百名山6座目は日本三霊山のひとつ、白山。
深夜1時過ぎに市ノ瀬駐車場に着いて、ウキウキして仮眠もとれないまま真っ暗な中をスタート。登山口までの道中で見上げた空には、ラメみたいにキラキラした星がびっしり。「こんなにいっぱい星があったのか」と見とれてしまった。
そこから御来光を浴びながら砂防新道を登り、御前峰と大汝峰の2座を踏んで、観光新道で下山。行動時間ほぼ12時間のロングコースだったけど、充実感がハンパない一日だった。
この記事でわかること
- 砂防新道~観光新道の周回ルートの全容
- 深夜スタートで星空と御来光を楽しむ方法
- 白山室堂の雰囲気と設備
- 御前峰から大汝峰へのお池巡りコース
- 市ノ瀬駐車場とシャトルバスの情報
登山データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 山名 | 白山・御前峰(2,702m)/ 大汝峰(2,684m) |
| ルート | 砂防新道~御前峰~大汝峰~観光新道(市ノ瀬~別当出合 周回) |
| 日程 | 2020年8月30日(日)日帰り |
| 行動時間 | 11時間59分 |
| 距離 | 19.9km |
| 累積標高 | 登り2,119m / 下り1,685m |
| 天気 | 晴れ → 午後からガス・雨 |

砂防新道~観光新道の周回を選んだ理由
今回はソロ。砂防新道から登って、観光新道で下りてくる周回ルートにした。
砂防新道は白山の王道ルートで、トイレや避難小屋が整備されていて安心感がある。帰りは観光新道で違う景色を楽しみながら下山する計画。距離19.9km・行動時間ほぼ12時間のロングコースだけど、せっかくなら御前峰だけじゃなく大汝峰も踏みたかった。

コース詳細|時間帯ごとのレポート
市ノ瀬駐車場~別当出合登山口(02:21~03:56 / 約1時間35分)
日曜日は登山口の駐車場が使えず、下の市ノ瀬駐車場に車を停めてバスで登山口まで行くシステム。ただし、この時間はバスが走っていないので歩いてスタート。
午前1時頃に到着して仮眠するつもりだったけど、ウキウキして全然寝れなかった😅 真っ暗な道を歩き始める。
登山口までの道中、見上げた空が凄かった。星がラメみたいにびっしり。スマホじゃ撮れないのが悔しいけど、こんなに星があったのかと。途中でおにぎりをパクつきながら、ようやく別当出合登山口に到着。



別当出合~甚之助避難小屋(03:56~06:10 / 約2時間14分)
砂防新道の入口で吊り橋を渡る。真っ暗で何も見えない😅 ヘッドライトの灯りだけが頼り。
登り始めてしばらくすると、空が変わり始めた。夜明けが近づいてくる。
東の空がだんだんオレンジに染まっていく。朝焼けが…これは早起きのご褒美。あっという間に太陽が顔を出して、あたりが明るくなった。
途中にはトイレもあって助かる。登山道沿いの花はまだ暗くてよく見えなかったけど💦
のんびり歩いて甚之助避難小屋に到着。ここもトイレがあって綺麗だった。寒いなと思ったけど、日が出てからは気持ちのいい天気に。雲海も見えて、テンションが上がる。
途中でお腹が空いたのでエネルギー補給。






甚之助避難小屋~黒ボコ岩~白山室堂(06:10~07:49 / 約1時間39分)
甚之助避難小屋から先は、日も完全に昇って気持ちのいい稜線歩き。活火山らしい荒々しい景色も見える。
のんびり歩いて黒ボコ岩に到着。夏の花が咲いていて、「夏だぞ!」ってアピールしてくる(笑)
黒ボコ岩を越えると風景がガラッと変わる。弥陀ヶ原の木道を歩いていくと、白山室堂が見えてきた。
白山室堂に到着。宿泊施設もあって、泊まりの登山者もちらほら。ここで少し休憩して、いよいよ御前峰へ。





