【006座目】白山 砂防新道~観光新道周回|深夜スタートで見た満天の星と御来光

到着っす いえーい 100名山
到着っす いえーい

百名山6座目は日本三霊山のひとつ、白山。

深夜1時過ぎに市ノ瀬駐車場に着いて、ウキウキして仮眠もとれないまま真っ暗な中をスタート。登山口までの道中で見上げた空には、ラメみたいにキラキラした星がびっしり。「こんなにいっぱい星があったのか」と見とれてしまった。

そこから御来光を浴びながら砂防新道を登り、御前峰と大汝峰の2座を踏んで、観光新道で下山。行動時間ほぼ12時間のロングコースだったけど、充実感がハンパない一日だった。


この記事でわかること

  • 砂防新道~観光新道の周回ルートの全容
  • 深夜スタートで星空と御来光を楽しむ方法
  • 白山室堂の雰囲気と設備
  • 御前峰から大汝峰へのお池巡りコース
  • 市ノ瀬駐車場とシャトルバスの情報

登山データ

項目データ
山名白山・御前峰(2,702m)/ 大汝峰(2,684m)
ルート砂防新道~御前峰~大汝峰~観光新道(市ノ瀬~別当出合 周回)
日程2020年8月30日(日)日帰り
行動時間11時間59分
距離19.9km
累積標高登り2,119m / 下り1,685m
天気晴れ → 午後からガス・雨
市ノ瀬ビジターセンター、今日のスタート地点
市ノ瀬ビジターセンター、今日のスタート地点

砂防新道~観光新道の周回を選んだ理由

今回はソロ。砂防新道から登って、観光新道で下りてくる周回ルートにした。

砂防新道は白山の王道ルートで、トイレや避難小屋が整備されていて安心感がある。帰りは観光新道で違う景色を楽しみながら下山する計画。距離19.9km・行動時間ほぼ12時間のロングコースだけど、せっかくなら御前峰だけじゃなく大汝峰も踏みたかった。

砂防新道の入口、ここから登っていく
砂防新道の入口、ここから登っていく

コース詳細|時間帯ごとのレポート

市ノ瀬駐車場~別当出合登山口(02:21~03:56 / 約1時間35分)

日曜日は登山口の駐車場が使えず、下の市ノ瀬駐車場に車を停めてバスで登山口まで行くシステム。ただし、この時間はバスが走っていないので歩いてスタート。

午前1時頃に到着して仮眠するつもりだったけど、ウキウキして全然寝れなかった😅 真っ暗な道を歩き始める。

登山口までの道中、見上げた空が凄かった。星がラメみたいにびっしり。スマホじゃ撮れないのが悔しいけど、こんなに星があったのかと。途中でおにぎりをパクつきながら、ようやく別当出合登山口に到着。

駐車場のトイレ
駐車場のトイレ
暗闇の中、橋を渡って進む
暗闇の中、橋を渡って進む
別当出合登山口に到着
別当出合登山口に到着

別当出合~甚之助避難小屋(03:56~06:10 / 約2時間14分)

砂防新道の入口で吊り橋を渡る。真っ暗で何も見えない😅 ヘッドライトの灯りだけが頼り。

登り始めてしばらくすると、空が変わり始めた。夜明けが近づいてくる。

東の空がだんだんオレンジに染まっていく。朝焼けが…これは早起きのご褒美。あっという間に太陽が顔を出して、あたりが明るくなった。

途中にはトイレもあって助かる。登山道沿いの花はまだ暗くてよく見えなかったけど💦

のんびり歩いて甚之助避難小屋に到着。ここもトイレがあって綺麗だった。寒いなと思ったけど、日が出てからは気持ちのいい天気に。雲海も見えて、テンションが上がる。

途中でお腹が空いたのでエネルギー補給。

暗闘の中の吊り橋
暗闘の中の吊り橋
東の空が染まる夜明け
東の空が染まる夜明け
朝日が昇った瞬間
朝日が昇った瞬間
甚之助避難小屋
甚之助避難小屋
避難小屋付近から見えた雲海
避難小屋付近から見えた雲海
途中でエネルギー補給
途中でエネルギー補給

甚之助避難小屋~黒ボコ岩~白山室堂(06:10~07:49 / 約1時間39分)

甚之助避難小屋から先は、日も完全に昇って気持ちのいい稜線歩き。活火山らしい荒々しい景色も見える。

のんびり歩いて黒ボコ岩に到着。夏の花が咲いていて、「夏だぞ!」ってアピールしてくる(笑)

