーズンは8:00前後

必要な装備

石鎚山は鎖場が4か所あるルート。装備はしっかり準備しておきたい。

必須装備

装備ポイント
登山靴鎖場でのグリップが重要。ソールの硬いものを
グローブ鎖を掴むので必須。滑り止め付きがベスト
ヘルメット鎖場での落石リスクあり。天狗岳方面は特に推奨
レインウェア山の天気は変わりやすい。防風にもなる
防寒着11月は山頂付近で積雪の可能性あり

僕が使っている装備

今回の鎖場では手袋が大活躍。鎖を素手で掴むと手が痛くなるし、11月だと冷たい。滑り止め付きの作業用グローブでも十分いける。

鎖場メインの山にはグリップ力のあるグローブが必須。指先が使えるタイプだと細かい動きもしやすい。

あると便利な装備

  • トレッキングポール:鎖場以外の区間で足の負担を軽減できる。ただし鎖場ではザックにしまうこと
  • 行動食:行動時間7時間。こまめなエネルギー補給が大事

鎖場全制覇して感じたこと

石鎚山の鎖場は「修行」そのもの。試しの鎖が一番インパクトあったかも。登って下りて元に戻るって、まさに修行の精神(笑)

相方がポールを上から落として、僕がキャッチするというハプニングもあった😅 鎖場ではポールはしっかりザックに固定しておこう。教訓。

天狗岳から南尖峰までの稜線は、高度感がすごいけど行く価値あり。石鎚山に来たなら、弥山だけで帰るのはもったいない。あの景色は西日本最高峰ならではのもの。

11月中旬で山頂付近に雪が残っていたのは少し驚いた。四国とはいえ、標高2,000m近くなるとしっかり冬が近づいてくる。


まとめ|石鎚山に挑戦する人へ

石鎚山は鎖場あり、絶景あり、修験道の歴史ありで、とにかく充実感のある山。ロープウェイを使えば日帰りで十分楽しめる。

成就社ルートが向いている人:

  • 鎖場をガッツリ楽しみたい
  • ロープウェイでアクセスよく登りたい
  • 天狗岳・南尖峰まで足を延ばしたい

土小屋ルートの方がいい人:

  • 鎖場を避けたい・高所が苦手
  • もう少し緩やかに山頂を目指したい

鎖場は全て巻き道があるから、無理せず自分のレベルに合わせて選べるのも石鎚山のいいところ。でもせっかくなら、1つくらいは鎖にチャレンジしてみてほしい。


よくある質問(石鎚山 Q&A)

Q. 石鎚山の難易度は?

鎖場を全て巻き道で回避すれば中級者向け。鎖場に挑戦するなら、それなりの体力と高所への耐性が必要。天狗岳・南尖峰方面はやせ尾根で上級者向け。

Q. 石鎚山の登山適期は?

5月〜11月が一般的。紅葉は10月中旬〜11月上旬が見頃。11月中旬以降は山頂付近で積雪の可能性があるので防寒装備を忘れずに。

Q. 成就社ルートのコースタイムは?

ロープウェイ山頂成就駅から石鎚山(弥山)まで約3時間。天狗岳・南尖峰まで足を延ばすと往復でプラス1時間。下山は約2時間30分。合計7時間前後を見ておくといい。

Q. 石鎚山に初心者でも登れる?

鎖場を巻き道で回避すれば初心者でも登れる。ただし累積標高差は1,000m超えるので、それなりの体力は必要。まずは成就社ルートでロープウェイを利用するのがおすすめ。


登山をもっと安全に楽しむために

石鎚山は鎖場が多いルートだから、安全対策はしっかりしておきたい。

  • 登山届:愛媛県警のオンライン提出、またはコンパスから提出できる。ロープウェイ駅にも用紙あり
  • 登山保険:モンベルの野あそび保険。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるから安心。
  • ガイド付き登山:鎖場が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。石鎚山は人気の山だからツアーも充実している。

では、またどこかのお山で👋


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