白山室堂~御前峰 山頂(07:49~08:24 / 約35分)
室堂から御前峰への最後の登り。見えているのになかなか近づけない…寝不足もあってかなりしんどい💦
でも登りきった先には最高の景色が待っていた。
御前峰山頂、到着!百名山6座目✌️
360度見渡せて最高。遠くにはアルプスの山々も見える…多分(笑) 山頂標識の裏にも文字が書いてあるのを発見。日本三霊山の貫禄。





御前峰~お池巡り~大汝峰(08:24~09:57 / 約1時間33分)
御前峰の山頂を満喫して、次は大汝峰へ。まずは御前峰のガレ場を下っていく。
途中、スマイルみたいな形の池を発見。白山のお池巡りコースは、火山ならではの神秘的な景色が楽しめる。
大汝峰が見えてきた。岩をよじ登る箇所もあるけど、その後は少し穏やかな感じになる。
大汝峰に到着。本日2つ目のピーク。ここからの眺めもいい。小腹が空いたのでまた補給。
ただ、下りていくとガスが出始めてきた。






室堂に戻って昼食(10:37~11:50)
大汝峰から下ってくる途中、キノコ…いや雪のような不思議なものを発見。8月末なのにすごい😄
白山室堂に戻って、今回最後のごはん。卵を入れたラーメン(たぶん)で腹ごしらえ。ロングコースだから、こまめな補給が大事。


下山・観光新道(11:50~14:21 / 約2時間31分)
下山開始。やっぱりガスってる😅 天気予報通りだ。
観光新道は岩のトンネルを抜けるような箇所もあって面白い。ただ、ここから先は滑りやすい岩が急勾配で待ち構えていて、写真を撮るのも忘れるくらい集中していた💦
予報通り雨も降ってきて、濡れた石がめちゃくちゃ滑る。ゲームかっていうくらい💦 レンタカーの返却時間もあったので急ぎ足に。
なんとか無事に別当出合登山口まで下山。行きは暗くて見えなかった橋をバックに一枚。帰りはバスに乗って市ノ瀬駐車場へ。バス代500円なり。





下山して駐車場に着いたら、超快晴☀️ 山はガスっていたのに下界は晴れてるっていう、山あるある(笑)

アクセス・駐車場情報
車の場合
- 白山ICから国道157号経由で市ノ瀬駐車場まで約40km
- 道路は整備されているが、山間部はカーブが多い
- 土日祝はマイカー規制あり:別当出合駐車場は使えず、市ノ瀬駐車場からシャトルバスに乗り換え
駐車場
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 市ノ瀬駐車場 | 約750台 | 無料 | トイレあり。マイカー規制時の拠点 |
| 別当出合駐車場 | 約200台 | 無料 | 平日のみ利用可(土日祝はマイカー規制) |
今回は日曜だったので市ノ瀬駐車場を利用。駐車場自体は無料で、シャトルバスが片道500円。深夜着で始発バスより前にスタートしたので、行きは歩いて登山口まで向かった。
公共交通機関の場合
- JR金沢駅から北陸鉄道バスで白山登山バス「別当出合」下車(約2時間30分)
- 夏季の登山シーズンのみ運行。事前に運行日を確認しておこう
必要な装備
距離19.9km・行動時間12時間のロングコース。深夜スタートするなら、暗闘対策も含めてしっかり準備が必要。
必須装備
| 装備 | ポイント |
|---|---|
| 登山靴 | 岩場+ガレ場が多い。ソールのしっかりしたもの |
| レインウェア | 午後から天気が崩れやすい。必携 |
| ヘッドライト | 深夜スタートなら必須。予備電池も忘れずに |
| 水分 | 室堂で補給できるが、2L以上は持っていきたい |
| 行動食 | 12時間の行動に耐えるだけのエネルギーを |
| 防寒着 | 深夜〜早朝は夏でも寒い。フリースかウィンドシェルを |
僕が使っている装備
今回はソロで深夜スタートだったから、ヘッドライトの性能が重要だった。市ノ瀬から別当出合までの林道歩きは真っ暗で、しっかり照らせるライトがないと不安になる。
ヘッドライトは明るさと電池の持ちが大事。ロングコースでは予備電池も必ず持っていこう。
あると便利な装備
- トレッキングポール:距離が長いので、脚への負担を軽減できる
- ゲイター:観光新道の下りで雨に降られると、泥跳ねが気になる
星空と御来光、そして最後の雨
この山行で一番印象に残っているのは、市ノ瀬から別当出合までの道中で見た星空。スマホじゃ撮れなかったのが本当に悔しいけど、空一面にラメみたいにキラキラした星がびっしりだった。深夜スタートじゃないと見れない景色。
そして夜明け。東の空がオレンジに染まって、太陽がゆっくり昇ってくる。刻々と変わる空の色を見ながら歩けるのは、早朝出発の特権。
御前峰の山頂からは360度の大パノラマ。アルプスの山々まで見渡せる(たぶん)贅沢な眺め。大汝峰まで足を延ばして、お池巡りも楽しめた。
ただ、のんびりしすぎた代償で、下山は天気予報通りの雨☂️ 観光新道の濡れた岩は滑りやすくて、かなり集中力を使った。レンタカーの返却時間も迫っていて、最後は急ぎ足。でも無事に下山できてよかった。
駐車場に戻ったら超快晴。山の天気って本当に読めない(笑)