黒ボコ岩を越えると風景がガラッと変わる。弥陀ヶ原の木道を歩いていくと、白山室堂が見えてきた。

白山室堂に到着。宿泊施設もあって、泊まりの登山者もちらほら。ここで少し休憩して、いよいよ御前峰へ。

活火山らしい風景
活火山らしい風景
日が完全に昇った登山道
日が完全に昇った登山道
黒ボコ岩
黒ボコ岩
夏の高山植物
夏の高山植物
弥陀ヶ原の美しい風景
弥陀ヶ原の美しい風景

白山室堂~御前峰 山頂(07:49~08:24 / 約35分)

室堂から御前峰への最後の登り。見えているのになかなか近づけない…寝不足もあってかなりしんどい💦

でも登りきった先には最高の景色が待っていた。

御前峰山頂、到着!百名山6座目✌️

360度見渡せて最高。遠くにはアルプスの山々も見える…多分(笑) 山頂標識の裏にも文字が書いてあるのを発見。日本三霊山の貫禄。

御前峰への登り、なかなか近づけない
御前峰への登り、なかなか近づけない
御前峰山頂に到着
御前峰山頂に到着
山頂標識の裏側
山頂標識の裏側
山頂からの360度パノラマ
山頂からの360度パノラマ
山頂から見えたアルプスの山々
山頂から見えたアルプスの山々

御前峰~お池巡り~大汝峰(08:24~09:57 / 約1時間33分)

御前峰の山頂を満喫して、次は大汝峰へ。まずは御前峰のガレ場を下っていく。

途中、スマイルみたいな形の池を発見。白山のお池巡りコースは、火山ならではの神秘的な景色が楽しめる。

大汝峰が見えてきた。岩をよじ登る箇所もあるけど、その後は少し穏やかな感じになる。

大汝峰に到着。本日2つ目のピーク。ここからの眺めもいい。小腹が空いたのでまた補給。

ただ、下りていくとガスが出始めてきた。

御前峰のガレ場を下る
御前峰のガレ場を下る
スマイルみたいな形の池
スマイルみたいな形の池
大汝峰を望む
大汝峰を望む
岩場をよじ登る
岩場をよじ登る
大汝峰山頂
大汝峰山頂
大汝峰で小腹を満たす
大汝峰で小腹を満たす

室堂に戻って昼食(10:37~11:50)

大汝峰から下ってくる途中、キノコ…いや雪のような不思議なものを発見。8月末なのにすごい😄

白山室堂に戻って、今回最後のごはん。卵を入れたラーメン(たぶん)で腹ごしらえ。ロングコースだから、こまめな補給が大事。

キノコのような雪のような不思議なもの
キノコのような雪のような不思議なもの
室堂で最後の食事タイム
室堂で最後の食事タイム

下山・観光新道(11:50~14:21 / 約2時間31分)

下山開始。やっぱりガスってる😅 天気予報通りだ。

観光新道は岩のトンネルを抜けるような箇所もあって面白い。ただ、ここから先は滑りやすい岩が急勾配で待ち構えていて、写真を撮るのも忘れるくらい集中していた💦

予報通り雨も降ってきて、濡れた石がめちゃくちゃ滑る。ゲームかっていうくらい💦 レンタカーの返却時間もあったので急ぎ足に。

なんとか無事に別当出合登山口まで下山。行きは暗くて見えなかった橋をバックに一枚。帰りはバスに乗って市ノ瀬駐車場へ。バス代500円なり。

下山開始、ガスの中へ
下山開始、ガスの中へ
岩のトンネル
岩のトンネル
雨に濡れながら無事に下山
雨に濡れながら無事に下山
行きは暗くて見えなかった橋
行きは暗くて見えなかった橋
帰りのバス
帰りのバス

下山して駐車場に着いたら、超快晴☀️ 山はガスっていたのに下界は晴れてるっていう、山あるある(笑)

駐車場は快晴、山あるある
駐車場は快晴、山あるある

アクセス・駐車場情報

車の場合

  • 白山ICから国道157号経由で市ノ瀬駐車場まで約40km
  • 道路は整備されているが、山間部はカーブが多い
  • 土日祝はマイカー規制あり:別当出合駐車場は使えず、市ノ瀬駐車場からシャトルバスに乗り換え

駐車場

駐車場台数料金備考
市ノ瀬駐車場約750台無料トイレあり。マイカー規制時の拠点
別当出合駐車場約200台無料平日のみ利用可(土日祝はマイカー規制)

今回は日曜だったので市ノ瀬駐車場を利用。駐車場自体は無料で、シャトルバスが片道500円。深夜着で始発バスより前にスタートしたので、行きは歩いて登山口まで向かった。