まとめ|白山に挑戦する人へ
白山は距離も標高差もあるロングコース。日帰りなら早朝(できれば深夜)スタートが必須。室堂泊にすれば余裕を持って楽しめる。
砂防新道~観光新道の日帰り周回が向いている人:
- 体力に自信があって、ロングコースを歩ける人
- 御前峰だけでなく大汝峰やお池巡りも楽しみたい人
- 星空や御来光を見たい人(深夜スタート推奨)
室堂泊がおすすめの人:
- 日帰りはキツいけど白山を満喫したい人
- のんびり山頂でご来光を見たい人
- 初めての白山で不安がある人
深夜スタートはキツいけど、星空と御来光のダブルご褒美がある。僕は寝不足で後半バテバテだったけど、あの星空は忘れられない。
よくある質問(白山 Q&A)
Q. 白山の難易度は?
砂防新道は登山道が整備されていて技術的に難しいところはない。ただし、距離19.9km・累積標高2,000m超のロングコースなので、体力は必要。日帰りなら中級者以上向け。室堂泊にすれば初中級者でも楽しめる。
Q. 白山の登山適期は?
7月~10月がベストシーズン。7月は高山植物が見頃、8月は夏山らしい爽快な登山、9月下旬~10月は紅葉が楽しめる。冬期は積雪が多く、経験者向け。
Q. 砂防新道の日帰りコースタイムは?
僕の場合は大汝峰も含めて約12時間(距離19.9km)。御前峰のみなら8~10時間程度。標準コースタイムより余裕を持った計画を。
Q. 白山に初心者でも登れる?
室堂泊の1泊2日なら初心者でも十分に楽しめる。日帰りは距離が長いので、ある程度の経験と体力が必要。まずは室堂泊で白山を味わってみるのがおすすめ。
登山をもっと安全に楽しむために
白山は日本三霊山のひとつであり活火山でもある。天気の変化が早く、午後からガスや雨になることも多い。基本的な安全対策はしっかりしておきたい。
- 登山届:コンパス(電子登山届)で事前に提出できる。スマホからでも簡単
- 登山保険:登山保険に入っておくと安心。年間数千円で遭難時の捜索費用もカバーされるものがある
- ガイド付き登山:白山が不安な人は、ガイドツアーという選択肢もある。室堂泊のツアーなら、ペース配分も安心
では、またどこかのお山で👋




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