公共交通機関の場合

  • JR金沢駅から北陸鉄道バスで白山登山バス「別当出合」下車(約2時間30分)
  • 夏季の登山シーズンのみ運行。事前に運行日を確認しておこう

必要な装備

距離19.9km・行動時間12時間のロングコース。深夜スタートするなら、暗闘対策も含めてしっかり準備が必要。

必須装備

装備ポイント
登山靴岩場+ガレ場が多い。ソールのしっかりしたもの
レインウェア午後から天気が崩れやすい。必携
ヘッドライト深夜スタートなら必須。予備電池も忘れずに
水分室堂で補給できるが、2L以上は持っていきたい
行動食12時間の行動に耐えるだけのエネルギーを
防寒着深夜〜早朝は夏でも寒い。フリースかウィンドシェルを

僕が使っている装備

今回はソロで深夜スタートだったから、ヘッドライトの性能が重要だった。市ノ瀬から別当出合までの林道歩きは真っ暗で、しっかり照らせるライトがないと不安になる。

ヘッドライトは明るさと電池の持ちが大事。ロングコースでは予備電池も必ず持っていこう。

あると便利な装備

  • トレッキングポール:距離が長いので、脚への負担を軽減できる
  • ゲイター:観光新道の下りで雨に降られると、泥跳ねが気になる

星空と御来光、そして最後の雨

この山行で一番印象に残っているのは、市ノ瀬から別当出合までの道中で見た星空。スマホじゃ撮れなかったのが本当に悔しいけど、空一面にラメみたいにキラキラした星がびっしりだった。深夜スタートじゃないと見れない景色。

そして夜明け。東の空がオレンジに染まって、太陽がゆっくり昇ってくる。刻々と変わる空の色を見ながら歩けるのは、早朝出発の特権。

御前峰の山頂からは360度の大パノラマ。アルプスの山々まで見渡せる(たぶん)贅沢な眺め。大汝峰まで足を延ばして、お池巡りも楽しめた。

ただ、のんびりしすぎた代償で、下山は天気予報通りの雨☂️ 観光新道の濡れた岩は滑りやすくて、かなり集中力を使った。レンタカーの返却時間も迫っていて、最後は急ぎ足。でも無事に下山できてよかった。

駐車場に戻ったら超快晴。山の天気って本当に読めない(笑)

駐車場で見つけた鎖に繋がれた大きな石
駐車場で見つけた鎖に繋がれた大きな石
登山道沿いの若返りの水?
登山道沿いの若返りの水?

まとめ|白山に挑戦する人へ

白山は距離も標高差もあるロングコース。日帰りなら早朝(できれば深夜)スタートが必須。室堂泊にすれば余裕を持って楽しめる。

砂防新道~観光新道の日帰り周回が向いている人:

  • 体力に自信があって、ロングコースを歩ける人
  • 御前峰だけでなく大汝峰やお池巡りも楽しみたい人
  • 星空や御来光を見たい人(深夜スタート推奨)

室堂泊がおすすめの人:

  • 日帰りはキツいけど白山を満喫したい人
  • のんびり山頂でご来光を見たい人
  • 初めての白山で不安がある人

深夜スタートはキツいけど、星空と御来光のダブルご褒美がある。僕は寝不足で後半バテバテだったけど、あの星空は忘れられない。


よくある質問(白山 Q&A)

Q. 白山の難易度は?

砂防新道は登山道が整備されていて技術的に難しいところはない。ただし、距離19.9km・累積標高2,000m超のロングコースなので、体力は必要。日帰りなら中級者以上向け。室堂泊にすれば初中級者でも楽しめる。

Q. 白山の登山適期は?

7月~10月がベストシーズン。7月は高山植物が見頃、8月は夏山らしい爽快な登山、9月下旬~10月は紅葉が楽しめる。冬期は積雪が多く、経験者向け。

Q. 砂防新道の日帰りコースタイムは?

僕の場合は大汝峰も含めて約12時間(距離19.9km)。御前峰のみなら8~10時間程度。標準コースタイムより余裕を持った計画を。

Q. 白山に初心者でも登れる?

室堂泊の1泊2日なら初心者でも十分に楽しめる。日帰りは距離が長いので、ある程度の経験と体力が必要。まずは室堂泊で白山を味わってみるのがおすすめ。


登山をもっと安全に楽しむために

白山は日本三霊山のひとつであり活火山でもある。天気の変化が早く、午後からガスや雨になることも多い。基本的な安全対策はしっかりしておきたい。

  • 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
  • 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
  • ガイド付き登山:白山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。室堂泊のツアーなら、ペース配分も安心

では、またどこかのお山で👋


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